外城田駅/朽羅神社

2020-05-16 23:13:36 | その他旅行き
数年前の写真を見返していたら、当時まとめて記事にしようと思いまとめられず、使わなかった写真が出てきた。
どういう風にまとめるつもりだったのかもう忘れてしまったが、RAWからJPEGに現像したものがあり、そのサイズがフォトチャンネル用の大きさだった。
通常の記事にはしないつもりだったのだろうか。
大阪モノレールの記事と被るが、これも使ってやろう。



まとめてたのはJR参宮線とその沿線の訪問地。
帰省先の三重県にも訪れるべきローカル線があるではないかと、帰る度に少しづつ乗っては撮っていたものだ。
ローカル線とは言っても走ってる列車は最新式の気動車で、線路もガッチリと太いレールが敷かれてる。
私がイメージする古い車両がいまだ現役で、うねった細いレールの上を盛大に揺られて乗るローカル線とは違うのだが。
走ってる本数は明らかにローカル線だ。



ではまず、外城田(ときだ)駅のお話から。
紀勢本線の多気駅から参宮線が分岐して一つ目の無人駅である。
ここを降りて向かったのは朽羅(くちら)神社。
伊勢神宮の内宮の摂社だそうである。
ここを知ったのは、ある喫茶店に置いてあった伊勢神宮の摂社末社を紹介する本。
広い田畑の海に鎮守の森がぽつんと島のように浮かんでいるのだ。
これはいつか訪れてみたいと記憶に残していた。



現地は外城田駅から30分ほど歩いた先にあった。
遮るもののない農耕地帯だから、遠くからその存在は目立った。
本の写真の通りの森だ。
遠巻きに周りを半周して境内に入った。
森の木々が作る木漏れ日が参道に揺れて清々しい。
他に訪れる人はなく、静かにお詣りできた。
こんな田畑のど真ん中に鎮座しているから、やっぱり祭神は農耕神だそう。
実りの秋などに神事が行われるのだろうか。





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