山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

百年前の夢と・・・

2009-01-11 23:46:54 | モノローグ【エトセトラ】
 【部分稽古での思い】 
 
 日本の移民会社と国策、ブラジルの労働者不足から来るキャッチフレーズは「金のなる木=コーヒー」を歌い文句にブラジル移民は楽園地のように思われていた。海を渡るにも莫大な資金が必要だった。多くの移民者は借金まみれになっていた。
 これは百年前に旅立った移民船笠戸丸に乗って行った人々の時代である。

 ☆

 劇団笠戸丸は若い集団であることをアピールしている。実際、17名中14名は二十代前半。(3名は五十代である!)
 昨年(2008年)1月に結成されたユニット劇団は熊本での演劇会議などで各劇団やフリーの役者さんたちに呼びかけていた。その際、集まって来たメンバーである。
 「百年に一度の公演!」と銘打ったが、次のブラジル公演は二回目になる。
 ユニットであるが故のメリット・デメリットはある。・・・/メリットは公演後の腐れ縁がないこと。スッキリしている。ここが長期戦の劇団活動とは違う。/デメリットは一つの方向に集中できないこと。わがままが通用してしまうのである。あえて、「こっちを向いて!」と号令を発しなければならない。これは苦痛である。

 稽古はスピードアップしてきた。今、二人の俳優に注目している。うっとうしいくらいにパワーが出てきた女優と、私から小言を言われる男の役者だ。前回の4月公演からすると大きな進化を期待できる。これより、続々と現れる筈。

 稽古中に熊日新聞社の記者さんとお世話になっている矢加部さんが来られる。
 その後、夜はみんみん、村上、ましまん、座長と私の5人で深夜まで制作会議。ユニットのメリットは各人の才能が結びつく喜びもある!と思った。 

 私たちだけでなく、ブラジルの関係者、熊本でも支援して下さる方々がいて公演が成り立つのです。多くの方々が動いて下さっていることを忘れてはならない。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿