
山形Qの第88回の本番が、いよいよ来週末。リハーサルも残すところ、今日と本番前日の2回のみ。
さて、今回の「後宮からの誘拐」ですが、やはり音楽が素晴らしいという以外の結論はない。
モーツァルトの他のオペラにも言える事ですが、ストーリーは荒唐無稽。幼稚と言ってもいいものです。「いやいや、それは無いだろう」…当時の人だって、そう思ったはずです。
それなのに、この「後宮」も、当時から大ヒットしました。それは音楽の力です。だからこそ、このようにすぐに室内楽用の編曲がされたわけです。
そもそも「後宮」とは、「大奥」のようなところなので、そこに入れられながらも、お殿様を拒みつつけるという事はありえない。
そして、そこに職人として潜入する恋人。…これも無理がありすぎ。うまく行ったとしても、トルコでは、当たり前のように去勢されてしまいます。そうしたら、せっかく恋人に再会できても…。
つまり、現代で言えば、「ラノベ」さえも躊躇するような、ご都合ファンタジー冒険ものなのです。
いかに、モーツァルトの音楽が人々を夢中にさせたかということです。
さて、練習の成果もあり、だいぶ仕上がってきました。
あとは個人それぞれが、細かいところの完成度を上げて、他を支える余裕を作るべし。
今週末まで頑張ります。
チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。
ただいま20箇所及び山形市内公民館
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