食事は茶寮 月の座にて、18:00~30分刻みで21:00まで。
食前酒はざくろ酒。
先附はすりおろした長芋に旨味出しのジュレ掛け。 前菜がなんだかお粗末。ふくみつ華山温泉の豪華な盛り付けとえらく違う。
定番 加賀鳶。 しじみ出しの中にカニ真薯。いい出しが出ていておいしい。
お造りは橋立港で水揚げされた魚の盛り合わせを、橋立富士菊の泡醤油でいただく。
泡醤油、初めて。
柔らかくふわふわの泡醤油を魚にのせて食べるのだが、ぽろっと落ちたりで少々食べにくい。
同行者曰く、固めない方が食べやすい・・・と。
加賀蓮根饅頭の餡掛け。蓮根大好き、もっと大きいのを食べたい。 洋皿は鯛にバジルソースとリンゴジュレ。器の中は甘エビの麹和え。
若き料理長が作る料理は見た目も美しく、味も言う事なし、そして量も私達老人には適量だが、若い人や男性には物足りないかもしれない。
なんて器だぁ。う~ん、こんなの扱いにくいなぁ、でもきれい!フタを開けてもひとつビックリ、美しい。
中にはサーモンをカブ(?)で巻いたもの、トマト、下には酢味噌がしのばせてある。
和牛ステーキか甘鯛紫蘇巻きと蓮根挟み揚げ のどちらかをチョイスするが、3人共天ぷら大好きなので、後者を選ぶ。
カニ鍋と合鴨キノコ鍋、どちらか選べる鍋があったが撮り忘れ。
水菓子とデザート、それにデミタスコーヒー。
結局、この宿でコーヒーはこれしか出なかった。朝もない。テイクアウトまで用意されたふくみつ華山温泉とはえらい違い。
料理は、地元の食材を取り入れ、前の記憶通りおいしかったが高価な食材は少ない。でも器はいいものが多く、お互いを引き立てている。
すだれで隔てられた食事処。
食事時間が違う客同士を配置しているのか、私達が食べ終わるまで隣には客は来なかった。
朝のセッティング。
朝食は7:30~9:30まで。
熱々出し巻きに、フグ、ノドグロ、もう一つは何だったかな?3種の干物から選ぶ。一番食べやすそうなフグにしたが、肉厚でなかなか火が通らない。
半分ぐらい残したかな。