伊万里の大川内山へやってきました。
私は、初めての訪問です。
会社の旅行で来た事があるダンナは、ここでも別行動。
おかげで、ゆっくりマイペースで歩けました。
大川内山は、磁器を最初に完成させた鍋島蕃の御用窯が
あった所で、情報が漏れないよう入り口には
関所まで設けられていたという。
現在は、30軒を越える窯元が集まる磁器の里で、
小道を挟み、ウインドウに飾られた磁器を眺めながら散策できる。
入り口に架かる橋は、ごらんのような磁器で飾られている。
ダンナが私のためにと撮ってきた写真を見ていたが、
自分の目で見てその立派さには驚いてしまった。
橋の欄干部分には、割れた磁器の破片が埋め込まれていた。
昔、実家にあった湯のみの絵柄もあり、今は亡き両親との
家族団らんの様子を思い出してちょっとセンチに・・・。
ウラに回ると、こちらも染付けのタイル貼り。
もう一方のウラ側もこの通り素晴らしいです。
大きな壷が乗っている架台も、磁器の破片で仕上がっている。
ウラからオモテから眺めていると、思わぬ時間が経ってしまった。
ここは、まだ入り口。
先には、私を誘うかのような店が軒をつらねている。
先を急がなきゃ・・・。