串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

季がさね

2012年01月30日 | 宿-北陸

今宵の宿は片山津温泉「季がさね」。

片山津温泉へは以前立ち寄りで一度入浴しただけ。

加賀温泉郷の中では、わりとインパクトがある湯のような記憶があるが
果たしてそうなのかどうか?確かめたかった。

加賀観光ホテルの別館で、客室は36室と久々の大型旅館。

朝・夕、加賀観光ホテルの風呂も利用できる。

チェックインすると、ロビーで紅茶がふるまわれる。

部屋の鍵は2つ。

長い鎖が付いていて首からさげられる。

これ、便利で好きです。

部屋は10畳だったかな?

どの客室も柴山潟に面しているようだ。

ウォシュレットのトイレ、空の冷蔵庫、電気ポット・・・私に必要なものは全て完備。

部屋から眺める柴山潟。

チェックインは18:00前になってしまい、陽はとっぷりと暮れてしまった。

夕方、夕陽がきれいだった。

早くチェックインしていれば、きっと部屋から柴山潟に沈む夕陽が眺められただろう。

部屋にもお迎え菓子が置かれていたが、お茶は煎茶、玄米茶、ほうじ茶の
ティバックが1つづづと味気ない。

夕食の前に一風呂浴びよう。

 風呂は遠い。

1階でエレベーターを乗り換えて別棟の2階へ。

客室から離れているので24時間入浴可能ではない。

仮に24時間可能でも、一人ではちょっと怖くて行けない。

男女別の風呂は、入れ替わる事はない。

 脱衣所はさすがに広い。

 

 シャンプーが多種類揃っている。

 迷わずポーラの前に座る。

内湯は湯気もうもうで写真を撮ったものの、はっきり見えないのでパス。

今の季節、露天風呂に出るにはちょっと勇気がいる。

内湯から出て、階段を7~8段降りるが、寒い。

 内湯よりはやや熱いめの湯。

無色透明、匂いはないが凄い塩味でえぐみすら感じる。

 木の枕が置かれているが、寝湯というには結構深い湯船。

柴山潟の底から湧き出す源泉温度は72度。
加水無しで50~52度に冷まして湯船に送られる。

Jのサイトで見て源泉掛け流しだと思い込んで予約したが、
戻ってからよく見ると「温泉掛け流し」だった。

加温のため循環されている。

片山津ではもはや源泉掛け流しの宿はないのだろうか?

Na=3275, Ca=2154, Cl=7671, 硫酸イオン=1247
成分総計=14.84g/Kg 

という高濃度のナトリウム・カルシウム-塩化物泉。

 

朝、部屋から眺めた柴山潟。

庭園の向こうに見える2つの屋根が浴室。


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