山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

ハクションコンチキショーイ

2010-11-21 23:44:58 | モノローグ【エトセトラ】
鼻づまりによる息苦しさが続いていた。夜は悪夢ばかりを見る。
「テロリストはお前だな!」と自衛隊第8師団(近くの駐屯地)の人が自宅やって来た。「それは誤解です。演劇で殺したのです。」と言うと「それは国益に反する。」と私を取り押さえる。我慢できず私がクシャミをすると自衛隊員はもがき苦しみ倒れた。このクシャミ、細菌兵器ということか。・・・ハックション!
びっくりして目が覚めた。夢だった。
鼻炎です。細菌ではない。私のクシャミはアレルギーによるもの。ダニの死骸を吸い込んでいるのです。
部屋を片付けなくちゃ!
ハクションコンチキショーイ・・・ギャグではなく年齢相応になった。

■11月19日(金)亀井公民館
「かぐや」【23】稽古


部屋はティッシュペーパーが散乱している。アヘアへ。それをゴミ箱へ入れると何やら誤解されそうなオブジェになった。大きなソフトクリームのようだ。スプーンで食べる仕草をするようになったら演劇を辞めようと思う。まだ、大丈夫。現実と幻想の区別はある。
劇団員のK君の背中に大きなオデキができて今日はお休み。病院で診てもらったら切らなくちゃいけないらしい。自分のこと以上に心配になる。人の心配をすると私のアレルギーは楽になった。

■11月20日(土)熊本市清水市民センター
「かぐや」【24】稽古


今日は熊本演劇人協議会パーティーに劇団から3人(座長、ましまん、BB)出席する。私は欠席する。どうだ、珍事件だろう。
残りのメンバーで稽古。公演が近付いている為、稽古を中止する訳にはいかない。オデキのK君が稽古に参加した。景気づけに一杯呑もうか!というと彼は「遠慮しときます。」との返事。ここが私と違うデキタ人間である。意思がはっきりしている。見習わなければならないと思うだけで一人呑む。クシャミ止まる。誰も悪い噂をしていないことに一安心だ。

■11月21日(日)熊本市中央公民館
「かぐや」【25】稽古


登場人物たちのキャラクターが安定してきたように思う。私たちの劇団は劇が仕上がるのが普通の劇団に比べると遅い。それは、最初から「これはこうだ!」と決めつけないからで、稽古中は大いにブレることを前提にしているからだ。迷って良いのである。ところが、今回は迷いが小さいのではないだろうか?否、迷っているのにそう見せないだけなのだ。私には判る。役者の性分として見栄が芽生えてきたのだ。さて、今年最後の公演!楽しく暴れましょうか。来年は遠いところを目指すために。

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