万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌0921 万代に0841

2013年04月01日 | 万葉短歌

2013-0401-man0921
万葉短歌0921 万代に0841

万代に 見とも飽かめや み吉野の
たぎつ河内の 大宮ところ  笠金村

0841     万葉短歌0921 ShuC292 2013-0401-man0921
 
よろづよに みともあかめや みよしのの
  たぎつかふちの おほみやところ
笠金村(かさの かなむら)=題詞原文には「笠朝臣金村」。第231歌、364歌参照。
【編者注】題詞読下しは、「神亀(じんき)二年乙丑(きのとうし)の夏の五月に、吉野の離宮(とつみや)に幸(いでま)す時に、笠朝臣金村が作る歌一首 并せて短歌」。その長歌(第920歌)への「反歌二首」の第一首。
【訓注】万代に(よろづよに=万代)。み吉野の(みよしのの=三芳野乃)。たぎつ(多芸都)。河内の(かふちの=河内之)。大宮ところ(おほみやところ=大宮所)。