家づくりの「家」の部分に関してではないけれど、
気を付けた方がいいと思うことがあります。
意見の食い違いです。
好みや、家へのお金の掛け方や、小さい頃からの習慣など
夫婦であっても思うことが違うので、計画が進む中で
ケンカになってしまうことがあります。
漠然と思い描いていたイメージをアウトプットしていく中で、それぞれの
違いが明らかになっていくんです。
事前に話し合っていたとしても、表していくと違いが出てきてしまうんです。
家の大まかな雰囲気や間取り等はすり合わせてあることが多いので、
大きな違いは少ないかもしれません。
ですが、細かなところを決める段階になると意見が割れてきたりするんですね。
計画を進めるためには、両者が納得いくように決めるか、あるいは、
どちらかの意見を取って片方が折れるか、と思います。
その場でどうしても決められなければ、ひとまず保留にして
もう一度夫婦、家族で話し合って…となると思います。
考えに違いがあるのは仕方ないこと…というか当たり前なのかもしれません。
育ってきた環境や価値観など違いますよね。夫婦であっても自分じゃない別の人なので
問題は意見が違うとなった時どうするのか、かなと思います。
自分を押し通す人、反対に意見を言えない人…元々の性格やその家庭ごとの立ち位置など
いろいろあるかと思います。
お金を出す人が主導権があったり、家事をする(家にいる時間が長い)人の方が意見が具体的だったり。
家の計画が進むにつれ夫婦仲がぎくしゃくしてしまうことがあるんです。
そんなの嫌ですよね
ある夫婦は、家は無事建ったけれど夫婦げんかが悪化してしまい、
そのまま住まずに数か月…大分揉めたみたいでその後どうなったのかわかりません。
(私が以前勤めていた会社での話しです)
家を建てようと思ったばかりに相手のいろいろが見えてきてしまうことってあると思います。
家を建てることが夢だったとか、大きな買い物なので一生に一度だから(何度も出来ることではない)
と考えたりとか。そうなるとマイホームへの気持ちも強くなりますよね。
簡単なことではないですが、家族が幸せに暮らすための家を建てることで不幸せにはなってほしくない…
と心から思います。