来月頭に2つ、ベートーヴェンのみの本番を控えているため、本日の練習もオールベートーヴェンでした。
それぞれにやりがいも面白さもあるのですが、深みにはまると堂々巡りの危険性を孕むのが緩徐楽章。セレモニーのお仕事では、これぞベートーヴェンの粋と言いたいような、優しさと力強さに溢れた名曲プログラムになっております。出来得る限りの美音を存分に響かせたい、、、のは当然ですが、どんな音楽も常に「進行している」という厳然たる法則がありますので、一つの音や短いフレーズに特別な思い入れを持つのは、間延びや停滞という危険への入り口になります。そして長い音で方向性を示すのは、細かい音の連続で示すよりも格段に難しいのです。そういう音を担当することの多いセカンドヴァイオリンとしては、これをどう対処するかが腕の見せ所でもあります。
さらに「長い音」で、四人の音色が調和しているかのキーの一つが、ヴィブラート。以前から薄々(?)気付いてはいたのですが、他の三人に比べると明らかに、私のヴィブラートは浅く、こういった曲ではそれが顕著になってしまいます。
ということで、これは腰を据えてなんとかせねば、、、、と、只今改造中です。今日は休憩時間に、らびお氏にチェックして頂きました。成果をご覧になりたい方、是非4/9のアランフェスと4/24の文翔館でお会いしましょう!
~チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動しています。~
ただいま20箇所
それぞれにやりがいも面白さもあるのですが、深みにはまると堂々巡りの危険性を孕むのが緩徐楽章。セレモニーのお仕事では、これぞベートーヴェンの粋と言いたいような、優しさと力強さに溢れた名曲プログラムになっております。出来得る限りの美音を存分に響かせたい、、、のは当然ですが、どんな音楽も常に「進行している」という厳然たる法則がありますので、一つの音や短いフレーズに特別な思い入れを持つのは、間延びや停滞という危険への入り口になります。そして長い音で方向性を示すのは、細かい音の連続で示すよりも格段に難しいのです。そういう音を担当することの多いセカンドヴァイオリンとしては、これをどう対処するかが腕の見せ所でもあります。
さらに「長い音」で、四人の音色が調和しているかのキーの一つが、ヴィブラート。以前から薄々(?)気付いてはいたのですが、他の三人に比べると明らかに、私のヴィブラートは浅く、こういった曲ではそれが顕著になってしまいます。
ということで、これは腰を据えてなんとかせねば、、、、と、只今改造中です。今日は休憩時間に、らびお氏にチェックして頂きました。成果をご覧になりたい方、是非4/9のアランフェスと4/24の文翔館でお会いしましょう!
~チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動しています。~
ただいま20箇所