串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

北海道-32(オンネトー)

2017年08月23日 | 旅-北海道

トイレがある大きな駐車場に車を置き、オンネトーへ駐車場脇の遊歩道を歩く。

この遊歩道の入り口が分かり難くて、ちょっとウロウロ。 

 木道はごく一部だけで、後は細い小道になった。

ところどころ、上り下りはあるが、歩きやすい道が続く。

 一帯はアカエゾマツの原生林。

大きな苔むした切株や間引いていない細い樹が目立つ。

 足元には可愛い小さな花がアチコチに咲いている。

これはオオヤマフスマかな?

 時間的には20分ほどだったろうか?オンネトーに出た。

ゴゼンタチバナかな? 

花の名前、自信ありません。

アイヌ語で老いた大きな沼をさすオンネトー、45年前新婚旅行でも訪れている。

見る場所や角度によって色が変わるという湖、いきなり2色のグラデーション。 

さて、湖岸に出て右か左、どっちへ歩くか?

こっちでしょ!と、左手へ歩き出したが、結果的に長い距離を歩く事に。

 刻々と色を変えるオンネトー。

 

キャンプ場へ近づいた。 

キャンプ場にも花が咲いていた。 

うわっ~、カラマツ草の群生。

 

 

 さくらそうもどきもいっぱい咲いていて目を楽しませて
くれるが、
そろそろ疲れてきた。

オンネトー茶屋に出たが、戻るべき駐車場はどっちなのか分からない。

う~ん、駐車場まで戻るには・・・?

茶屋へ入って聞いてみた。

道道664号を4キロ歩かなければいけない。

路線バスなどない。

 だらだら上りが続く舗装路を足を引きずりながら歩く。

湖岸から左手を選んだけど、右手へ出れば舗装路を歩く距離は
短かったが、ここへは来れなかった。

車だと駐車場からほんの2~3分で来れるのだが。

一番の撮影スポット。

左が雌阿寒岳、右は阿寒富士

道は下りになって駐車場が見えた。

 はぁ、駐車場横にある今宵の宿 野中温泉に到着。

簡単にオンネトー見に行こうと出かけたが、こんなしんどい行程になるなんて。

下調べ、しっかりしておかないツケが回ってきたんだ。

 うわっ、満開のクリンソウが迎えてくれた。