串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

妙見石原荘-1

2020年08月12日 | 宿-九州・沖縄

Peachの格安航空券で宮崎入り。

レンタカーを借りて、妙見石原荘神の郷温泉でのお泊り旅。

何度も来てるし、梅雨明けで暑い。

観光は無し。

でも、嘉例川駅は見た事がなかったので行ってみる事に。

もう30分程すれば列車がやって来るが、その30分が待てない。

ニャン子駅長は今年の7月に亡くなっていた。

まだ1ケ月も経ってない。

駅の周囲はきれいに整備されていて、東屋で老夫婦がお弁当を広げている。

のどかだなぁ。

車で60キロ程走ると水害で大きな被害が出ている人吉。

暑い中、後片付けにあたっておられるだろう。

のんきに大阪から遊びに来て・・・申し訳ないです。

実に17年ぶりだろうか?妙見石原荘。

確か、この石蔵が建った頃から来ていない。

今回のレンタカーはパジェットで借りたフイット。

格安料金なのに、走行3万キロ程で、まだきれい。

宿は直で予約したが、このレンタカーの予約はじゃらんで。

レンタカー会社直で予約するよりも安い上、
クーポンもあるので、随分安くなる。

左手フロント、右手は土産物コーナー、突き当りのロビーでチェックイン。

 

手造り羊羹がお着き菓子。

うっ、これは苦手な深蒸し茶

懐かしい廊下を通って客室へ案内される。

廊下の左側に客室が3~4室。

うん?一番安い道路側の部屋で予約したハズなんだけど、
この辺りは川側の部屋・・・???

空いているからと川側の部屋にランクアップして頂いたもよう。

部屋は浅葱(あさぎ)。

ガラガラ、部屋の戸を開けると広い玄関が目に入る。

以前もこの部屋に泊まっているので驚きはない。

部屋は2間続き。

主室の8畳間。

横の4畳半の部屋、元々は茶室として設計されたんだろう。

畳には炉が切られているようだ。

2人なら8畳の主室だけで十分。

こちらの部屋に座る事はなかった。

窓の外は天降川を挟んで雅叙苑

夜、かやぶき屋根の建物に明かりが灯ると、お客が入っているのが分かる。

逆に雅叙苑からも明かりの灯り具合で客の入りがわかるだろう。

もしかして、川側にランクアップしてくれたのは
そういう意図があるのかもしれないと邪推した。

以前、ここは雅叙苑の露天風呂だった。

今は使われてないのかな?

 

 

クレンジングと化粧水は、ドイツの温泉地バーデンバーデンにある
ビオドラガ社の製品。

クレンジング、良かったけどミキプルーンの扱いで、簡単に買えないわ。

浴衣は2枚共中サイズ。

相方には短い。

男女各1名とわかっているのに、どうして1枚は大を用意しないのだろうか?

湯上り後汗が引かず、浴衣は汗まみれ。

もう1枚欲しかったが、夜、ガーゼ生地のパジャマが用意されるので、
浴衣で寝る必要はない。

廊下にさりげなく置いてあればいいのになぁ。

帯はしっかりしたもので、足袋も付いていた。

置かれた煎茶はおいしい。

深蒸し茶ではなかったと思う。

大きな湯呑みは、私の好きな粉引。

 

有料飲料の他に冷茶が用意されていたようだが、
部屋に案内された時に説明はなく、気が付かなかった。

大浴場の他に露天風呂が3ケ所。

うち1ケ所が有料。

いずれも館内にはなく、天降殿という別棟にある。

翌朝、ロビーに看板ネコロブーが座っていた。

滞在中朝の早い時間しかお目にかからなかった。

もう日中は暑い。

涼しい早朝、ひんやりとしたこの床がお気に入りなんだろう。

客もまだ動かない時間だし。

朝、部屋の入り口に、青海波の古布に入った朝刊。

この宿、青海波の布がよく使われている。