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串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

すぎ嶋の食事

2015年09月06日 | 宿-東海

食事は朝・夕共に食事処で頂く。

囲炉裏がきられた個室だが、隣の声はよく聞こえる。 

予定時間になれば、部屋にお迎えがあり、1階の食事処へ案内されるが、入り組んだ迷路を進むようで、翌朝、同じ場所へ行くのに迷ってしまった。

足が下せるのは嬉しいが、向かいと離れ過ぎで、やりとりするにはうんと手を伸ばさなきゃいけない。

鮎が1匹しかない・・・と、思っていたら灰の中に横たわっていた。

お品書きはなく、仲居さんが簡単に説明してくれるが、あいにく書きとめるモノを忘れ、料理は聞き流すだけになってしまった。

この八寸は山の幸満載で実においしかった。

どの料理だったか、鮎のうるかで和えてあった。

分厚い肉を囲炉裏の炭火で焼くが、手が滑り、一切れがこれまた灰の中に。

落ちた鮎は取り替えてもらったが、この肉は洗って頂いた。

フォアグラ添え。

 

充分焼けているが、炭火の上でちょっと温める。

鮎真薯のお吸い物。

刺身はマス、鮎、岩魚にこんにゃく。

 

おしのぎに出た蕎麦はおいしかった。

豚の角煮だが、これは要らないかなぁ。

天ぷらは河フグ。

河フグとはナマズらしいが、あっさりした白身でおいしい。

鮎をまぶしたご飯だが、普通の白いご飯がいいかな。

デザートも盛りだくさん。

食事の量はたっぷりで、味付けも良いし、地の珍しいものも供され大満足。

食事の途中で牛1頭の大女将が挨拶に来られた。

路線バスの旅で「前もって連絡頂いていたら、牛1頭用意しておきましたのに・・・。」と、ユーモアたっぷりに登場されたのを覚えている。

この大女将、チェックアウトの時も玄関に座り、丁寧に見送って下さった。


 

朝食です。

こちらも盛りだくさん。

囲炉裏で味噌汁を温め、片一方では棒葉味噌を焼く。

炭火ではなくガスコンロだったが・・・。

小鉢に野菜料理がいろいろ。

沢庵の煮物は苦手だわ。

はぁ、いい宿でした。

鄙にしては宿泊料金が高いなぁ・・・と、今まで敬遠していたが、泊まってみると、その料金もうなづける。

途中、清流の板取川を眺めながらの行程も楽しかった。

紅葉は11月第1週過ぎあたりらしい。

あの川浦渓谷の紅葉もみたいし、これは再訪だな。