気がつけばふるさと離れて34年

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

ウチは貧乏?

2016-09-10 12:35:09 | 読書
我が家の蔵書(?)を整理していたら「ちびまる子ちゃん」が出てきましたぁ!


「ちびまる子ちゃん」は3巻までしかありませんが、「サザエさん」は全巻揃っています。
これだけは断捨離できません。

懐かしくてページをめくっていたら「うちはびんぼう」の章がありました。


読んでみると別に貧乏ということではなく、単に当時のテレビのリモートコントロールをケチって購入しなかったことからくる話題を取り扱っていました。

それで「貧乏」という言葉のことを考えました。
「ちびまる子ちゃん」の頃の「貧乏」は他の家庭が所有している物が家計状況から購入できなかったことを「貧乏」と言っているようです。

でもあの当時、「貧乏」って別に恥ずべきことではなかったのに、現在のように「物が溢れる」時代になると、他の人が所有している、例えばブランド品を持っていないことに「引け目」を感じる風潮があるのは首を傾げざるを得ません。

先日、友人に半強制的に押し付けられた本をようやく読み終えました。
半村良著 「晴れた空」です。


戦災孤児と未亡人が戦後の混乱期に逞しく生きて行く姿が描かれています。
戦災孤児は上野駅の地下道で着の身着のままの生活を送っています。
現代のようなブランド品で綺麗に飾った若者など想像などできないような汚い洋服だったことでしょう。

それで昔、私の子供時代の遊び仲間の写真を思い出しました。
当時、父がカメラに凝っていたこともあり、その頃の写真は結構あったのですが、津波で浸水した時に濡れてしまい、残っているのは僅かです。
この写真も僅かに残った貴重品です。
父が亡くなる数年前にこの写真を見て「サクラバ(住んでいた地区の名前)浮浪児隊」と呼んで苦笑していたことなどを思い出しました。
みんな「小汚い」服で汚れることなど気にせずに遊んだことなど懐かしいです。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 美味しいゴハン | トップ | ベルヒテスガーデン旅行記 - ... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
浮浪児 (ゆり)
2020-08-10 17:28:12
懐かしい言葉(*^^*)

今こういう言葉は言いませんよね!
お写真拝見すると私と同じころのお生まれかな???
昭和20年代(笑)

サザエさんも読んだし、ちびまる子ちゃんもかなりの本があります。
テレビで今も放映してますしね。

懐かしい!!
こちら夕方5時半。
またお仕事に戻りますね。
返信する
Unknown (yokodoitsu )
2020-08-10 23:29:32
ゆりさんへ
過去ブログへのコメントありがとうございます。
私は昭和28年12月生まれです。

暑い中、屋外でのお仕事は熱中症にならないようにお気をつけ下さいね。
返信する

コメントを投稿

読書」カテゴリの最新記事