メロンロードの沿線に埋没林が見える所がある。
以前からそばを通りながら気にはなっていたが素通りだった。
今回初めて立ち寄ってみた。
出来島最終氷期埋没林が正式名称。
看板の説明文を見て驚いたのは、遠く離れた鹿児島から
ここまで火山噴出物が降り積もった事だった。
錦江湾(鹿児島湾)は姶良カルデラの噴火口で、桜島は
姶良カルデラの外輪山の一部が海面から突き出したものらしい。
阿蘇のカルデラ爆発をテレビで見た事があり、カルデラ爆発の
恐ろしさは、なんとなく分かる。
あんな爆発が起これば日本は壊滅状態になる・・・のか?
あな恐ろしや。
広い駐車場に車を停め、海岸の方へ。
驚いたのは横を流れる水の色。
凄い鉄分を含んでいるみたい。
この土壌には多くの鉄分が含まれているのだろうか?
真ん中の白っぽい地層が姶良カルデラからの噴出物か。
こんな所も海岸線に広がっている。
埋没林を探すがそれは立ち株の樹根らしいので、これは違うなぁ。
手に取ればボロボロ崩れてしまう木片が崖の下で見受けられた。
これも埋没林の一部・・・かな?
私達と同じように、いつも横を通りながらまだ見た事がないという
男性がやって来て、どれだろう・・・?と、探しておられるが
これがそうだ!と、いう確証は得られない様子。
結局、どれがそうなのか?分からなかった。
今宵の宿、アソベの森いわき荘へ向かう。
岩木山も見えて来た。