健全なイチモツ

イチモツがなければ劇にならない「サダ～」。
この一週間、作れなくて困り果てていたのだが、今日の稽古で簡単に作ってしまったのが肥後丸.女史。手際が良い。早い。作業を見てほれぼれしたほどだった。
見ている海幸大介君の目が笑っていた。彼は感心すると目が笑う。目はどうしても嘘がつけないタイプだ。
「あ、KARENちゃん（少女）が来たから隠せ！」と叫んだ。その声が聞こえたらしく、「何？」。
「あのね、KARENちゃんには見せたくないものだ。」と答えたら、どうしても見せたくなった。
遅かれ早かれ、舞台で使う小道具は見せておかなければならないものだ。だったら早い方が良い。
恐れることはなかった。そんなことだと確信した稽古場だった。