今回のGWの旅の宿は全て我が車だった。
3泊全て車中泊。
車中泊の魅力は人により様々だと思うが、私の場合早朝より活動できることが一番。
シートをフルフラットにできるワンボックスでもなければ、キャンピングカーでもない普通の車の運転席を倒して寝るので、寝心地は最低である。
それゆえ、朝いつまでもグズグズと寝ていたいと思わせる誘惑は小さく、疲れ過ぎていなければすぐ起きれる環境にある。
次の日の目的地に着いてから泊まれば、翌日は起きたらすぐ遊び始めれる。
遊んで楽しんで一段落して時計をみると、まだ8時9時だったりする。
週末普段起きる時間だ。
休日はまだこれから、という認識がうれしい。
それに朝が早いといつもと違う景色に出会える。
今回は2日目にこの恩恵に浴した。
その日は北陸鉄道の撮影を予定しており、早朝から撮影ポイントを探していた。
探しつつも朝焼ける東方の空が気になって仕方がない。
始発が走り始めるまで時間もあることだし、とポイント探しはうっちゃって 、浅野川の土手で刻々と変わっていく景色を心行くまで撮影した。
空から赤みが消え、遠く電車が走り出した音が聞こえる。
そろそろ潮時と車に戻り、買っておいたパンの朝食。
むふふ、まだ6時半である。
あまり食べなくなるのも、普段食べ過ぎの食生活をリセットするのにいい。
部屋に居れば食べる楽しみに逃げ、いつまでも腹がいっぱいになるまで食べ続けてしまう。
車中ならある程度の満腹感でスパッと食べ終えれる。
まあ、自分の好きな事をしている訳で、旅してる間はストレスとは無縁の時間。
旅していると食べること、飲むことの欲求が薄い。
今の毎日では絶対得られない休肝日3日を得た。
帰ってお腹をみると、あれあれスッキリ。
食べないことの効果を実感。
GW後食生活は元に戻り、腹の出方も戻り、元の木阿弥となったが。