鉄道写真を撮り終わり、2日目のお楽しみも終了。
日も沈み、半分帰途に就く。
今日はどこで汗を流そうか。
金沢から北陸道を南下し一番近い温泉地にしよう、と決め、地図を眺めるとそれは片山津温泉だった。
ではそこへ。
片山津ICで高速を降り、すっかり暗くなった道を温泉街へと向かう。
町中に入ると、なにやら賑やかに人が集まっている。
それを横目に地図にあった共同浴場近くの駐車場(ここも役所らしい公共施設の駐車場を開放してた)に車を止め、ロードマップに書かれていた共同浴場を探す。
ここのはずと当たりを付けた建物は真っ暗。
あれ、まだ8時前なのに…。
この建物じゃないのかな。
と周りをうろうろしていたら、壁に共同浴場を示す名称(忘れた )が貼り付けてあった。
やっぱりここか。
終了してたか。
せっかく高速を降りて寄り道したのに、残念。
このまま次の温泉地に向かっても、共同浴場は早く閉まるようだからもう入れないと諦めて、先程の賑やかな通りに行ってみた。
紫灯路という行事のようで、小さな池のある芝生の公園に、透明なプラスチックの筒の内側に和紙を巻き、ロウソクを灯した手作り灯籠が並べられていた。
普段は車の通る道路は歩行者天国。
テンポラリのお店が出、テーブルやイスが置かれ、観光客がそぞろ歩きしている。
通りの右手に小さな山があり、神社かお寺があるのか、石段に置かれた手作り灯籠が点々と山の上に延びていた。
登ってみた。
愛染寺というお寺で本堂はライトアップされ、境内にはハートの形に灯籠が。
ここも灯路となっていた。
歩行者天国もそろそろ終わりの雰囲気が漂い、風呂に入れなかった残念な気分を蘇らせつつ駐車場へと歩く。
日帰り入浴させてくれる旅館かホテルはないかと諦めきれずいると、交差点の看板に「街湯」という施設が新しくできたと書いてあるのを見つけた。
これって共同浴場のことでは
おお、ここに行こう。
場所を確かめ車に戻りそちらに向かう。
湖岸に大きな無料駐車場があり、近代美術館みたいな建物があった。
人の出入りは少ないものの、まだ営業してそう。
入口の表示を確認すると夜の10時まで営業してる。
助かった。
外の静かさとは反対に、中に入るとロビーにお客さんがたくさん。
2階はレストランらしい。
入浴料は420円。
とてもきれいな温泉施設であるが、あくまで共同浴場。
石けん、シャンプーの備え無し。
浴場は広く、石とガラスでできた洒落たデザイン。
扉を開け、入った浴室の目の前にある掛け湯の湧き出し口なんて、独立して存在している。
普通壁際にくっつけて配置されるのに。
嬉しいのは木製の桶に椅子。
桶を乗せる棚も木でできていた。
柔らかな触感。
濡れると桶の底が棚とくっついて持ち上げるのに力がいるので、お年を召した方には重くて取り扱いが辛いかもしれないが…。
浴槽部の照明は暗めで夜は落ち着いて湯に浸かれる。
何があるか分からない場所に、事前知識無しで訪れる。
外れることもあるし、望むものが見つかることもある。
行き当たりばったりの旅は一喜一憂。
自分で気分を上げ下げして旅を演出。
どちらにせよ旅の土産にできる。
旅の紆余曲折はある程度まで望むところである。
日も沈み、半分帰途に就く。
今日はどこで汗を流そうか。
金沢から北陸道を南下し一番近い温泉地にしよう、と決め、地図を眺めるとそれは片山津温泉だった。
ではそこへ。
片山津ICで高速を降り、すっかり暗くなった道を温泉街へと向かう。
町中に入ると、なにやら賑やかに人が集まっている。
それを横目に地図にあった共同浴場近くの駐車場(ここも役所らしい公共施設の駐車場を開放してた)に車を止め、ロードマップに書かれていた共同浴場を探す。
ここのはずと当たりを付けた建物は真っ暗。
あれ、まだ8時前なのに…。
この建物じゃないのかな。
と周りをうろうろしていたら、壁に共同浴場を示す名称(忘れた )が貼り付けてあった。
やっぱりここか。
終了してたか。
せっかく高速を降りて寄り道したのに、残念。
このまま次の温泉地に向かっても、共同浴場は早く閉まるようだからもう入れないと諦めて、先程の賑やかな通りに行ってみた。
紫灯路という行事のようで、小さな池のある芝生の公園に、透明なプラスチックの筒の内側に和紙を巻き、ロウソクを灯した手作り灯籠が並べられていた。
普段は車の通る道路は歩行者天国。
テンポラリのお店が出、テーブルやイスが置かれ、観光客がそぞろ歩きしている。
通りの右手に小さな山があり、神社かお寺があるのか、石段に置かれた手作り灯籠が点々と山の上に延びていた。
登ってみた。
愛染寺というお寺で本堂はライトアップされ、境内にはハートの形に灯籠が。
ここも灯路となっていた。
歩行者天国もそろそろ終わりの雰囲気が漂い、風呂に入れなかった残念な気分を蘇らせつつ駐車場へと歩く。
日帰り入浴させてくれる旅館かホテルはないかと諦めきれずいると、交差点の看板に「街湯」という施設が新しくできたと書いてあるのを見つけた。
これって共同浴場のことでは
おお、ここに行こう。
場所を確かめ車に戻りそちらに向かう。
湖岸に大きな無料駐車場があり、近代美術館みたいな建物があった。
人の出入りは少ないものの、まだ営業してそう。
入口の表示を確認すると夜の10時まで営業してる。
助かった。
外の静かさとは反対に、中に入るとロビーにお客さんがたくさん。
2階はレストランらしい。
入浴料は420円。
とてもきれいな温泉施設であるが、あくまで共同浴場。
石けん、シャンプーの備え無し。
浴場は広く、石とガラスでできた洒落たデザイン。
扉を開け、入った浴室の目の前にある掛け湯の湧き出し口なんて、独立して存在している。
普通壁際にくっつけて配置されるのに。
嬉しいのは木製の桶に椅子。
桶を乗せる棚も木でできていた。
柔らかな触感。
濡れると桶の底が棚とくっついて持ち上げるのに力がいるので、お年を召した方には重くて取り扱いが辛いかもしれないが…。
浴槽部の照明は暗めで夜は落ち着いて湯に浸かれる。
何があるか分からない場所に、事前知識無しで訪れる。
外れることもあるし、望むものが見つかることもある。
行き当たりばったりの旅は一喜一憂。
自分で気分を上げ下げして旅を演出。
どちらにせよ旅の土産にできる。
旅の紆余曲折はある程度まで望むところである。