幸せづくりの家ものがたり

●「樹づくり工房やない」~日々の暮らしの中で思うこと、感じたこと●

断熱材がない

2010年11月26日 | 建築・住宅関連情報
住宅エコポイントや、長期優良住宅等の高性能な住宅に対しての優遇制度を
利用する物件が増えたことで、断熱材(特にグラスウール)の需要が急激に
増加して、いつ納品されるかわからない異常事態になっています。

景気対策で始まった制度でもあり、それはそれで良いことなんですが
品物が無いとなるといつ工事できるかもわからず困ったもんです。

メーカーも生産の目処がつかないようで、噂によると来年の春くらいまで
混乱するようなことを聞きました。

一般的なグラスウールが無いとなると、他の種類の断熱材に切り替える
動きがあって断熱材業界全体に飛び火しているようです。

工期を守らなければならない現場にとっては、断熱材を入れないと
当然仕上げ工事ができませんから、工事がストップするするという
事態に陥ってしまいます。

これから着手する物件の場合は、何よりも先にまず断熱材を手配するという
変な現象が起きているようです。

国の経済対策である住宅エコポイントは、今年末までだったものが
来年度まで延長されるようなので、さほど慌てることはなさそうですが
新築や断熱改修を計画されている方は、早めに準備することをお奨めします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チラシ作りって難しい…

2010年11月25日 | ふれあい日記
チラシ作りって難しい…と改めて考えてしまいました。

今まで見学会やイベントなどのちらしを作ってきましたが、
もちろん必要なこと(いつ、どこで…とか)は盛り込みますが、
一番メインとなる言葉(キャッチコピー)がとてもとても難しい…

お客さんに伝えたいことを考えるのですが、インパクトのある言葉でないと
いけない。ありきたりでは目に止まらない。たくさん書いてあっても捨てられる。
見る人の注意を引くようでないといけない。

今回は社長自ら作製のチラシを印刷して配るのですが、私は今までたくさん
作ってきたのに、いつも普通な感じのチラシでした

実は最近、なんだかよくわからなくなってきていたのです。
作ってみても、「これで見た人はどうかな?来てくれるかな?」って考えても
実際作っている立場にいると、いっぱい伝えたいことを書いた方がいいのか、
それとも来てもらうために実際見に来ないとわからないように必要最小限でいいのか、
たくさんの人に見てもらえた方がいいのか、それとも絞った方が…など、
何がいいのか何が悪いのか…よくわからなくなっちゃったんです


「チラシを見たあとに、あ、ここで建てるとこんないいことがあるんだ、
こういう暮らしができるんだ、って想像できるような、ワクワクできるような
チラシを作れるように。」と社長から言われました。

一度頭の中をからっぽにして、作る側に立つのはやめて
見る人の立場に立ってみないといけないな、と思いました。
それが結構難しい…

そういえば、ちらしの作り方なんて調べたこともなかったし
基本から勉強し直しです!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

配管工事

2010年11月19日 | 新築


これはシステムキッチンが据えられる予定の場所に
配管工事をした様子です。

何やら黒い文字で、水とか湯とか書いてありますね。

仕上げの床材を張る前の段階で、下地板に
墨だし(管を立ち上げる位置を標す作業)して
水道屋さんがその墨にあわせて配管します。

左から、シンク部分の給水管、食器洗浄機用給湯管、
食器洗浄機用排水管、シンク部分の給湯管、シンクの排水管
という順番です。

これはキッチンメーカーから出される図面にもとづいて
所定の位置に、指定された種類の管材で行われます。

最近の住宅設備は便利なものが多用されるようになり
床下は配線や配管が複雑に入り乱れています。

後年、それらが容易に点検できるように床面の要所に
床下収納か点検口を設置しておきましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

遮熱

2010年11月09日 | 家づくり


これは屋根の内側を撮影したものです。

タル木(屋根の下地材)の間に遮熱用のパネルが
入れてあります。
このパネルの下に断熱材を充填するようになるのですが、
断熱材と屋根の下地板の間に3cmの空気層ができるようにも
なっています。

屋根で受けた熱を反射すると共に、熱い空気を排出して
夏場の小屋裏温度を低減させる仕組みです。
実験では、この遮熱パネルを入れた場合と入れない場合の
温度差は約14℃にもなります。

最近の住宅は断熱だけではなく、遮熱という観点からも
省エネ対策をしていて、外壁にも同じような方法を
取り入れています。

最初の費用は少々かかっても、後々の光熱費がかなり
節約されると思われます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

介護保険の住宅改修

2010年11月01日 | リフォーム
  

これは、介護保険を利用して浴室の壁面に手摺を設置した様子です。

ご覧のように、工事をする場所で改修前に日付入りの写真を撮り
見積書、家の間取図、理由書など必要書類を役所の担当課へ申請します。

審査が終わり通知がきたら工事にとりかかります。

改修工事が完了したら、業者へ工事代金の全額を支払い、
受け取った領収書と改修後の写真を担当課へ提出します。

支給審査が終わると、工事費の9割(20万円が限度)が
被保険者に支給されます。

介護認定を受けていて、認定者が居住する住宅の改修
(手すりの取付・段差の解消・引戸や洋便器への取替え)をする場合は
お気軽にご相談ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする