山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

たんたんタタキ

2010-12-13 23:20:29 | モノローグ【エトセトラ】
事務所兼自宅のキッチンがこんな状態になっている。パネル色塗りの作業が雨の為、室内作業になる。通常は玄関前の駐車場や裏庭での作業である。ペンキの匂いが室内に充満して酒に酔った気分になる。


午前11時から作業開始。美術担当の肥後丸ちゃんがカップラーメン(カレー味)持参で来る。ベニヤ下塗りをやっている時、大阪事務所kojimaさんからブラジルの酒が宅急便で届く。お世話になりっぱなし。
「作業は先延ばしにして、一杯やろうか!」・・・公演まで5日。冗談は通用しない。彼女は笑っているものの眉間に皺を寄せている。私の不徳のいたすところ、信用を失いかけた。
それにしても彼女はよく働く。今回は出演の他に美術・制作の三役である。
舞台美術・音響・照明・衣裳など出演を兼ねて担当が決められているが、みんなよく働く。三々五々と劇団員たちが集まって来る。足の踏み場もない。隙間を見つけて仮面の色塗りやパネルの摂り付け台などの作業をする。
あちゃ!私はペンキの入れ物を足でひっくり返す。老兵、「東京都知事め!」とかみ合わない愚痴が飛び出す。ここは熊本である。熊本の宣伝部長はスザンヌである。
作業は明日以降も続くが、珍しく「一杯」もなく解散。夜9時になっていた。

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