万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌0949 梅柳0859

2013年04月19日 | 万葉短歌

2013-0419-man0949
万葉短歌0949 梅柳0859

梅柳 過ぐらく惜しみ 佐保の内に
遊びしことを 宮もとどろに  ○

0859     万葉短歌0949 ShuC344 2013-0419-man0949

うめやなぎ すぐらくをしみ さほのうちに
  あそびしことを みやもとどろに
=不詳。
【編者注】題詞読下しは、「四年丁卯(ひのとう)[神亀(じんき)四年(727)]の正月に、諸王(おほきみたち)・諸臣子等(おみのこたち)に勅(みことのり)して、授刀寮(じゅたうれう)に散禁(さんきん)せしむる時に作る歌一首 并せて短歌」。長歌(第948歌)への「反歌一首」。左注に詳しい作歌事情。
【訓注】梅柳(うめやなぎ)。佐保の内(さほのうち=佐保乃内)。遊びしこと(あそびしこと=遊事)。とどろ(動々)。