夕食は18:30~と、お願いしておいた。
おぎの湯から戻り、浴衣に着替えて食事処へ急ぐ。
朝・夕共に、このどっしりと落ち着いた食事処でいただく。
テーブルは、佐渡のたぶの木製。
ここでは、年に4回ぐらいコンサートが開かれるらしい。
テーブルの下に足は下ろせない。
座っている状態でフロントの方を眺める。
私の背後に2部屋あるが、私が泊まった部屋は離れになっていて、
左奥の扉から外へ出て中庭を歩き部屋へ。
で~んと紅ズワイカニが一杯。
これだけでお腹いっぱいになるんじゃないか?と、心配したが
ズワイカニ程のボリュウムはない。
ぜんまいの煮物。
ちょっと甘口でおいしかった。
宿のご主人は陶芸家。
この器は、ご主人が焼かれたものだろうか?
呑まずにおれません。
辛口ですが、口当たりよく、すっきりしたお酒。
イカ刺
鯛、天然ブリ、甘エビのお刺身。
一人分にしては多過ぎて、ちょっと持て余し気味。
アワビが出た。
刺身が3皿続き、う~ん。
宿泊料金は一番高い@12600円で予約していた。
食事内容の違いで9450円、11000円、12600円となる。
11000円と12600円の違いは、どうやらこのアワビの有る無しによるようだ。
メバルの煮物。
新鮮だから身ばなれは良いし、味付けも甘過ぎず、から過ぎず丁度良い。
佐渡のお米は、朱鷺の餌の事を考え、農薬や化学肥料を減らした安全なお米。
水田を餌場とする朱鷺の野生復帰を応援するための、
水田環境整備も進めておられる。
デザートは笹だんご。
ちょっと重いかなぁ・・・と、思いつつもぺろっと食べてしまう。
料理は女将さんが作っておられる。
宿泊料金からみれば充分過ぎるほどの内容だが、なんとなく物足りない。
魚、そう好きではないので、刺身の3連発は、苦しかった。
煮物やメバルの煮付けが、あれだけおいしかったので、
もう少し、手が加えられた料理を食べてみたいと思った。