気がつけばふるさと離れて34年

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時計を見ない暮らし

2020-04-26 15:33:00 | 日記
新緑の美しい季節になりました。


道端にひっそりと咲く野の花も健気で好きです。



このところ毎日規則的な暮らしをしています。
夫の退職後、朝食は夫か私のどちらかお腹が空いた方が準備することにしたのですが、
そうすると「毎日が飢餓児童」のような夫はお腹が空いて目が覚めるという人なので、
毎朝、だいたい7時半から8時の間に夫が準備して朝食をとります。

その後、掃除洗濯して、昼食の下準備をすませるといつも11時半頃になります。

それから森の散歩に出かけ、一時間ほど森林浴をしてから昼食です。

昼食後は本の整理や読書、時にはブログをアップして、4時ごろにおやつの果物(たいていリンゴ、バナナ、みかんなど)を取ります。

その後少しお腹が空いたかなと感じ、夕食準備のためにキッチンに出向くのが午後5時半から6時の間です。

これまでは時計を見て、「そろそろ夕食の準備」を始めていたのですが、
空腹を感じて食事の準備というのはとても新鮮な感覚でした。
そういえば「お腹が空いて食事」ということを随分経験していなかったような気がします。
「空腹感」というのはそれ程悪くない感覚です→いかに「飽食」の時代を生きてきたのかということを痛感します。

時計を見るのは散歩の時間と万歩計の歩数を比較する時と、
見たいテレビ番組があり、テレビをつける時です。

このところの暮らしは思想家で武道家の内田樹さんがこの間「文春オンライン」(4月9日?)で記されていた、私が憧れる「農業的な時間」に近いのではないかと、嬉しく思っています。

「朝日と共に起きて、陽が落ちたら眠る。春に種を撒き、日照りや冷夏や風水害や病虫害を恐れ、無事に秋を迎えられたら収穫をことほぐ」→宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の世界でもあります。




東日本大震災の時に「震災ファイル」を作って、故郷の記事を集めました。

この「雨ニモマケズ」のように、他の人の痛みに寄り添う心は失わないようにしたいと思っています。



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