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ピンチこそチャンス

2013-12-29 21:20:56 | テニス
先週末は鎌倉観光で写真撮影に注力していたのでテニスの練習はおさぼりした。
この週末のテニスで今年は打ち納め。
今年は近年になく、ほぼ毎週継続的に練習できた。
それゆえ、各ショットで上達を実感でき、テニスに関してはよい年となった。
が、今年最後のプレーはなんとも後味の悪い終わり方となってしまった。

一週練習を飛ばすだけでプレー感覚が鈍ってしまうことを再認識。
まずコートに入る時の心持ちが違った。
普段は先週のプレーの記憶の残滓から、なにがしかの思いを胸にコートに向かう。
ボレーの時のラケットエッジを導く方向とか、ストロークの腰の回転と腕の運動連鎖の具合とか。
それを基軸に各ショットの注意点をいろいろと思い出していく。
それが今回は間隔が開きすぎたのだろう、なんの思いも湧き上がることなくコート入りした。

案の定、押さえるべきポイントを意識することなくプレーは進む。
ボレーはまずまず。
ストロークがオーバー多数、力加減が悪いのかスイング方向がずれているのか、不明。
サーブは前半ラケットダウンが小さく不安定。
うまくスイングスピードが上がらないし、方向も散らばる。
当然深さもマチマチ。

中盤回復して、先々週までのサーブができるようになった。
それで安心したのに最後の最後、その日の(つまり今年の)最終ゲームで突然バラバラになった。
1ゲームで3つのダブルフォルト。
0-40からダブルフォルトしてゲーム終了。
たはは。

がっかりな最後だったが、これはしかし考えようによってはいい練習の機会だ。
試合に出たとき、今回のように体が自分の物で無いぎこちない動きしかできない状態に陥る事が多々ある。
普段の練習通りに打とうとあがくのだが、そう思っても固さが抜けることはほぼない。
練習時にうまく打てている時はそれはそれで気持ちよく楽しいが、それはなにも考えなくてもうまく打てる結果オーライ状態。

こうスイングするから思うボールが行くのだという事が意識してできるようにならなければ。
でないといつも良いショットを打つことはできない。
試合の時の不調を抜け出す方法を手にするのは、こういった普段の練習時の不調時に、如何にして好調時のプレーを思い出し復活するか、その方法を得とくできたときだろう。
そういう意味で今日のような突然の不調発生は得難い機会だ。

問題のサービスゲームの最中には気付けなかったが、後からこうすればよかったと思いついた。
サーブ時に意識する複数のポイント全てをうまくやろうとするからできないのだ。
どれか一つのポイントだけ確実に行うことに集中する。
そしてそれができれば二つ目のポイントを加える。
それが復調への近道ではないか。
次回、そんな不調に突然襲われたら実践してみよう。

問題はその時にこのことを思い出せるかどうかだ。