串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
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城南宮(2)

2010年03月04日 | 京都

「春の庭」は、築山の枝垂れ梅だけではありません。

この庭は、源氏物語に登場する植物がたくさん植えられている「源氏物語ゆかりの花の庭」。

竹の下いっぱいに広がるのは「山藍」。

木の下に多く生育する多年草の草で、大きくなれば70センチほどになり、
4~7月頃には黄緑色の花が咲く。

平安時代、特殊な衣裳は、これを用いて染められた。

それぞれの植物には、舞扇の形をした木の案内札が置かれ
源氏物語の一節や、草木の特徴までが書かれている。

セリが青々と育っています。

セリは、春の七草の一種。
他にも、大根、カブ・・・など、七草全種類が植えられ、これらはお供えとして神前にのぼる。

立て札を見ないで「大根まで植わってる???」と、口にする人もいた。



「浅葱(あさつき)」も青々と茂り、庭園を彩っている。

浅葱は、平安時代から食べられていたようで、5~6月に紅紫色のネギ坊主状の花が咲く。

それを見てみたいなぁ。

園内には藤も。

椿も多品種植えられている。↑は「藪椿」。

椿並木を過ぎると、そこに「平安の庭」が広がる。

拝殿、本殿などの建物をぐるりと囲むように庭園が造られている。

 

 

 

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