国の特別名勝の三段峡、50年程前に訪れているが、その時の記憶はほとんど無い。
三段峡正面口に建つ三段峡ホテルに宿をとり、小雨降る中三段峡へ。
ほとんど平坦な歩きやすい遊歩道が続くが、渓谷へは下りて行けないような気がした。
この辺りは、はるか下方を水が流れる。
色とりどりの岩も美しい。
ひときわ印象に残った赤滝。
山側にかかる滝で、遊歩道からこの美しい岩肌を飽きず眺めた。
遊歩道の柵に苔がびっしり生え、乗せているのかな?と、思った上の石はしっかり柵にくっついていた。
この夫婦渕だけはなんとなく覚えていた。
黒淵までの三段峡表銀座コース片道2.7キロ50分。
残念ながら雨の為、黒淵の渡船はお休み。
途中、坂道の上り下りが何か所かあったが、おおむね平坦で歩きやすい遊歩道。
歩く度に見事な眺めが展開する美しい峡谷だった。
三段峡は全長13キロと、まだまだ見所がある。
翌日は猿飛や二段滝へ行く予定だったが、雨、あめ、あめ、ついてない。
来年、再度紅葉の頃に訪れたい。