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串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

夏終わり旅-2(弥陀ヶ原湿原にて)

2010年09月01日 | 旅-関東・中部

台形の山は、奥大日岳。

弥陀ヶ原ホテルの左横から遊歩道へ入る。

あれほどいた乗客は、いったいどこへ消えたんだろう・・・?
それほど弥陀ヶ原を歩く人は少ない。

さぞかし、室堂は人であふれている事だろう。

ガキの田と呼ばれる地塘が点在する。

木道がずっと敷かれているが、これが結構歩きにくい。

景色に気をとられて、下を見ないで歩いていると、1枚板を削った部分に何度もつま先をひっかけた。

標高1900mぐらいの弥陀ヶ原だが、暑い。

1時間ほどで歩ける「内回りコース」と、2時間ほどの「外回りコース」があり、
途中、コンビニで買って来たおにぎりを食べながら「外回りコース」を歩く。

ちんぐるまの種が風にそよぐ。

「コヒョウモン」という蝶。

ベニヒカゲという天然記念物の蝶。

標高1700mぐらいからよく現れる蝶らしいが、弥陀ヶ原ではたくさん飛んでいた。

コヒョウモン、ベニヒカゲ、それに写真には撮れなかったが、「ミヤマモンキ蝶」と
いうのが、弥陀ヶ原に生息する三大名蝶らしい。

う~ん、何だろう?
カラフル、頑丈そうな体。

外回りコースを歩く人は少ないのだろうか?
ちょっとしたブッシュになっている。

しかし、高山植物は、このあたり一帯の方がよく咲いていた。

高く伸びたミヤマシシウドに蜂が群がっていた。

立山うつぼぐさ

ヨツバヒヨドリ・・・か?

立山あざみ

ワレモコウとアキノキリンソウ(黄色)のコラボ。

ワレモコウ、弥陀ヶ原では一番よく見かけた花。

ワレモコウとシモツケソウ。

当初、4時間後のバスを予約していたが、途中でおにぎりを食べ休憩しても
「外回りコース」は、2時間ほどで歩けた。

急遽、バスの予約を早めてもらい弥陀ヶ原発9:35のバスで下山。

このバス、満席なら乗れないのだが、こんな早い時間に降りて来る人は少ない。
まだまだ、室堂へ向かうバスは満車で続いているぐらいだから。

ゼッケンを付け室堂に向けて歩く人達。

海抜0mの富山湾から3003mの雄山を目指す「立山登山マラニック」らしい。

朝4時スタートし65キロの道のりを走り、歩き15時までにゴール。
はぁ、過酷なレース。

10時前に立山の駅に到着。

立山の駅前は観光バスが並び、多くのツアー客や一般客があふれていた。

立山をイメージしているのか、山のレリーフが付いた照明柱。

富山インターから北陸道へ入るが、立山インターの方が近かった。