Peachの格安航空券で宮崎入り。
レンタカーを借りて、妙見石原荘と神の郷温泉でのお泊り旅。
何度も来てるし、梅雨明けで暑い。
観光は無し。
でも、嘉例川駅は見た事がなかったので行ってみる事に。
もう30分程すれば列車がやって来るが、その30分が待てない。
ニャン子駅長は今年の7月に亡くなっていた。
まだ1ケ月も経ってない。
駅の周囲はきれいに整備されていて、東屋で老夫婦がお弁当を広げている。
のどかだなぁ。
車で60キロ程走ると水害で大きな被害が出ている人吉。
暑い中、後片付けにあたっておられるだろう。
のんきに大阪から遊びに来て・・・申し訳ないです。
実に17年ぶりだろうか?妙見石原荘。
確か、この石蔵が建った頃から来ていない。
今回のレンタカーはパジェットで借りたフイット。
格安料金なのに、走行3万キロ程で、まだきれい。
宿は直で予約したが、このレンタカーの予約はじゃらんで。
レンタカー会社直で予約するよりも安い上、
クーポンもあるので、随分安くなる。
左手フロント、右手は土産物コーナー、突き当りのロビーでチェックイン。
手造り羊羹がお着き菓子。
うっ、これは苦手な深蒸し茶?
懐かしい廊下を通って客室へ案内される。
廊下の左側に客室が3~4室。
うん?一番安い道路側の部屋で予約したハズなんだけど、
この辺りは川側の部屋・・・???
空いているからと川側の部屋にランクアップして頂いたもよう。
部屋は浅葱(あさぎ)。
ガラガラ、部屋の戸を開けると広い玄関が目に入る。
以前もこの部屋に泊まっているので驚きはない。
部屋は2間続き。
主室の8畳間。
横の4畳半の部屋、元々は茶室として設計されたんだろう。
畳には炉が切られているようだ。
2人なら8畳の主室だけで十分。
こちらの部屋に座る事はなかった。
窓の外は天降川を挟んで雅叙苑。
夜、かやぶき屋根の建物に明かりが灯ると、お客が入っているのが分かる。
逆に雅叙苑からも明かりの灯り具合で客の入りがわかるだろう。
もしかして、川側にランクアップしてくれたのは
そういう意図があるのかもしれないと邪推した。
以前、ここは雅叙苑の露天風呂だった。
今は使われてないのかな?
クレンジングと化粧水は、ドイツの温泉地バーデンバーデンにある
ビオドラガ社の製品。
クレンジング、良かったけどミキプルーンの扱いで、簡単に買えないわ。
浴衣は2枚共中サイズ。
相方には短い。
男女各1名とわかっているのに、どうして1枚は大を用意しないのだろうか?
湯上り後汗が引かず、浴衣は汗まみれ。
もう1枚欲しかったが、夜、ガーゼ生地のパジャマが用意されるので、
浴衣で寝る必要はない。
廊下にさりげなく置いてあればいいのになぁ。
帯はしっかりしたもので、足袋も付いていた。
置かれた煎茶はおいしい。
深蒸し茶ではなかったと思う。
大きな湯呑みは、私の好きな粉引。
有料飲料の他に冷茶が用意されていたようだが、
部屋に案内された時に説明はなく、気が付かなかった。
大浴場の他に露天風呂が3ケ所。
うち1ケ所が有料。
いずれも館内にはなく、天降殿という別棟にある。
翌朝、ロビーに看板ネコロブーが座っていた。
滞在中朝の早い時間しかお目にかからなかった。
もう日中は暑い。
涼しい早朝、ひんやりとしたこの床がお気に入りなんだろう。
客もまだ動かない時間だし。
朝、部屋の入り口に、青海波の古布に入った朝刊。
この宿、青海波の布がよく使われている。