そろそろ見頃を迎えた梅で忙しい毎日で、白川郷へ行った事も忘れてしまいそうです。
さて、泊まった宿、平瀬温泉「藤助の宿 ふじや」の紹介を・・・。
実は、30年近く前に、この「ふじや」に泊まってるんですよ。
その頃は、もちろん東海北陸自動車道はありません。
飛騨街道と呼ばれる国道156号線を走り、御母衣ダムを過ぎたあたりから
次々と電信柱にかかる「ふじや」の看板を見ての飛び込み客でした。
あれだけ「ふじや、ふじや・・・」と見れば、なにか呼ばれているような気がして
急遽、泊まったのでした。
当時はまだこの新館とも言うべき「藤助の宿ふじや」は、陰も形もありません。
背をかがめて玄関を入ると、合掌造りではないが、古民家を移築したという
広々としたロビー。
左手が帳場と土産物コーナー、右手は囲炉裏が切られたお休み処。
時節柄、お雛様が飾られ、大きな花瓶には、餠の花が咲く。
ロビーの奥に大きなストーブが置かれ、この椅子に座り、
薄い緑茶と黄粉がかかった小餠を頂きながらチェックイン。
ここで、今夜の合掌造りのライトアップに、宿から送迎車が出ると聞いて大喜び。
まさか、そんなサービスがあるとは思ってもいなかった。
奥に見える障子の部屋は、お食事処。
2階部分にもテーブル席の食事処が4箇所ほどあり、私達は、2階席で食事を頂いた。
本館の「ふじや」と、新館だろう「藤助の宿ふじや」は、道路の上をまたがる
通路で結ばれていて、風呂は、両館共通。
↑の写真は、通路の本館側から撮ったもので、右手の建物が新館。
新館「藤助の宿ふじや」。
ロビーから部屋に案内されるが、これが、結構遠い。
途中に自動販売機コーナーがあり、ここに製氷機が置かれていて、
いつも氷が必要な私には嬉しいサービスだった。
この通路は窓がなく、外気ふきさらし。
両側に高く積まれた雪を見てお分かり頂けるだろうが、ここを歩くのは非常に寒かった。
部屋は暖房が効き快適だが、廊下は暖房されていないのか
一歩廊下に出ると、さぶ~。
今日は、ここまで・・・。