串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

平瀬温泉「藤助の宿ふじや」

2010年02月23日 | 宿-東海

そろそろ見頃を迎えた梅で忙しい毎日で、白川郷へ行った事も忘れてしまいそうです。

さて、泊まった宿、平瀬温泉「藤助の宿 ふじや」の紹介を・・・。

実は、30年近く前に、この「ふじや」に泊まってるんですよ。

その頃は、もちろん東海北陸自動車道はありません。

飛騨街道と呼ばれる国道156号線を走り、御母衣ダムを過ぎたあたりから
次々と電信柱にかかる「ふじや」の看板を見ての飛び込み客でした。

あれだけ「ふじや、ふじや・・・」と見れば、なにか呼ばれているような気がして
急遽、泊まったのでした。

当時はまだこの新館とも言うべき「藤助の宿ふじや」は、陰も形もありません。

背をかがめて玄関を入ると、合掌造りではないが、古民家を移築したという
広々としたロビー。

左手が帳場と土産物コーナー、右手は囲炉裏が切られたお休み処。

時節柄、お雛様が飾られ、大きな花瓶には、餠の花が咲く。

ロビーの奥に大きなストーブが置かれ、この椅子に座り、
薄い緑茶と黄粉がかかった小餠を頂きながらチェックイン。

ここで、今夜の合掌造りのライトアップに、宿から送迎車が出ると聞いて大喜び。
まさか、そんなサービスがあるとは思ってもいなかった。

奥に見える障子の部屋は、お食事処。
2階部分にもテーブル席の食事処が4箇所ほどあり、私達は、2階席で食事を頂いた。 

本館の「ふじや」と、新館だろう「藤助の宿ふじや」は、道路の上をまたがる
通路で結ばれていて、風呂は、両館共通。

↑の写真は、通路の本館側から撮ったもので、右手の建物が新館。

新館「藤助の宿ふじや」。

ロビーから部屋に案内されるが、これが、結構遠い。

途中に自動販売機コーナーがあり、ここに製氷機が置かれていて、
いつも氷が必要な私には嬉しいサービスだった。

この通路は窓がなく、外気ふきさらし。
両側に高く積まれた雪を見てお分かり頂けるだろうが、ここを歩くのは非常に寒かった。

部屋は暖房が効き快適だが、廊下は暖房されていないのか
一歩廊下に出ると、さぶ~。

今日は、ここまで・・・。

 

 

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