幸せづくりの家ものがたり

●「樹づくり工房やない」~日々の暮らしの中で思うこと、感じたこと●

家を守る壁 その3

2009年11月23日 | 家のこと
今回は、外壁仕上材について。

今もっとも普及しているのが、サイディングとよばれる
板状のものです。
材質は、セメント成型加工されたもの(窯業系)と
金属系に大きく分かれます。柄や種類が豊富で
どのようなスタイルの建物にも採用できます。
金属のサイディングは軽量のため、既存の壁の上に
張り付ける方法のリフォームでも多く採用されています。

最近では太陽光で汚れを分解したり、雨水で
汚れを洗い流す機能のものがでてきています。
これにより長期に渡って美観を保つことができ
メンテナンスコストも抑えられます。

このサイディングは工場完成品を現場で
張り付ける扱いやすさで、工期が短縮できて
ひび割れも少ないことから飛躍的に普及しました。
現場で練って塗りつけるモルタル壁はすっかり
影をひそめていましたが、ひび割れしにくい
材料の開発と、目地の無い連続したデザインが
求められて、また復活してきています。

建築もその建てられた時代で流行がありまして
外観や窓枠の色で建てられた年代がわかって
しまいます。
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