しこたま呑み、たらふく食べた後、風呂へと。
丸瀬布温泉は、PH8.6、成分総計790mg/Kgのアルカリ単純泉。
温度45.2度、湧出量250L/M。
この温泉は有史以前から湧いていたのを、アイヌの人達が傷の治療や衣料繊維の製造に利用していたが、
大正6年に温泉旅館が建ち、以来網走管内では、温根湯に継ぐ古い温泉旅館だったらしい。
昭和32年、丸瀬布町が国民宿舎「翠明荘」を建設し、43年間営業を続けるが、老朽化もあり平成12年に休業。
そして平成13年4月、現在のマウレ山荘として営業を開始し、現在に至ります。
北海道の数ある温泉でもあまり知られていない(知らなかったのは私だけかも)丸瀬布温泉だが、歴史は古いようです。
ず~っと、泉温が27度と低かったのですが、現在の源泉は、昭和57年に1300m掘削して得た45度のものです。
男女別に内湯と露天。
時間で男女が入れ替わる事はありません。
広い内湯。
塩素臭が漂います。
マウレ山荘には、一般の客室の他に4部屋ほど温泉付きの部屋があり、この部屋の源泉と、温泉付きコテージの温泉は、源泉掛け流しです。
そんな殺生な。
多勢が入る大浴場が循環だなんて・・・。
温泉付きの特別室、結構、いい値段です。
貧乏人は循環で我慢しなくちゃいけない。
奥に長い露天風呂。
右手の色が変わっている所は、一段高くなっていて半身浴が出来ます。
すぐそばを川が流れていますが、眺めは、そんなによくありません。
PH8.6もある上に循環を繰り返しているからでしょう、浴感はヌルヌルです。
ぬるぬる好きな方にはいいでしょう。
立ち寄り入浴客の休憩所は広いです。
朝食は、昨夜とは違うレストラン「パシパ」でバイキング。
朝からパスタ・・・。
デザートまでしっかり皿にとっています。
大好物の松前漬けをたっぷりと・・・。
パン派の私、パンを探しましたが、あったのはこのサンドイッチだけ。
具だくさんの苦手なサンドでした。
品揃えや味も満足する内容でした。
焼きたてパンが並べば文句ないのですが・・・。
昨日は暗くてよく分からなかったマウレ山荘。
なかなか、いい感じです。
今回のレンタカーはヴィッツ。
3日間15000円也。
秋の交通安全期間中という事で、レーダー探知機を持参しましたが、全く必要無しでお荷物になりました。
今日は天気が良さそう。
銀泉台を目指して早い目のチェックアウト。
部屋、食事、応対、文句ありません。
ただ、温泉が源泉掛け流しなら、是非、又泊まりに来たい所ですが、ぬるぬるの循環湯なら、もういいや。
旭川紋別自動車道を、層雲峡に向けて走ります。
無料区間ですぅ。
比布JCTから紋別まで通じる予定の「旭川紋別自動車道」ですが、今年の3月に上川天幕~浮島IC間が開通し、丸瀬布まで快適なドライブです。