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串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

季がさねの夕食

2012年01月31日 | 宿-北陸

食事は朝・夕共に食事処「茶寮月の庭」で。

 隣のテーブルとはすだれ1枚。

テーブルはほとんどくっついていて、話し声は丸聞こえ。

満室でないなら、もう少し離れたテーブルに案内するべきではないかと思う。

 

ちょっとチマチマしている前菜。

 料理の評判が良いので楽しみにしていた。

グラスに入った能登の「ぎんば草」、一般的にはもずく。
これがしこしことした歯ごたえで、食べ慣れているもずくとはちょっと違いおいしかった。

帰り道に買い求め、自宅でも楽しんでいる。

 刺身も活きている。

 自慢料理の一つ「天然鯛の香草塩釜焼き」が運ばれてきた。

 「優しくたたいて下さい。」と言われ、中心を木槌で叩く。

あとは仲居さんが皿に取り分けてくれる。

 う~ん、塩辛い。

宿泊料金が1000円程安いプランには、この塩釜焼きはついてない。

名物料理というからこれを食べてみたかったんだけど、
こんなに塩辛いのなら要らない。

添えられたライムを搾ってみたが、いただけない。

塩釜焼きだから塩辛いのは当たり前・・・?

 天ぷらはキスとフグ、どちらか選べる。

これは、私が選んだ「キスの磯部揚げ」。
連れはフグを選ぶ。

 加賀蓮根の東寺蒸しは、カニ身の入ったアンがかかりおいしい。

 薄いが、連れが選んだ牛ロースステーキ。

 私はアワビとアマダイのワイン蒸しをチョイス。

アワビ、ひとくちで食べられる大きさ。

 釜で炊いた石川のこしひかりはおいしかった。

夕食では少し硬いめに炊かれ、朝食では柔らかく仕上がっていて、
意図的に硬さを調節されているのかな?

お漬物の長いももおいしかった。

色々盛られた デザートだが、カップに入ったリンゴプリンが
おいしくて、これだけでもよいような気がした。

地元の素材を使うようにしておられるみたいで、
金時草のカステラや五郎島金時のレアチーズを使った
一品も盛られているが、正直なところ小さ過ぎて味を
楽しむというところには至らない。

前菜でもそういう感じを受けた。

他にも酢の物にズワイカニが出た。
鍋も「ブリしゃぶ」と「カニすき」が選べた。

何品かからチョイスできたり、活き、味も良くて凄くがんばっておられると思う。

一つ希望を言うなら、前菜やデザートをもう少し絞られた方が
印象に残る料理になると思った。


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