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気がつけばふるさと離れて34年

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日独の歴史的な日

2019-11-10 18:07:00 | 日記
昨日11月9日はベルリンで「ベルリンの壁崩壊30周年」の記念式典が行われました。
ブランデンブルク門脇の特設ステージではシュタインマイヤー大統領の演説やバレンボイム指揮のベートーベンの第5「運命」が演奏されました。


昔の壁もポップに塗り替えされてライトアップされました。



注目を集めたのは長さ150メートルにわたって道路を覆った10万本のテープのカーペットです。
3万本のテープには壁や国境に関するメッセージが書かれています。




今日はYouTube で昨夜の「天皇陛下御即位をお祝いする国民の祭典」を視聴しました。

2019年11月9日は日独両国にとって特別な日として歴史に刻まれることでしょう。
それにしても日本の式典ではドイツに比べてご挨拶される人の数が多いように思いました。




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イベリコ豚

2019-11-08 17:13:00 | グルメ
私が住む田舎のスーパーでもイベリコ豚を取り扱うようになりました。
先日の昼食はイベリコ豚の骨付きロースをフライパンで焼いて、ポルチーニ茸とジャガイモのダンプリング(インスタント)を付け合わせました。
脂身がさっぱりして美味しいお肉でした。






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時事ひとりごと - 37(自由の値段)

2019-11-07 16:50:57 | 時事ひとりごと
明後日の11月9日は「ベルリンの壁」が崩壊して30年になる記念の日です。

今週ドイツのメディアは色々な記念特集記事や番組を報道しています。

今週の月曜日から3夜連続でドイツ第二テレビ(ZDF)で放映されたテレビ番組”Preis der Freiheit(自由の値段)”もそのひとつです。



東西ドイツに分断されていた頃の東ドイツ(ドイツ民主共和国)と西ドイツ(ドイツ連邦共和国)間には東ドイツ側に収容されていた政治犯を釈放して西ドイツに引き渡すという密約がありました。

そして釈放される政治犯ひとりあたりに対する対価(西ドイツマルク)も交渉で決められていました。

1963年から1989年までの間に33755人が西ドイツに釈放され、その対価として西ドイツは合計で約35億マルク支払ったということです。

当時の東ドイツの対外貿易省には商業調整部があり、この部署の仕事は資本主義国と(非公式に)対外貿易をして外貨を獲得することでした。

上の写真の真ん中に座る女性がこの商業調整部のチーフをしています。

この商業調整部が西ドイツ側の担当官と政治犯の「値段」の交渉にあたるシーンは「政治犯の自由」があたかも物品のように取り扱われており、とても奇異な感じでした。

どこまで史実に即して描かれているかわかりませんが、今年視聴したテレビドラマの中では秀逸な作品だと思います。

ベルリンの壁が崩壊して西側への通行が自由になったことや自由に自分の意見を表明できることで当初はみんな歓喜に浸っていたし、
流血事件もなく東西ドイツが統一したことはやはり「奇跡」と呼んで良いと思います。



ただ当時の東ドイツにはそれまで真面目に仕事をして、裕福とはいえないにしてもある程度自分たちの生活に満足していた人々も多くいたこと。自由な言論、西側への自由な移動をそれほど重要なものとしてとらえていなかった人たちも多くいたこと。そしてその人たちが大量に解雇され失業してしまったことは事実です。

40年間、違う政治体制下で分断されてきた国を統一するのはとても困難なことだと痛感します。











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村上春樹の翻訳家

2019-11-06 15:29:29 | 日記
友人からまた「暮らしの手帖」をお借りしました。
今回特に興味深く読んだ記事は「村上春樹の翻訳家」でした。



世界中にいる翻訳者の中のおひとりでデンマーク語へ翻訳しているメッテ・ホルムさんのことです。



メッテ・ホルムさんは2001年に村上春樹の『ねじまき鳥クロニクル』をデンマーク語に訳して以来、村上作品の翻訳はすべて手がけているということです。

現在は日本の生活に浸る中で日本語に忠実に訳したいとの思いから群馬県の桐生市に暮らしています。

村上春樹さんに一度「優れた翻訳とは何か」と尋ねたことがあるそうで、その答えも興味深く読みました。
村上さんは以下のように答えられたそうです。

「一番に、正確で文章のリズムがよいこと。よどみなく読める文章であること。その作家が大好きであること」

メッテさんはデンマーク語への翻訳家ですが、村上作品のドイツ語への翻訳を担当しているのがウルズラ・グレーフェさんで、
ウルズラさんは先ごろ講談社主催の「野間文芸翻訳賞」を受賞されました。



野間文芸翻訳賞は1989年、講談社創業80周年を記念して創設されたもので、日本の文芸作品を日本国外へ紹介し、
国際的に相互理解を深めることを目的としています。
また優秀な翻訳者が育つようにとの願いも込められています。

ウルズラさんは受賞インタヴューで日本文化が世界に広まっており、例えば「オニギリ」という言葉は以前だとライスボールというようにドイツ語に訳さなくてはならなかったけれど、現在では「ONIGIRI」だけで十分に通じるなど日本文化をアップデートに把握しなくてはならないと話していました。

メッテさんも日本での滞在目的としていま現在の”生きた日本語”をアップデートしたいことを挙げています。




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猿山のワイン?

2019-11-05 12:11:00 | グルメ
このところ我が家の食卓によく登場するワインです。



Monky Mountain (猿山)というユニークな名前が付いているのは、ドイツ南西部にあるワイン栽培地がドイツ語でAffental(猿の谷)と呼ばれる地域だからです。
丘陵地にあるぶどう畑はドイツ語でWeinberg (ワインの山)なので「猿の谷」のぶどう畑は「猿山」になります。

日本の申年に売り出したらヒットしそうですが、次は2028年ということですからまだ先は長いですね。

とりあえず我が家ではビーフロールに猿山の赤ワインを頂くことにします。







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