幸せづくりの家ものがたり

●「樹づくり工房やない」~日々の暮らしの中で思うこと、感じたこと●

パートナー選び

2010年02月27日 | 家づくり
依頼先を決めるのに、親戚関係や紹介でもない限り
初めから一社に決めて契約するのも珍しくはないのですが、
大概何社かに見積りを依頼して、その中で比較検討する
こととなると思います。

見積りの依頼先はせいぜい3~4社といったところでしょうか。

少しでも安ければと、5社6社と数が増えれば
要望を伝えるだけでも、その数だけ同じ説明を
しなければならず、時間と労力を必要とします。

同じ間取りで比較するならまだしも、各社違う提案の間取りで
仕様もそれぞれ違うとなれば、正しい比較のしようがありません。

また、同じ木造でもいろんな工法があり、耐震的にどんな構造に
するのか、断熱性はどんな材料を使って外張りなのか充填なのかと
各社それぞれの考え方をもってやっていることで、これらを正しく
比較することは困難です。

こうなると、判断材料は延べ床面積と金額だけという事態に陥ります。

面倒になってこれだけで判断すると、出来上がったとき
「こんなはずじゃなかった」ということになるわけです。

一生かけて買う住まいです。
後悔しないためにも、こんな比較方法で検討してみてください。

まず、見積りを依頼するのは同じ作風の会社で
3社程度としましょう。

依頼先が決まったら次の項目ごとに採点です。

プラン、デザイン、仕様と金額(コストパフォーマンス)
アフターサービス、保証内容と、そして相性です。

最後に相性を強調しましたが、どんなに内容と技術が
優れていようが、担当者の人間性が家づくりを大きく
左右します。

契約以後、担当者が変わったりすると引き継ぎも心配ですし
工事が進行していく過程で打ち合わせがありますから、
その内容が現場サイドに正確に伝わらなければなりません。

この橋渡しをする人が何人もいたら混乱の原因です。
できれば、契約前から完成引渡しまで同じ担当者が
理想ですね。

結婚相手を決めるときもそうですが、相手の職業や年収といった
条件で決めてしまうと失敗のもとですよね。
やはり最終的には人間性を重視するのではないでしょうか。
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近くの工務店

2010年02月25日 | 家づくり
家づくりの工法や依頼先を決めるのは大変です。

そこで、一つの参考意見として聞いてください。


まず工法について。

それは迷うことなく木造軸組(在来)工法です。

日本では古くから行われてきたつくり方だからです。

高温多湿の気候に適していますし、

何より手掛けている業者が最も多いからです。

多いということは、それだけ業者を選ぶ際の

選択肢があるわけです。

また、対応する部材も手に入りやすく

リフォームなど、あとあと手を加えることになっても

扱いやすいからです。


次に依頼先。

言うまでもなく、近くの工務店ですね。

ほとんどの工務店は木造軸組み工法を扱っています。

そして、何かトラブルがあった時でもすぐ対応できますし

近い分ガソリン代が安く済むので経費がかからず

工事費も安くなるからです。

あとは、ノルマに追われた営業マンがやっている

わけではありませんから、担当者がいなくなるという

心配もないですね。

ただ、派手に宣伝広告したりはしないでしょうから

知るキッカケがないですよね。


地元を見廻すと工務店てけっこうあると思います。

今度、気にかけてみてくださいね。
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建て方もいろいろ

2010年02月23日 | 家づくり
家づくりをするのにどこへ頼んだらいいの?

素朴な疑問ですが、その建て方にもいろいろあるのです。

まず工法。

木造軸組工法(在来工法)、2×4工法、木質パネル工法
軽量鉄骨ブレース工法、重量鉄骨ラーメン工法
鉄筋コンクリートラーメン構造、鉄筋コンクリート壁式構造
プレキャストコンクリート構造
など、聞き慣れない言葉がでてきましたね。

詳しいことはさておいて、建物を支える構造体には
大きく分けて木造、鉄骨、鉄筋コンクリートと3つの
材料があります。

この中でどの材料が良いのか?それぞれ一長一短あります。

その次に依頼先。

ハウスメーカー、工務店、建築家とこれまたつくり方には
それぞれ特徴がありまして、さらに星の数ほど業者があるわけです。

何の知識も無いまま、どこに頼んだらいいのかわかりませんよね。

まるで恋人さがしのようです。
それでいくつか候補をしぼってお見合いとなるわけです。

「自分の好みにはそんなにこだわらないから、早く相手を決めたい」
その結果、手っ取り早く行き易いのが住宅展示場ということに
なるのでしょう。

そこには話術に優れた営業マンが待っています。
あまい誘い文句にはおどらされないように気をつけてくださいね。

結婚相手だって、出会ってすぐ決めませんよね。
家も一生おつきあいするものです。

家づくりのパートナーもじっくりお付き合いしてからで良いのでは?
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家も呼吸が必要です

2010年02月22日 | 家のこと
寒い冬は家の中でストーブやファンヒーターを焚いて暖房しますが、
これら燃焼して暖める器具は水蒸気を発生させます。

せっかく暖めた部屋に冷気は入れたくないからと
ついつい換気不足になりがちですね。

するとどうなるでしょう。

窓や冷えた壁面で結露が発生します。

空気は温度が高い方から低い方へ移動します。
そして、水蒸気圧も高い方から低い方へ移動します。

空気は温度が高いほど、たくさんの水蒸気を含むことができます。

したがって、人がいるガンガンに暖められた部屋から
水蒸気をたくさん含んだ暖かい空気が、北側の冷たい部屋へ
移動していきます。
そしてその暖かい空気が冷たい窓や壁にぶつかり
結露を起こすのです。

夏に冷えたビールをコップに注いだとき、コップの外側に
水滴がつきますよね。これと同じ現象が住まいで起きています。

これを放っておくとカビやダニが繁殖し、喘息やアトピーの
原因になったりして健康にも良くありませんね。

冬こそマメな換気が必要なのです。

また、室内の仕上げ材料に吸放湿性に優れたものを
採り入れるのも有効です。

住まいも人と同じで呼吸(換気)が大切です。
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今日はポカポカの日

2010年02月20日 | ふれあい日記
今日はポカポカいいお天気です

やっぱり寒いより暖かい方が幸せ
寒がりの私は、冬はリビング以外、トイレでさえも寒くて行きたくない~!
廊下とかって無くてもいいなぁ…って冬は思います。
リビングから廊下なしで行き来できるようにすればヨカッタ
なんて思ってしまいます。

最近お天気が悪くて金魚の水槽をあまり掃除していなかったので、
ポカポカの中、きれいにしてあげよう!って思って覗いてみたら…
 卵を産んでいました!

しかも水草を入れてなかったので、フィルターに!

早速水草を買ってきて入れてあげなくちゃ!
去年初めて卵を産んだので、一生懸命育てて、一年でやっと大人に
なりました。今2~3㎝くらい。
最初はたくさんだったのに、奇形だったり、間違って流しちゃったり
何とか生き残ったのはたったの9匹。
今年も産むなら、こっちも一生懸命育ててあげよう!一家の一員としてね

まだ2月だけど、金魚たちはもう春を感じ取っていたんですね
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教育費

2010年02月15日 | 家づくり
子育て世代にとっては、住宅取得と共に
重くのしかかる教育費。

幼稚園から大学まで、公立コースをたどっても
1千万円近くかかるそうです。

そこへ塾や習い事、予備校と
子供のためを思うと投資せざるを
得ない状況になっています。

年齢的には、住宅取得とちょうど重なる時期であり
住宅ローンとは切り離して、教育費は確保しなければ
なりません。

そういった意味で、先行き不透明なこの時代に
住まいへの投資は慎重に考えなければなりません。

少しでも利息を減らしたいがために、手持ち金を
全て住宅につぎ込むのは危険です。

住宅ローンは、数あるローンのなかで最も低利ですから、
無理のない程度に住宅ローンを活用し、この先の
万が一に備えて現金は残しておいたほうが得策といえるでしょう。

この先の「万が一」を考えますと
病気やケガ、勤め先からの減給や解雇など
いつ起こっても不思議ではないですね。
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リフォームフェア終了

2010年02月11日 | お知らせ・会社
おかげさまをもちまして、リフォームフェアも
無事終了いたしました。

お寒い中、ご来場いただきましたお客様には
心よりお礼申し上げます。

また、ご協力いただいたタカラスタンダードの
皆様、ありがとうございました。
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工事中の現場へいく

2010年02月10日 | 家づくり
昨日、現場に足を運びましょうとお話しましたが
なにも完成見学会だけを言っているのではありません。

面白みに欠けるかもしれませんが、構造見学会といって
骨組みが見えてる段階で公開している現場もあります。

仕上がりも大事ですが、後になって見えなくなってしまう
部分はもっと大事です。
なんといっても、耐久性や住み心地に影響するところですからね。

そしてもうひとつ。
見学会ではない、普段の工事現場をのぞいてみることです。

見学会はみなさんに見せるため、きれいに準備しています。
そこで、普段の工事現場では、見学会ではわからない
その会社の本来の姿勢を垣間見ることができます。

現場周辺はきれいに整頓されているか、職人さんの様子はどうか
気付くところは意外とあるものです。
この点に着目して比較すると、また違った評価になるのでは?
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現場は大切です

2010年02月09日 | 家づくり
何か物を買おうと思ったとき、

機能はどうだとか
他メーカーと比べて劣っていないかとか
内容と値段は見合っているかとか
予算の範囲内に納まるかと

あれこれ考えるでしょう。

まして、高価になればなるほど慎重に検討しますよね。

いまやネットで大概の情報は収集できます。

値段や性能を比較するようなサイトもありますから
実物が存在するものは、容易に比較できるでしょう。


そこで人生最大の買物となる住まいですが、
分譲住宅は別として、自分好みの住まいを
手に入れようとすると、やっかいなことに
実物が存在しません。

個々の素材や設備などは実際見ることはできても
それらがどこの部屋に配置されて、どんな効果を
もたらすのか?

いまは、CGを使ってある程度視覚的には確認する
ことはできますが、立体的に体感することはできません。

そこで、だれもが展示場に出かけていってしまう訳ですね。

展示場はあくまでも見せ物です。みなさんがワクワクして
高揚するようにつくられているのです。

予算なんか関係ないというなら別ですが、自分の家に近い
ものを見たいと思ったら、実際に建てられた現場を見るのが
最も現実的でしょう。

見学会を開いている現場の建て主さんは、皆さんと同じように
住宅展示場に行き、住宅情報誌を買い集め、ネットで検索し
だれもが体験する長~い道のりを歩んできて、たどり着いた
結果を公開してくれているのです。

こんなに参考になることはありませんね。

住宅展示場は、間取りやインテリアの参考にする程度に
しておいて、現場に足を運びましょう。
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大か 小か

2010年02月08日 | 家づくり
「家を建てよう」と思い立ったとき、プロに相談する前に
まず自分なりに考えることといえば、いくらぐらいの予算で
どのくらいの規模の家ができるのかということではないでしょうか。

敷地がすでにあれば、ここに建てられるだけMAXで建てたいと
思うでしょう。まあ、予算あってのことですが、せっかく建てるのだから
広々した家が良いに決まっています。

この考え方からスタートするから、後になって予算オーバーという
事態になるわけです。

そこで発想を変えて、「最小の規模で考えたらどの程度必要なのか」を
スタート地点にして進めてみてはどうでしょうか。
この考え方だったらプロでなくてもなんとなく間取りが考えられませんか?

現在住んでいるアパートの間取りを参考にしてみてもいいでしょう。

アパートはある意味、一般的な生活を営むのに必要な部屋がコンパクトに
つくられています。これを基本に、自分たちはあと何がどのくらい必要か
味付けしていくのです。その際、極力、廊下など共有スペースを取らない様に
します。

いかがですか?実際家を建てて、「こんなに広くいらなかった」っていう声も
よく聞かれます。「大は小を兼ねる」とは言いますが、広いのって意外と
デメリットもあります。冷暖房費はかかるし、掃除も大変だし、メンテナンス
などの維持費もばかになりません。

「大」からではなく「小」からスタートしてみましょう。
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