教育プロレス

昨日の熊本ローカル番組KKT「テレビタミン」を見ていたら、旧知のプロレスラーが出演していた。・・・彼の名は幸村ケンシロウさん。

最初に会ったのが1985年頃だったと思う。私が経営していたライブハウスで熊本商科大学プロレス研究会からプロレスをやらせろ！と言われた。私もプロレスは好きだったので一つ返事。学生だから大したことはないだろうと思っていたのが大間違い。本気で殴り合うわ、骨にヒビは入るわ、飛んだり跳ねたりの大乱闘を繰り広げていた。その中には後日、覆面レスラーでヒーローになったハヤブサもいた。
その後、熊本で立ち上げられた西日本プロレスに私は何の因果か営業・照明・音響係として１年契約でスタッフになったことがある。幸村ケンシロウさんとの再会だった。

今回のテレビを見て驚いた。彼は「教育プロレス」を唱え熊本市の小学校で闘っているではないか。・・・「教育演劇」というのはあるが、「教育プロレス」？？
「プロレスを教育に生かしたい。」と言う。
叩けば叩かれる方も叩く方も痛い。今、痛みを感じる子どもたちが少なくなってきていると言う。ゲームやアニメではわからないのだ。身体を張っての教育である。これは知識云々ではない。

テレビを見ていて目頭が熱くなった。