幸せづくりの家ものがたり

●「樹づくり工房やない」~日々の暮らしの中で思うこと、感じたこと●

必要ないけど処分できないものって…

2022年08月30日 | 家のこと

平屋の新築工事は、先週上棟し着々と進んでいます。

高さがないのでこじんまりとした印象です。

少ない人数で住むなら2階はいらないですよね。

階段の上り下りがないから住みやすそう!

 

私だったら、、

しいて言うなら小屋裏に収納が欲しいかも

屋根の形にもよりますが、片流れなどでロフトや小屋裏が取れそうなら、そのスペース使いたいかも。

でもその場合、はしごなどでは物を持って上り下りができないから階段になってしまうんですよね。

階段分面積が大きくなりますが。

 

いらないものは処分すれば、きっとそんなに収納って必要ないのでしょうけれど、

捨てられないものがある人って結構いますよね。

例えばお雛様や五月人形ってもういらないけれど捨てられない。

目のあるものはむやみやたらに処分できないです。

 

子供のぬいぐるみは白い紙に包んで塩をちょっとまいて手を合わせて処分しています。

リサイクルも難しいので(当初のようにきれいな状態に戻すことが難しいかな…と)

 

日本人形となると、本当に処分が難しい類のものですね。

きちんとお祓いとかして、引き取ってくれるところもあるのでしょうが。

 

皆さん、どうしているのでしょう?

きっと取っておいても出番がないこともわかっているのですが

それでも取っておく、となれば、そういったものをしまっておく納戸が欲しくなるかもしれません。

そういえば子供のランドセルもとってあるな

そんなに残しておきたいわけじゃないけど捨てられない。

(正直なところは、どうしようか考えるのが面倒でそのまましまってある

 

こんな感じで処分できないものって、皆さんありますよね?

いらないもののために収納を作るってどうなのでしょう。

かなり判断に迷う問題だなと思います。

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冬はこまめな換気を!

2013年11月14日 | 家のこと

急に寒くなったので、暖房器具を出したお宅が多いと思います。

ストーブやファンヒーターなど、燃焼して暖める器具は、
水蒸気を発生させます。

せっかく暖めた部屋に冷気は入れたくないという気持ち、
よくわかりますが、冬こそこまめな換気をするように心がけてください

どうしても窓際などの温度の低いところに水蒸気が行ってしまい
それが冷やされて結露してしまいます。

カビやダニの元になり、健康にもよくありません

結露した窓ガラスはよく拭き取り、寒くても換気をこまめにしましょう

部屋が暖まっていれば、換気で一旦部屋の温度が下がっても、すぐに
元の温度に戻ります。どちらかというと、部屋の空気の温度より、
壁や床の表面の温度が結構重要なのです

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HEMS

2012年05月23日 | 家のこと

今日は、建材問屋が主催するセミナーに行ってきました。

主題は省エネ関連の補助金についてでしたが
その中で「HEMS」(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)の
解説がありました。

住宅の消費エネルギーをセンサーやIT技術によって管理するというものです。
わかりやすく言えば、電気やガスの消費量を「見える化」して節約を促し
過大になれば自動制御する仕組みです。

この装置はネット上にも接続されて、設備機器の遠隔操作も可能なんだそうで
その住宅のエネルギー消費が常時監視できるともいえます。

これは高齢者世帯の安否確認もできそうですが、プライバシーの侵害も
ありそうな気がします。

住宅設備や家電製品など、生活の便利を追及したがゆえに
エネルギー消費が増大し、それを抑えるのにまた便利なものが
必要になったっていうことですね。

資源の乏しい日本ではエネルギーが死活問題ですから、国はこのシステム
導入に積極的に取り組むようで、やがて新築住宅には設置義務化される日が
来るかもしれません。

 

便利を追求すればさらに便利が必要でとどまるところを知りません。

人間は後戻りすることを忘れてしまったというか、できなくなってしまった
かもしれません。

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排水つまり

2012年03月30日 | 家のこと

これもよくあるご相談なんですが、特に台所流しがつまって
排水が逆流するパターンが多いようです。

水まわりの中でも毎日頻繁に使いますし、食べかすや油分に
洗剤といろんなものが流されることから、排水パイプに汚れが
こびりつきやすいですよね。

20年以上経っていてまだ本下水が整備されていない地域の
お宅ですと、長い年月に蓄積された汚れももちろんありますが
流しから外に出たところの排水桝の構造自体につまる原因が
あります。

排水口には下水の臭いが逆流しないようにトラップと呼ばれる
水溜めがありますが、昔の設備機器にはこのトラップが無かった
ものもあり、外の排水桝にこの水溜めを設けています。

その構造は、流しからきた排水パイプが排水桝に流入する部分に
90°曲がったパイプを上向きにして取り付けてあり、この曲がった
部分に常に水が溜まる仕組みになっています。

この曲がった部分に水には浮かない固形物が蓄積してしまい
それに遮られた汚れが流しの方向に向かってどんどん溜まって
やがては流しのシンクに水が溜まってしまうほどの排水障害が
起きるのです。

排水口のまめな掃除も必要ですが、たまに外の排水桝の蓋をあけて
この折れ曲がったパイプを取り外して掃除してあげましょう。
この仕組みを知っておくだけで、いざという時慌てなくてすみますよ。

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おそうじの秘訣

2011年12月17日 | 家のこと

今日は、水まわり設備メーカーさんのクリナップショールームへ行ってまいりました。

クリスマスイベントとして、お掃除のプロが秘訣を伝授していただけるということで
水まわり製品を売る立場として、お手入れ方法ぐらいは知っておかないとと思い
参加させていただきました。
年末の大掃除のヒントとして参考にしてみてください。

はじめに、最近では加熱機器として定着しつつあるIHヒーターについて。
ガスコンロのように凹凸が無い天板は手入れが楽なんですけど
噴きこぼしを放置したままにすると、ガラス天板に焦げあとがついてしまいます。
この焦げ汚れを落す方法がこちら。

普通はスポンジを使われることが多いと思いますが、スポンジに洗剤が染み込んで
効果が半減してしまうようです。
そこで、スポンジの代わりになんとサランラップを使います。洗剤は研磨剤が20%程度の
クレンザーのようなものをサランラップにかけて、焦げあと部分を擦ります。
すると簡単に落ちてしまうんですね。ただ、焦げは時間が経つとガンコになるので
こぼしたらすぐ拭き取るようにしましょう。

そして、だれもが悩むレンジフードの油汚れ。これも、目からウロコの方法ですので
ぜひお試しください。

台の上に新聞紙を敷いて次にサランラップを敷きます。

そしてその上にキッチンペーパーを敷き、キッチンペーパーに水でうすめた中性洗剤を
まんべんなく吹きかけ、レンジフードのフィルターを置きます。

そのフィルターの上にまたキッチンペーパーを敷いて、先ほどの洗剤を上から
吹きかけます。そして最後にサランラップをかけて、一番下のサランラップと
フィルターをサンドイッチ状態にして密封します。
このまま数時間放置した状態が、上から2枚目の画像の左側に写っているものです。
油が浮き出てキッチンペーパーが茶色くにじんでいますね。
あとはフィルターを取り出して水で洗い流します。
今までスポンジやたわしでゴシゴシやっても落ちなかった汚れが
らく~に落せます。

今日からは、手間と時間のかからない楽々なお掃除ができることでしょう。

 

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突風にご注意

2011年05月02日 | 家のこと
最近、朝のうちはおだやかな晴天でも、午後になると急に
嵐のような突風が吹き荒れることが多くなった気がします。

先日も「カーポートの波板がはがれてしまいそう」という
急な電話をいただいて駆けつけました。

波板を留めているフックはプラスチックでできているものが多く
劣化して折れてしまい、固定されていないところが何箇所も
みられました。

このフックはメーカーによって脚の長さが何種類かあるため
現物を確認しなければならず、応急的に処置するのが
難しいのです。

結局、現物のフックを一つ持って現場から近いホームセンターをさがし
仕入れることができました。
運が悪いと在庫が切れていることもありますので。

現場に戻って事なきを得ましたが、ものすごい風で
いまにもめくれ上がるところでした。

カーポートやテラス、ベランダの屋根など、今後の異常気象に備えて
普段から点検されておかれた方が良さそうですね。
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耐用年数

2011年02月10日 | 家のこと
12年前に当社で新築されたお客様から
「給湯器を取り替えたい」という
ご相談をいただきました。

不具合があったかお尋ねしたところ、特に困っている
わけではないようですが、お湯を出した時、何となく
不安定な温度を感じて、もう寿命だと思われたそうなのです。

なかなか鋭いご判断ですね。
症状からして取り替え時かもしれません。

この寒い時期、急にお湯が出ないなんてことになったら
本当に困ってしまいますからね。

このような設備機器は使用頻度にもよりますが、
概ね10年前後が交換時期の目安となります。

急な不調で慌てないように、「何かおかしい?」と思ったら
お早めにご相談ください。
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メンテナンス

2011年01月19日 | 家のこと
家はどのくらい長持ちすればいいとお考えですか?
せめて自分の寿命以上は持ってほしいですよね。

35年という長期のローンが組める時代ですが
ローンが終わらないうちに家の寿命を迎えてしまうほど
悲しいことはありません。

これまでの日本の住宅は25年前後で建て替えられてきました。
これは先進国のなかでも極めて短いんです。

そこで今、国をあげて住宅の長寿命化に取り組みだしています。
長期優良住宅制度がその一つです。

ただ、制度の認定を受けたからといって家主が何もせずに
家が長持ちするわけではありません。

どんなに優れた材料を使って建てたとしても、手入れをしないで
永久に持つものなどないのです。

意外に思われるかもしれませんが、夏の高温多湿、冬の低温乾燥と
日本の気象条件はけっこう過酷なんです。
この厳しい環境が家の寿命を縮める原因でもあります。

屋根や外壁は風雨や日射から家の骨格を守ってくれているわけで
この外殻が傷みだして放っておくと、内部まで浸透して手遅れに
なるケースもあるのです。

人間の身体と同じですね。年齢と共にあちこちガタがくるように
家も定期的に健康診断を受けて、傷口が大きくならないうちの
早期発見、早期治療が必要です。
これがメンテナンスといわれるもので、家を長持ちさせるためには
点検、修繕が必要不可欠です。

マンションにお住まいの方は修繕積立金というものを払っていますよね。
最近ではこの方式を一戸建てにも取り入れる仕組みがでてきました。

大切な我が家を子供の代にもしっかり受け継いでいけるよう
メンテナンス費用は必要経費としてお考えください。

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お手入れ

2010年12月20日 | 家のこと
リフォームといえば、内装や設備を新しいものに取り替えて
快適性を求める工事ですが、建物が劣化しないように
維持していくための工事をメンテナンスといいます。

明確な使い分けはしておりませんが
リフォームはやってもやらなくてもよいもので
メンテナンスは必然的にやらなくてはならないもの
とでも言いましょうか。

ところが、メンテナンスは手をかけてもあまりかわり映えしないことから
せっかくお金をかけるならとリフォームに走りがちなんですね。

メンテナンスをなおざりにしていると、あとで思いもよらない
金額に膨れ上がることになります。

家の修理というのは何かと金額がはってしまうものが多いので
傷口が大きくならないうちにマメな手入れを心がけましょう。

何でもそうですが、長持ちさせるには愛情が欠かせません。
特に夫婦関係はね…
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床下

2010年12月15日 | 家のこと


新築して4年になるお宅におじゃまして
床下の様子を撮ってきました。

ご覧のように床下は、水やお湯の配管、ガス管、床暖房の配線と
けっこう込み合っています。

下のコンクリート面から上の木までの高さは約37cm。

狭そうですが、大人がはいつくばって家中隅から隅までは
いけるようになっていて、配管からの漏水やシロアリの被害がないか
確認することができます。

今日は外に出ると冷え込んでいましたが、コンクリートの上って
意外と温かいんです。

実際に住んでおられる方は、床下にもぐることなんて無いと
思いますが、たまに覗いて異常がないか確認しておくと
よいでしょう。
特に、春から夏にかけてはシロアリが活動する時期ですから
要チェックです。
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