2012年10月21日、久しぶりの長旅が始まる。
今まで東北へ車で行く時は、夜に大阪を発ち、北陸・磐越道経由で東北道へ入り、
目的地まで、(時には青森まで)1日に走ったものだが、さすがに最近は、これがしんどくて。
で、早朝に大阪出発し、磐越道の新津インターまで走り、会津若松泊まりを1日の行程とした。
新津で降りた理由は↓。
久しぶりの新津温泉。
たたずまいも内部も少しも変わってはいなかった。
いい具合に同浴者はいなくて、しばらくの間貸切り状態。
熱くて臭い湯が体にしみる。
ほどなく現れた入浴客がペットボトルに湯を汲み始めた。
そうだ!湯は持って帰れるんだ。
服を着てから車に積んであるペットボトルを持って浴室へ向かい、2L頂く。
新津からは磐越道に乗らず、阿賀野川に沿ってR49、R459を走る。
遠くに鉄橋が見える。
今日はこの磐越西線にSLが走る。
美しい田園風景と阿賀野川を横に見ながら快適なドライブ。
赤い屋根、ブルーの屋根・・・民家も素晴らしい。
う~ん、庭もよく手入れされているなぁ。
時間的にSLとうまく出会えるのは「山都駅」。
近代化産業遺産に認定されている「油庫」。
説明書きの文字が剥げて読めない。
駅の管理人さんがやって来て、黒マジックで消えた部分をなぞる。
レンガはイギリス積み。
遠くで汽笛がなり、ほどなくSLが入線。
うまく撮れますように・・・と、どきどきしながらシャッターを切るが、これが難しい。
連写でたくさん撮ったが使える写真はほとんどない。
夕陽に照らされるSL磐越物語号。
わずか1分停車し新潟へ向け走り去った。