憲法記念日・吾妻山下り

2010-05-13 00:16:48 |  ’10GW
山頂は心地良い風が吹いて気持ちいい。
少し眠り疲れを取ろうとしたのですが、腰を下ろした岩にお尻がうまく収まらず、倒れないよう足を踏張っていたためか、反対に疲れてしまった。
失敗だ。

気分を替えて下山しましょう。
上りで歩いた北西斜面と違い、南東斜面は林の中に道がついています。
草原帯より湿り気があり、植物相が多彩でたびたび足が止まり、またまたたっぷり撮影に時間を使いました。

その日初めて遭遇する草花を、難しい構図で写していたのですが、そのうち同じような植生がずっと続く事に気付き、面白い個体を選んで撮影できるようになりました。

<トウダイグサ??>


<ボタンネコノメソウ>


<春紅葉>


道をゆるやかに下って行くと、キャンプ場の敷地に入り、ほどなく駐車場に到着。
カメラのバッテリーをちょうど使い切る1日。
いやいや、たくさん撮りました。

宿での充電を忘れぬようにしなければ。

憲法記念日・吾妻山上り

2010-05-11 02:05:41 |  ’10GW
思わぬ所で時間を取ってしまいました。
これで山を歩く時間が少なくなっちゃったな…。
まあ楽しめたので全然いいのですが。

吾妻山は標高1200M強の山で、登山口も1000Mくらいにあるため、急な上り下りはなく、小さな子供でも歩けるファミリー向けの山であるそうです。
ガイドブックはすぐ隣にある同じ山様の比婆山と合わせて登るコースを紹介していたので、それをそのままたどろうと思ってましたが、時間が無くなってしまったので比婆山の方は諦める事にしました。
今回の第一目的地を吾妻山とした理由は、春から秋にかけて高山植物(高山?)が次々と入れ替わり咲続ける、中国地方では珍しい山と言う事なので、一度来てみたかったのです。
だから比婆山登頂は副次的目的、またの機会とする事にしました。
登り始めて早々にこの判断が正解だったことに気付かされ、別の意味でショックを受けてしまうことになるのですが。

休暇村宿舎の駐車場はもう一杯だったので、手前のキャンプ場下の駐車場に止め、宿舎のほうへ歩きます。
途中に池があり、池畔にショウジョウバカマの花を見つけました。
紹介どおりいろんな花に出会えそう。

<ショウジョウバカマ>


<白い葉脈>


宿舎でお昼ご飯のパンを買い、宿舎前の草原を登り始めました。
吾妻山を西側の斜面から登り、東側の斜面から下るコース取り。
ゆっくり歩いても2時間半くらいの距離です。
やはり子供連れやお年を召した方が多かったです。
すぐ右には山頂が見えます。
ほんとにすぐそこに見えるのに、登り初めるとなんだか足が重く、山頂まで登るのがとても億劫に感じてしまった。
なんてことだ。
運動不足の影響がこんなところにも現れる。

<吾妻山山頂を望む>


この標高まで来ると木々に緑は少なく、赤っぽい芽が優勢、山は白く見えます。
あと半月くらいすると、山腹の新緑は見頃となるのでしょうね。
草原から続く登山道は乾いており、咲いている花の種類はひとつふたつ。
あれれ・・・、この調子だとあまり数は見れなさそう。
春は花の数は少ないのか、季節が早すぎたのか。

<黄色いスミレ>


写真を撮りつつ息切れをごまかし、なんとか山頂到着。
東に登り損ねた比婆山を見、お昼にしました。

<表示、ずれてるぞ>


憲法記念日・庄原

2010-05-09 01:16:29 |  ’10GW
さて、庄原ICを降り今日の目的地、吾妻山の登山口となる国民休暇村を目指します。
R432を北上。
地道の景色は中国道より緑が身近。
農村が続き、田畑が広がります。
この辺りの水田は水を入れ始めたところのようで、至る所でトラクターが土を耕し、水を満たしたばかりの田はあぶくを浮かべ、均して時を置いた水面は鏡のように背後の木々を映す。

田植えの季節なんだなあ。
途中右手に、ただ一本、年を重ねた存在感ある樹が水を張った田に枝を映す光景が目に飛び込んできました。
うわあ画になる。

通り過ぎた後、Uターン。
駐車スペースを見つけ車を止め、カメラを持って歩きました。
結構離れたところにしか駐車できなかったため、やれやれ遠いなあと思ったのですが、田んぼが広がり始めたところで道路から畦に下りると木々や草花が近くなり、被写体がいっぱい。
遠くて良かったかも。

<用水路>


<ウマノアシガタ>


<いい枝ぶり>


カエルがコロコロ鳴くのを聞きながら、興味を惹くもの惹くもの、あれもこれも撮影しつつ大樹に近づいていきます。
近くで見るとやっぱりとても立派な木です。
木の傍らには祠が祀られていて、古くから大事に守られてきたようです。
葉っぱの付き方は柿の木のようですが、柿ってこんなに太くなるのかしらん。
私の知識では何の木かは特定できませんでした。

<田地の大樹>


その他付近のいろんなカットを撮影。
結局、車を降りてから2時間近くも撮影を楽しんでしまった。

<緑の絨毯>


憲法記念日・今年の中国道

2010-05-08 01:23:46 |  ’10GW
朝、5:15、起き出して車から出ると、周りは淡い新緑の山。
んー、いい色。
昨晩はこんな山中を走っていたのね。
顔を洗って、のびー。
今日もお天気はよさそう。
まだお腹も空いていないので、も少し先へ走って置く事にします。
出発。

窓の向こうを流れる景色は針葉樹の濃に広葉樹の淡が帯状に、あるいは斑状に明るい色を放つなだらかな山。
目が楽しい。
朝日が昇り、背後から前方の山を照らします。
車の影が前に伸びる。
藤の青紫とツツジの赤紫が彩りを添え、まだ残る桜の白桃もちらほら。
昨年の九州旅行を思い出しました。

6:25広島県入り。
降りる予定の庄原IC手前の帝釈峡PAに入り、この後の道程を確認しつつ、買っておいたバナナとパンで朝食としました。
このPA見覚えがある。
九州旅行のときも寄ったとこだ。
入りやすい位置にあるのでしょうか。
昨年緑が目を引いたPAから眺められる山の斜面は、まだ芽吹いたばかりで茶色が勝っています。

走る道の高度により新緑の具合も変わり、萌黄色やパステルグリーンの山肌、葉の密度が薄く背後の空を透かせる稜線の木々。
緑色と土色の間を行ったり来たり。
よき頃合。
昨年はもう色が揃って、全山単調な色合いが続いていたような気がします。
やはり今年は寒いのですね。

日曜日

2010-05-05 22:16:44 |  ’10GW
3日から5日までお休みが取れることになりました。
うれしうれし。
で、当然旅行に行ってきました。
帰省を除けば泊りがけのお出かけははるか昔、昨年のシルバーウィークまで遡る。
旅を趣味にしだして、7ヶ月半もの間を開けて旅行しなかったのは今回が初めて。
久しぶりの旅、ホントに楽しませてもらいました。
また披露させていただきます。

さて、2日の日曜日。
この日は日中出勤。
仕事の後、出発する予定。
通勤途中、山のてっぺんでお昼する様を想像してしまった。
塩気のある具を包んだおむすびを山頂で、心地よく吹き行く風を感じつつ食べる快感。
いやー、ぞくぞくする。
ほとんど休み無く働き続けたこの4ヶ月、休み慣れしていない体にいきなり3日も続けてお休みし、そんな開放感溢れる体験をしてしまって、社会復帰できるのかしらん。
普通の年、夏休みに長期休暇するときよりドキドキです。

夕刻、早々に仕事を終え帰宅の途に着きますが、今、実はカメラの買い替えを検討中。
電気屋さんが開いているので、ちょっと偵察に行くことにしました。
とりあえずペコペコのお腹に焼き鳥屋さんの照り焼き弁当を詰め込んで(美味し)、もし納得できれば即購入し、この旅に持っていくことも考え、出陣。
お目当てのカメラと交換レンズを結局3時間も眺めていましたが、結局分切れず、関連書籍を買うだけで帰ってきてしまいました。
最近は衝動買いすることが多かったのに、珍しく昔の自分に戻った優柔不断さ。
ずっと立ち詰めで足が棒になってしまった。
こんなに疲れて今日出発できるのかしらん。

帰りの電車で眠ったら、ちょっと回復。
頑張って用意して出発しました。
名神に乗ったのが24時過ぎ、西に向かいます。
行き先は当日まで迷っていましたが、広島県にある吾妻山・比婆山とその近辺の山を登ることに。
ガイドブックによるとこの山は、春から秋にかけて高山植物が次々と入れ替わり咲き続ける、中国地方では珍しい山だとか。
以前から行って見たいと思っていました。

名神から中国道に入り、西へ。
さすがにゴールデンウィークの中日。
昨年の連休初日前日ほどの混雑は無く、快走。
山陽道、六甲北有料道と分岐を通過するに連れ、中国道を走る車は減っていきます。
ゴールデンウィーク中とは思えない空き空き状態。
26時過ぎ、米子道JCT手前の美作追分PA着。
ここで今日は車中泊することにしました。


続きはまた次回。