猫の町

2011-02-22 01:59:50 |  尾道/鞆の浦の旅
尾道/鞆の浦の旅

尾道を歩いていて、もう一つ目についた事物があります。
それは猫。
住宅街やお寺など静かな道を歩いていると、建物の隅や塀の上に度々現れます。
写真に撮ろうとするのですが、じっとしていてくれません。
愛想のいいのはほとんどおらず、ケンカで傷つけたのかひどい顔をしたのがいたり、吠えるように鳴く子がいたり。
ここの猫社会も大変なんだなあと思わせる個体が多かった。


旅も後半、近づいても声を掛けてもこちらを見向きもせず、泰然としたふてぶてしい奴が出てきました。
ボスキャラならぬ親分さんでしょうか。
と思えば、西國寺では餌をねだりに体を擦り付けてくる奴に出会いました。
きっとこの猫は可愛がってもらってるのでしょう。

その他猫関連で良く見かけたのが、福石猫です。
こんなの。


まん丸い石に猫が描かれてます。
天寧寺辺りに茶店や菓子屋が集まっている所があり、そこの路地に大きいのや小さいのがたくさん置かれてました。
天寧寺の三重塔の右上には、梟の館というお店があるのですが、その前に福石猫のご本尊なのか、大きな石が社に納められ、皆に頭を撫でられていました。

そんな町だからかオーナーの趣味なのか、空き家…プロジェクトは「ネコノテパン工場」という名のお店も出してます。
とてもこじんまりとしたお店。
当然民家を改造利用した店舗です。
お昼を食べ終わってたので、外から眺めただけでパンのお味は紹介できないですが、窓から生地を捏ね/焼きする所が見えて、訴求力高し。
自分の町にあったら、度々利用しそうなお店でした。