山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

何かがいる

2014-11-06 07:32:00 | 透明人間三部作-2014-2015
ある意味、演劇は浦島太郎の玉手箱だ。蓋を開けると白い煙が出てきて夢から覚める。ところが覚めた夢だと思っていたことが夢であり、混沌の世界へ迷い込む。
夢から抜けきれない。もがき苦しみ、それが続くと笑えてくる。笑い涙が溢れてくる。
浦島太郎は幸せな老後を送ったのだろうか?笑い涙で溺れた夢の中を懐かしんでいたのだろうか。
どうやらおとぎ話にはつづきがあるらしい。

稽古が終わった一昨日の夜、いつものようにファミレスに行って食事していると大きな声で「独り言」を喋っている白髪髭の人を見かけた。
(いちいち断っておかないといけない。私のことではない!)
私たちには見えないのだが、あたかも彼の目の前には誰かがいるように話しかけていた。
透明人間はいる。人によっては透明人間が見えるのである。

公演が近づくと時間がトリップする。眠っていた古代から受け継がれた遺伝子が目を覚ますようになる。
浦島太郎のように、独り言の白髪髭の人のように、・・・。

「透明人間」三部作第2弾「火の君、鳥の物語」
チホー熊本から夢の仕返しに行きます。大都市の人へ誘惑しに行くのです。


「火の君、鳥の物語」TOKIOスペース早稲田公演も迫っております。
12月6日(土)15:00-/19:00-☆12月7日(日)13:00-

前売予約 3000円(当日 3500円)
予約フォーム
https://ticket.corich.jp/apply/59120/
お問い合わせは
090 4581 5190 
yumesajiki@ybb.ne.jp
劇団夢桟敷制作まで。

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