山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

ルポ2

2010-02-06 07:06:09 | 演劇大学
演劇大学・・・第2日目。

2月5日(金)

今日の講座は18:30ーの為、午前・午後は講師の方々はフリータイムとなる。
昨夜の交流会で南阿蘇温泉ツアーを提案していたが、講師の参加者は流山児さん、瓜生先生、坂口さんの三名となった。
和田さん、古城さん、斉藤さん(演出者協会制作)の三名は書類整理や原稿書きなどのため参加できず。
それぞれ多忙中、熊本に来られている。流山児さんにしろ、自分の劇団は只今公演中。坂口さんは脚本作成中であり、瓜生先生への取材も兼ねているようだ。
実行委員会の私、咲希、工藤、肥後の4名が加わり、いつもの南阿蘇アーデンホテル「どんどこ湯」に行く。・・・課外授業のようなもの。

さて、夜の講座である。
発表会まで時間がない。これはいつものことだが、短期集中実践セミナーの宿命。
台詞を覚えることにしろ、テキストである「夢十夜」の解釈にしろ、じっくり!という訳にはいかない。ひたすら、疾走する。
受講生の戸惑いは、ある意味、自らの力をパワーアップすることが要求される。集中力だ。

知らず知らず、「夢十夜」へ吸い込まれていく。体験者でないと味わえない「染まる。」感覚である。
夏目漱石の脳、小宇宙を肉声、身体とリズムで泳ぐ感じ。

「ことば」に向かい合いながら、もうひとつのリアル=夢の中を形として見せていく作業である。
平面を立体化する。物質化する。劇は肉体。・・・想像力が要求される。
迷路にハマッタ者でしか味わえない、「不思議の国」へご案内!



6日(土)18:00よりシンポジウム「地域演劇の可能性」

熊本からは劇団石の堀田さん、市民舞台の五島さんが参加。
その後、pm7:30からは、セミナー稽古見学へ流れていくことになる。
現場の熱気をより多くの方々と共有したいものです。

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