叡山ロープウェイ

2021-11-14 19:22:14 |  EIDENで行こう
「EIDENで行こう - 八瀬比叡山口駅から叡山ケーブルで」

ケーブル比叡駅からロープ比叡駅まではほんの僅かの距離。
ロープ比叡駅前に眺めのよい場所があり、手すりに「かわら投げ」の文字があった。
眺めのいい開けた方向の空中に輪っかが吊られていて、そこを通す遊びができるみたいだ。
駅舎入り口に小さな皿が重ねて置いてあった。
これをいくらか支払って、勝手に持っていって投げていいようだ。
投げるつもりはなかったが、輪っかを通して眺めのいい景色を撮ろうとしていたら、駅の係りのお兄さんが次の便の改札をまもなく終了しますが乗りませんかと声を掛けてきた。
写真を撮りたかったのでもう一本後のにしますと答えたら、次のケーブルカーのお客さんが来るからこの後の便はいっぱいになりますよと言う。
どうやらケーブル比叡駅で写真を撮ってる間に、一緒に乗ってきた他のお客さんはひとつ前の便に乗って行ってしまったようだ。
ケーブルカーとロープウェイの乗車人数の差から、ロープウェイは15分置きでなく臨時便を出してたのかもしれない。
お兄さんが強くお勧めするので仕方なく改札を通ると、お客さんは他に一人だけだった。
やってきたロープウェイに乗り込むとすぐに出発。
片道3分の空中の旅はあっという間に終わってしまった。
変化は少ないけれど、どんどん高度が上がって広がる下界の眺めの素晴らしさはさすがロープウェイ。
四方の景色を好きなだけ見ることができたから、ちょっと急いだけどまあよかったとしよう。

<やってきたゴンドラ>


<京都の街の北の端>


<侘びた情趣あふれるの比叡山頂駅舎


<発車待ち>


<どこでもドアがあった>


そうそう、帰りにかわら投げの写真が撮れた。
ちょうど少年が、えい!と投げたところだった。
しかし手すり手前低くから投げたため、手すりにぶつけて割れてしまった。
あら、残念。
少年、悔しくて二つに分かれた破片を拾い両手で投げた。