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串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

北海道初紅葉旅-3(マウレ山荘の朝食&風呂)

2010年09月27日 | 宿-北海道

しこたま呑み、たらふく食べた後、風呂へと。

丸瀬布温泉は、PH8.6、成分総計790mg/Kgのアルカリ単純泉。
温度45.2度、湧出量250L/M。

この温泉は有史以前から湧いていたのを、アイヌの人達が傷の治療や衣料繊維の製造に利用していたが、
大正6年に温泉旅館が建ち、以来網走管内では、温根湯に継ぐ古い温泉旅館だったらしい。

昭和32年、丸瀬布町が国民宿舎「翠明荘」を建設し、43年間営業を続けるが、老朽化もあり平成12年に休業。

そして平成13年4月、現在のマウレ山荘として営業を開始し、現在に至ります。

北海道の数ある温泉でもあまり知られていない(知らなかったのは私だけかも)丸瀬布温泉だが、歴史は古いようです。

ず~っと、泉温が27度と低かったのですが、現在の源泉は、昭和57年に1300m掘削して得た45度のものです。

男女別に内湯と露天。

時間で男女が入れ替わる事はありません。

広い内湯。
塩素臭が漂います。

マウレ山荘には、一般の客室の他に4部屋ほど温泉付きの部屋があり、この部屋の源泉と、温泉付きコテージの温泉は、源泉掛け流しです。

そんな殺生な。
多勢が入る大浴場が循環だなんて・・・。

温泉付きの特別室、結構、いい値段です。

貧乏人は循環で我慢しなくちゃいけない。

奥に長い露天風呂。

右手の色が変わっている所は、一段高くなっていて半身浴が出来ます。

すぐそばを川が流れていますが、眺めは、そんなによくありません。

PH8.6もある上に循環を繰り返しているからでしょう、浴感はヌルヌルです。

ぬるぬる好きな方にはいいでしょう。

立ち寄り入浴客の休憩所は広いです。

朝食は、昨夜とは違うレストラン「パシパ」でバイキング。
朝からパスタ・・・。

デザートまでしっかり皿にとっています。

大好物の松前漬けをたっぷりと・・・。

パン派の私、パンを探しましたが、あったのはこのサンドイッチだけ。

具だくさんの苦手なサンドでした。

品揃えや味も満足する内容でした。

焼きたてパンが並べば文句ないのですが・・・。

昨日は暗くてよく分からなかったマウレ山荘。

なかなか、いい感じです。

今回のレンタカーはヴィッツ。
3日間15000円也。

秋の交通安全期間中という事で、レーダー探知機を持参しましたが、全く必要無しでお荷物になりました。

今日は天気が良さそう。

銀泉台を目指して早い目のチェックアウト。

部屋、食事、応対、文句ありません。

ただ、温泉が源泉掛け流しなら、是非、又泊まりに来たい所ですが、ぬるぬるの循環湯なら、もういいや。

旭川紋別自動車道を、層雲峡に向けて走ります。

無料区間ですぅ。

比布JCTから紋別まで通じる予定の「旭川紋別自動車道」ですが、今年の3月に上川天幕~浮島IC間が開通し、丸瀬布まで快適なドライブです。


北海道初紅葉旅-2(マウレ山荘の食事)

2010年09月27日 | 宿-北海道

一風呂浴びる間もなく、夕食は18:30からにしました。

浴衣に着替え、夕食会場のレストラン「レイラ」へ。

テーブルに並べられたナイフ&フォーク、最後まで使いませんでした。

先附の長芋豆腐。

ふんわり、それでいて長芋のしゃきしゃき感もあり、なかなかおいしい。

こちらも先附の愛別産なめこの牡蠣ソース炒め。

大きななめこでした。

牡蠣ソースとの相性は悪くはないのですが、ここは大根おろしで食べたかった。

前菜のトマトとモッツァレラチーズ、茄子の生ハム包み、器には魚介のマリネ。

お酒がすすみます。

↑の写真、ウイルスソフトが働き、私には見えないのですが・・・。

厨房の表、客からもよく見える場所で蕎麦打ちが始まりました。

各地の「冷おろし」がそろえられていて、時期的にも「冷おろし」だ!と、あれこれ注文し呑んでみました。

個人的には山形の「山法師」というお酒が一番おいしいと感じました。

しかし、この「冷おろし」いずれも1合¥1050です。

う~ん、ちょっと高いなぁ、半値の¥525なら納得できるんだけど・・・。

お酒だけでは物足りないぐらいのご馳走が出て、ついにビールまで注文。

オニオングラタンスープですが、パンが大き過ぎるぅ。

大根のカバーがかかったお刺身登場。

旬の盛り合わせという事で、サンマ、真ツブ貝、マグロ、水タコ、マツカワカレイ、ウニ、それに赤い身はミンククジラという豪華版。

ソイとエビのポワレ。
これさえも、お箸で頂いた。

ウエィター、お勧め上手なんです。

日本酒を好む客だとみてとり、「もう、日本酒はいいか」と、思っているところに「米沢の凄くウマイお酒がありますが、いかがですか」と・・・。

「じゃぁ、それも・・・」と、注文すると、肴セットもどうか・・・?と、きた。

で、それも・・・。

上の写真が、その「肴セット」でした。

ししゃも(北海道産だと思いたい)、ハタハタ、ニシン・・・。

なかなかおいしいものばかり。

ビーフシチュー

釧路産タラバ蟹浜茹で

味、普通・・・かな?

ごはんは、山菜かに飯。

キンキのあら汁がおいしかった。

そして、蕎麦が登場。

昨日とどいた幌加内産の新蕎麦粉で打ったものです。
香り、分からない私。

挽きたて、打ちたて、ゆがきたての極上品。

ここまでの食事で、もうお腹いっぱいだったけど、この蕎麦、もう少し食べたかった。

デザートのブルーベリータルト。

これだけ食べてお腹いっぱいになった後にタルトは少々辛いかなぁ。

食後のコーヒーもおいしいコーヒーでした。
お替り欲しかった。

「マウレ山荘」には3種類の食事コースがあり、もちろん料金に反映します。

今回、中間の「マウレコース」にしました。

もう少し軽い内容でもいいかな・・・?と、思うほど充実した夕食でした。

この宿の人気の秘密は、この食事に有り・・・で、しょうか?