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ふと行き着いた先

2013-02-15 01:03:29 | Weblog
前々回記事の菜の花を観賞後、車に戻り湖岸道路をそのまま北上しました。
左に琵琶湖、右は耕された冬の田畑が広がる景色の中、緩やかにカーブして続く道。
快適です。
気持ち良くドライブ。

あれ、気分がなんだか軽くなってきた。
とても晴れやか。
なんだろう。
ああ、ドライブ中に時々訪れてくれる、幸せな感触に触れているんだ。

菜の花を見たからか?
晴れて日差しが燦々だからか?
道が空いてるからか?
広々とした眺めだからか?
これらも重要な要素ではあるものの、心を探るともう一つ大きかったのは、初めての道だから。
知らない場所に身を置けたので、転地効果が最大化したのでしょう。
みんな合わせていい方向にいつもと違う感が高まった模様。

このハイな気分、昔は旅に出る度出会ったものですが、最近はとんとご無沙汰。
まだ走っていないドライブロードは我が住処に近づくに連れ少なくなるもの。
旅に出れば出るだけ走った事のある道が増えて、そんな出会いの確率はどんどん低くなるって事ですか。
走った事のある道でもその他の要素が強烈にアピールしてくれば、同様の気分を味わえますけどね。

昔は旅行は年に一度だけだったからなあ。
ちょっと足を伸ばせば、訪れた事の無い場所がたっぷりあった。
たまの旅行だから知ってる場所でも十分新鮮だった。
こんな気分を味わいたくて、長く長く旅し続けてみたいと憧れるけど、旅し続けるという事は旅が日常になるという事で、旅をつまらなくする行為なんだろうか。

…しまった。
余計な事に気付いてしまった。