山形弦楽四重奏団 ブログ

演奏会のお知らせ・日々の活動など

山形Q 練習日誌64–vol.5(中島記)

2017-05-28 23:59:57 | 練習日誌
 本日のリハーサルもメンデルスゾーン中心。


 ところで、メンデルスゾーンが生まれたのは1809年です。ちなみにハイドンが亡くなったのも同じ年。

…生まれ変わりか?

と思うのは気が早い。ハイドンが没したのはメンデルスゾーン誕生の4ヶ月ほど後。

 「古典派時代」「ロマン派時代」などと分類してますが、考えてみればクラシックの大家達が生きた時代は、みんな大して変わらない。今回のシューベルトは1797年生まれ。メンデルスゾーンと「ひとまわり」しか違わない。

 さらに言えば、シューマンとショパンは同い年でメンデルスゾーンのわずか1歳下。その1歳下がリストで、その2歳下がワーグナーとヴェルディ。芸風はそれぞれですが、みんな同世代なのです。音大だったら重なってる感じですね。同じサークルにいてもおかしくはない。…濃すぎるか。

 
 ということで、音を並べるだけでなく、少しずつ流れを共有してゆきます。端正ながら、ついはみ出てしまったようなロマンティシズムがメンデルスゾーンの良さなので、その振れ幅が難しいところ。要精進。

チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。
 ただいま5箇所
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