幸せづくりの家ものがたり

●「樹づくり工房やない」~日々の暮らしの中で思うこと、感じたこと●

natural & cool !

2010年12月27日 | 新築
自然素材を使ったシンプルモダンな住宅が完成しました!

    
 
床はパインの無垢フローリング、壁はしっくいを使いながらも
見た目はクールな仕上がり感になっています。

 

自然素材とモダンなパーツってミスマッチな気がしますけど
意外とシックリくるんです。

こちらの現場で、年明けの1月8日(土)~10日(祝)に
内覧会を行います。お気軽にお立ち寄りください。

詳しくはこちらをクリック! http://blog.goo.ne.jp/hug-ohmiya/

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幸せを測る

2010年12月23日 | 幸せ
政府が国民の「幸福度」を測ろうとして本格的に
取り組み始めているそうです。

国民からの信頼を全く失った政府が「何を今さら」なんて
言われそうですが、他所の国では既に実施しているところも
あるそうです。

幸福度を指数にして政策に生かすんだそうですが
普通に考えても難しそう。

そもそも、幸せ感なんて個人の価値観を推し測るようなもので
100人いたら100様の捉え方がありますよね。

まぁ一般的には、経済的に人並みな生活ができていれば幸せって
感じるかもしれないですけど、人並みってじゃあ「どのくらい?」って
聞かれると困ってしまいます。
さらに人並みじゃ満足できずに、もっと高いレベルの優雅な暮らしでないと
幸せじゃないという人もいるでしょう。

そこで私の考え方は、幸せって毎日あえて意識していない
ことではないかと思うのです。

朝、目覚めること
健康であること
家族がいること
朝・昼・晩食べられること
仕事ができること・・・

まだまだ挙げればきりがないですけど
これらの一つでも欠けたら悲しくなりますよね。
でも、毎日当たり前に繰り返されていることです。

毎日ベッドで重い病と闘っている人や
民族紛争が絶えない国の人々にとっては
今日一日生きていられたことが幸せで
明日が来るとは約束されていないわけです。

そう考えると、日々の平凡な暮らしは幸せに満ち溢れていると
言えるのではないでしょうか。

好きなだけ寝られること
趣味に没頭できること
たまに旅行にいくこと 

こんなことができたなら
幸せなんてことではなく
十分すぎる「贅沢」なのかもしれません。
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建具

2010年12月21日 | 家づくり
部屋を仕切ったところに開閉するため設ける建具。

開き方としては主に

開く、引く、折るという3タイプがあります。

どのように使い分けをするかというと

開く形状は、主に個室に用いられます。
音漏れや光漏れを防ぐといったプライバシーを守る観点から
開く方法が最も優れます。
出入口前後の開閉スペースを大きく必要とすることが難点です。

引く形状は、バリアフリーの観点から最も使い勝手が良く
普段開けっ放しにすることが多い場所にも適しています。
気密性にはやや難点があり、扉の左右に引き込むスペースを
必要とします。

折る形状は、前後の開閉スペースが大きく取れない場合に
用いるもので、最もコンパクトに開閉することができます。
難点としては、折りたたまれた扉自体が開口幅を狭めてしまうため
大きな開口が取れない場合は採用できません。
また扉の構造上、使用頻度が激しい場所では故障しやすいため
避けた方がいいでしょう。

最近の住宅は気密性が向上したことで、部屋どうし極力仕切らない
傾向にあり、開けっ放しにできる引き戸を多用しています。
また、部屋を広く使ったり小さく仕切ったり容易にできる点でも
引き戸は良いですね。

古くからある日本家屋は、その時の用途によって広くしたり
区切ったりできる障子やフスマを多用してきました。
狭いながらも部屋を有効に使うことができる 引く 文化は
日本人ならではの知恵と言えるでしょう。
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お手入れ

2010年12月20日 | 家のこと
リフォームといえば、内装や設備を新しいものに取り替えて
快適性を求める工事ですが、建物が劣化しないように
維持していくための工事をメンテナンスといいます。

明確な使い分けはしておりませんが
リフォームはやってもやらなくてもよいもので
メンテナンスは必然的にやらなくてはならないもの
とでも言いましょうか。

ところが、メンテナンスは手をかけてもあまりかわり映えしないことから
せっかくお金をかけるならとリフォームに走りがちなんですね。

メンテナンスをなおざりにしていると、あとで思いもよらない
金額に膨れ上がることになります。

家の修理というのは何かと金額がはってしまうものが多いので
傷口が大きくならないうちにマメな手入れを心がけましょう。

何でもそうですが、長持ちさせるには愛情が欠かせません。
特に夫婦関係はね…
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床下

2010年12月15日 | 家のこと


新築して4年になるお宅におじゃまして
床下の様子を撮ってきました。

ご覧のように床下は、水やお湯の配管、ガス管、床暖房の配線と
けっこう込み合っています。

下のコンクリート面から上の木までの高さは約37cm。

狭そうですが、大人がはいつくばって家中隅から隅までは
いけるようになっていて、配管からの漏水やシロアリの被害がないか
確認することができます。

今日は外に出ると冷え込んでいましたが、コンクリートの上って
意外と温かいんです。

実際に住んでおられる方は、床下にもぐることなんて無いと
思いますが、たまに覗いて異常がないか確認しておくと
よいでしょう。
特に、春から夏にかけてはシロアリが活動する時期ですから
要チェックです。
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カギのトラブル

2010年12月06日 | 家のこと
すっかり暗くなった6時過ぎ頃、近所のお客様から
「玄関のカギが締まらない」とお電話いただきました。

早速伺うと、たしかに内側のサムターン(カギを掛けるときに
回すツマミ)が硬くて動かない状態でした。

つい先日もありましたが、30年前くらいに建てられたお宅で
玄関扉は木製というパターン。

気候の変わり目というか、ここのところの変な天気のせいか
こんな時、木は湿気を吸ったり乾燥したりで伸縮して
カギ穴が多少狂ったりするんですね。

今晩のお宅は、ドア側のカギを掛けたときに出っ張る突起部分と
枠側の突起部分が入る穴がずれたために、ツマミが回せない
状態でした。これも木製であるがゆえ、ちょっとした狂いから
起きた現象でした。

出かける矢先や、夜寝る前にカギが掛からないとなると
慌ててしまいますよね。
30年前だったらそんなに恐れることも無かったかもしれませんが
今の世の中、カギを2つ掛けてチェーンも掛けないと、物騒で
落ち着きませんよね。

急に慌てることのないよう、建具の金具には
まめに潤滑剤スプレーをしたり、ネジが緩んで
いないか普段からチェックしておきましょう。
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コスト

2010年12月04日 | 家づくり
何かを買う時ってできるだけ安く手に入れたいですよね。

それが日用品であれば、耐久性などあまり意識しないでしょうけど
高価なものになればなるほど、どれだけ長持ちするかって考えますよね。

まして住宅となると、一生をかけた買物ですから
慎重になって当然です。

普通に何千万という金額ですから、初期費用は極力抑えたいところでしょう。

住宅は選択するパーツが多いことから、ただやみくもに何でも安いものを選ぶと
あとで痛い目にあいます。

特に、外に面する素材は多少高くてもできるだけ長持ちするものを
選びたいですね。

日本の気候はけっこう過酷なんです。夏は暑くて湿気が多く、
冬は寒くて乾燥します。
この極端な気象条件が寿命を縮めてしまいます。
そんなわけで屋根や外壁の材質が重要になってくるのです。

素材そのものの耐久性も大事ですが、近頃は表面処理の方法も
進化してますので注目すべき点です。

それと、素材が強くて頑丈=長持ち
とは必ずしもなりませんので。

どんなものでも、永久に手入れ不要なんてものはありません。
最初に50万円よけいにかかったとしても、10~20年後の長いスパンで
考えたら100万単位の違いが出てくるかもしれません。

イニシャルコストとランニングコストはどんな時も忘れずに!
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