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串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

九州初詣旅-黄牛の滝

2013年01月23日 | 旅-九州・沖縄

2013.01.05 「奥阿蘇の宿やまなみ」をチェックアウトし、やまなみハイウェイへ。

今日の泊まりは別府だが、そこへ行くまでどう過ごすか予定が決まっていない。

とりあえず、しょぼい冬タイヤなので、凍っているだろう牧ノ戸峠越えは避けて竹田方面へ向かう。

 国道442号線を走っていると「黄牛(あめうし)の滝」2キロ、という標識発見。

黄牛の滝は行きたかった所。

迷わず右折し、あめうしの滝を目指す。

黄牛で「あめうし」とは、知らなければ絶対読めない。

田園風景の中を走って行くが、標識はなく「ほんとにこの道でいいの?」と、思ったが、
「宮城温泉であいの湯」の看板を頼りに走ると、駐車場が現れ、とうちゃこ~。

トイレ完備の広い駐車場に車を停め歩き始める。

「黄牛の滝」の黄の板以外の3枚は下に落ちていた。

滝までは324m。 

民家の横をすり抜けると急勾配の階段。 

下りて行くと水音が聞こえて来た。 

流れる水量は多い。 

 落ち葉の積もる遊歩道を歩いて行くと。

遊歩道の先に滝が見え始めた。 

 落差20m。一気に落ちてくる水量は凄い。

滝まで少し急な階段はあるが、歩く距離は短く簡単にたどりつける。

駐車場や遊歩道は、この上流に作られた「稲葉ダム」の周辺整備の一環として整備された。

それまでは地元の人もなかなか見れない幻の滝だったらしい。

公共事業のバラマキ・・・と、思っていたが、私もそのお陰をこうむっている。

 

ずぼらして、三脚は持参しないで、手持ちで撮った水の流れ。

連続撮影で3枚ほど撮り、その中で手ぶれの少ない写真を載せています。

黄牛の滝の上部からも見る事が出来る・・・家に戻ってから知りました。

そういえば、滝口の方に道路が見えたような・・・。


九州初詣旅-産山村へ

2013年01月17日 | 旅-九州・沖縄

 今宵の宿のある産山村へやって来ました。

そして、是非入ってみたかった産山村に2箇所ある温泉施設の一つ「花の温泉館」へ。

「やまなみ」さんの湯とは違う、と、いう事なので楽しみにしていました。

営業してるのかなぁ・・・?と、思ってしまうほど広い敷地内にあります。

館内、コンクリートの打ちっ放し仕上げなので、広い脱衣所は寒々としている。

この通路を通って風呂へ。寒い、寒い・・・。

浴室もタテに長く、カランの前に座っても寒い。

湯船は一番奥に。

ふ~、岩風呂に黒に近い緑色の熱い湯がみたされています。

内湯からも露天風呂へ出られるのですが、施錠してあり、この時期露天風呂は使われていない。

露天風呂が使えなくても入浴料金は変わらず400円。

岩にこびりついた抽出物は小さな突起状のもので、触れると痛い。

へたに座ったものなら、おおいたた・・・。

今は山の上に源泉があり、そこから引っ張って来ているので、少し加温が必要。

熱交換機で加温して源泉掛け流しです。

敷地内900m掘って、新源泉を得たとかで、3月頃から新源泉に変わる予定。

久住連山が夕陽の輝きます。

「水」の草文字が見えますか?

こんな文字が書かれているの、私も今回初めて知りました。

池山水源の水、もちろん汲んで帰りました。

「奥阿蘇の宿 やまなみ」さん、去年の10月に続いての宿泊です。

連れが風邪ぎみなので、布団を敷いておいて欲しい・・・と、途中で電話しておきました。

これ、ちょっとやみつきになりそう。

一風呂浴びては布団にもぐりこんで、すっかり湯治気分。

私は忙しいですが・・・。

今回の部屋は「ヒゴタイ」の向かいの「さくらそう」。

入った所にトイレがあり、洗面所は部屋の奥。

ちょっと使いにくいかなぁ・・・。


九州初詣旅-阿蘇神社

2013年01月16日 | 旅-九州・沖縄

一宮門前商店街を神社の方に戻ります。

神社への参拝を後回しにし、水基やコロッケに夢中になってたとは・・・。

バチが当りそう。

手洗水も豊富に湧き出る水基。

この神社は珍しい横参道らしい。

この手洗水の向こうに見える道は、その参道。

鹿島神宮、筥崎宮と並んで日本三大楼門の一つといわれる楼門の高さは18m。

筥崎宮とよく似た感じだなぁ。

創建は紀元前282年といわれるたいそう由緒ある神社で肥後国の一宮。

阿蘇国造りの神々を祀っていて、かつて阿蘇の火口に上社があり、こちらは下社だった
らしいが、今、その上社はない。

軽く(どういう意味?)参拝を済ませます。

阿蘇神社を過ぎるとやまなみハイウェイもすいすい。

かつて、この辺りでいねむり運転をし、路側へ突っ込んだ事がありました。

眠りを誘うのどかな道ですねぇ。

久住連山が見えてきました。

草紅葉の丘の連続、い~ぃ眺めです。


九州初詣旅-阿蘇一宮門前商店街

2013年01月14日 | 旅-九州・沖縄

 国道57号線宮地駅から県道11号線(やまなみハイウェイ)に入った途端道路が渋滞。

以前、お正月に通った時もえらく渋滞していたが、今日は4日、少しはましだろうと
思っていたが、甘かった。

阿蘇神社への初詣客の車がず~っと続く。

私もその一人なので文句は言えないが、地元の人や通過するだけの人にはえらい迷惑な話だ。

駐車場は入れ替わりが早いのだろう、案外スムーズに停められ、神社への参拝は
後回しにして、隣接した阿蘇一宮門前商店街へ。

阿蘇の豊富な湧き水が200mほどの商店街に14箇所も湧き出している。

地元では水基(みずき)というらしい。

商店街の奥にある「猿太彦の泉」。

「菓恋水」

びっしりと生えたコケが素晴らしい。

 

「金脈の泉」と、それぞれに名称が付いている。 

商店街を歩いていると、手に手に紙袋を持ち、何か食べている。

客が出て来たのは阿蘇「とり宮」という精肉店。

肉の前に客はいない。

入口に近い所でコロッケやミンチカツを注文する。

名前を聞かれ、店内でしばし待つと、名前が呼ばれてアツアツ揚げたてのコロッケが。

よく間違わないで品物が渡せるなぁ・・・と、感心した。

店内にもそして店の横にも食べる席が設けてある。

アツアツを頂きます。

一番のウリは「馬ロッケ」らしいが、馬は食べられない私は「かぼちゃと栗のコロッケ」と
「ミンチカツ」。

お味は・・・??? 


九州初詣旅-冬の阿蘇

2013年01月13日 | 旅-九州・沖縄

2013.01.04 小倉から九州自動車道に乗り熊本を目指す。

目的は阿蘇神社。

経路は色々あるが、時間的に一番早いだろう高速道路で熊本インターから
国道57号線に入る事にしたが、57号線がちんたらちんたらで進まない。
やはり57号線は避けるべきだったかもしれない。

天気がいい。

これは行かなくちゃ・・・と、予定してなかった阿蘇山上へ向かう事に。

道の真正面にどんと構えるのは杵島岳・・・か?

 

 草千里展望台からの眺めは素晴らしい。

夏の青葉、秋の草紅葉、そして今は雪化粧。

草千里は凍っているらしい。

 

中岳に向けて走る。

道は乾いていてノーマルタイヤでも全然問題ない。

この日は、ロープウェイの阿蘇山西駅から有料の公園道路で火口まで上がれた。

5月に訪れた時は、車で上がる事も出来ず、もちろんだがロープウェイも運転休止だった。

しかし、火口のそばまでは行けない。 

展望所に上がり見渡すが、火口は見えない。

あたり一面硫黄臭が漂い、せきをしている人もいた。

やはり火口を見るのは無理か、もう下りよう・・・と、車に乗りかけた時、ゲートが開き
人が火口の方へ歩いて行くのが見えた。

風向きが変わらないうちに早く見に行かなくちゃ・・・と、急ぎ足。

90%以上が水蒸気という火山ガスが凄い勢いで噴出し火口の中まで見えない。

風向きによって立入禁止になったり解除されたりするらしいが、展望所辺りに火山ガスが
向かって来ているような・・・。

阿蘇山の活動が活発化しているのだろう。

数年前には、ぐるりと遊歩道を歩けたのだが、今は立入禁止。

 

外輪山の連なりを眺めながら阿蘇駅の方へ下りて行く。 

道路のすぐ近くで馬が草を食む。

何度も見ている阿蘇山だが、この雄大な自然は見飽きる事はない。

 

パノラマ画像を2枚


九州初詣旅-小倉にて

2013年01月12日 | 旅-九州・沖縄

小倉、初めての訪問でした。

11月2日から始まっていた小倉イルミネーションを見に。 

小倉駅新幹線口には子供が喜びそうなメルヘンチックな飾りに灯りがともります。

 

 

駅の構内を抜けて小倉城口には豪華なイルミネーション。

「ようこそ小倉へ」と、パープルに輝くウェルカムゲート。

嬉しいなぁ・・・。

 LEDの開発・普及のお陰で、こんな豪華なイルミネーションが楽しめるようになったんですね。

賑やかな小倉の通り、駅前商店街や魚町銀天街を歩き、小倉井筒屋クロスロードへ。

そして紫川リバーファンタジア。

紫川にかかる「鴎外橋」は灯りのトンネル。

 

11月から始まっているので、見物人は分散されているのだろう、1月3日のお正月と
いえども混雑は無く、案外好きなスポットで写真が写せました。

クリスマス時分には混んだんだろうか?

川辺に続くイルミネーション。
紫川だから灯りの色はパープルなんだ!と、少々鈍い私。

 

 

 

小倉イルミネーションは1月10日で終わっています。

どうせなら成人の日まで開催すればいいのにと思いますが・・・。

初めての小倉、賑やかで優しい街だと感じました。

エスカレーターやエレベーターが結構完備されていて、駅中では階段を使う事もなく、
道路脇の歩道にさえエスカレーターがありました。 


九州初詣旅-門司港にて

2013年01月10日 | 旅-九州・沖縄

 門司港レトロときたら、まずはJR門司港駅。

しかし、フェンスが張り巡らされて表玄関から入れない。

築100年を迎えた駅舎は国の重要文化財に指定されているが、老朽化が進んでいるので
補修工事が行われている。

工事が終わるのは平成30年3月末の予定。

駅そのものは営業中なので中に入ってみる。

 

ペンキもかなり剥げ落ちているなぁ。

歴史を感じていいのだが、補修後はきれいに塗り替えられるのだろう。

ちょっと寒々しいが、観光客も多い。

門司へ来たならこれを食べなくちゃ!

と、いう訳で焼きカレーを。

いつも高速道路のサービスエリアで食べるのだが、おいしいと思った事はない。

今日は違う。

自家製カレーにはコロコロの肉。

生卵を乗せ、チーズをふりかけ香ばしく焼きあがっていて、とてもおいしい。

このお店で食べました。

さぁ食べようと思った時に携帯が鳴り、連れの用事が済んだという。

急いで食べ終わり、門司港駅から列車で小倉に向かう。

もう少し門司港でゆっくりしたかったんだけど、結局焼きカレーを食べただけ。

今宵の宿は小倉。

小倉駅から北へ歩くと海と工場が広がっていた。   


九州初詣旅

2013年01月06日 | 旅-九州・沖縄

下関から小倉~阿蘇~別府と巡った九州の旅から戻って来ました。

小倉の夜を彩るイルミネーションは素晴らしかった。

冠雪した阿蘇中岳の噴火口。

上2枚は黄牛(あめうし)の滝。

別府の宿から眺めた今日(1/6)の日の出。

湯煙上がる鉄輪温泉街越に高崎山を望む。

詳しくは後日アップします。


羅漢寺から青の洞門へ

2012年12月08日 | 旅-九州・沖縄

 羅漢寺参道の前に広い駐車場がありました。

 

 

羅漢寺へはリフトで上がって行きますが、昔来た時、私はリフトに乗った覚えはない。

リフトで上ったんだろうか?歩いてだったのか

悩みは解決しました。

リフトの開業は昭和44年。

私はそれより前に来ていたんだ。

リフトを降りると2~3分歩くだけで山門に到着。

右下に見える階段が参詣道だから、昔はこれを上って来たのだった。

左の岩壁は崩れてこないのだろうか?

羅漢寺は、岩壁に無数の洞窟がある羅漢山の中腹に建てられ、この山門や本堂なども
洞窟に埋め込まれるように建っている。

五百羅漢が納まっている無漏洞(むろどう)に到着。

ごはんしゃもじがいっぱい。

願い事を書いて各自釘で打ちつけるようだ。

 

この光景はよく覚えている。

正しくはこの光景しか覚えていない・・・かも。

天然の洞窟の無漏洞。

こちらは本堂。

ここへ入るには拝観料金が必要。

お金が惜しくはなかったが、本堂には入らなかった。

でも、もう来る事はだろうから、入っておくべきだった。

 

 千体地蔵の横を通ってリフト乗場へ。

45年程前に一度だけ訪れた事のある羅漢寺。

その当時、観光客(参拝客?)は、ほとんどいない静かなお寺だったように思う。

興味津々で覗いた五百羅漢に不気味さを感じたのを覚えている。

そしてもう一つ、この下の土産物屋で買った帰った「巻柿」が珍しくて、おいしかった事。

干し柿を縄で巻いたもので、薄くスライスして食べる。

これを買って帰ろうと土産物屋を覗いたが売っていない。

聞けば、今は作ってないとの事。

原料の干し柿も国産(地元産)だと高くついて、もう作らないらしい。

地方へ行けば、時々売っているのを見かけるのだが、そんなに高くはないあの柿は国産?

干し柿、高いですねぇ。

柿をむいて吊るしておけば簡単に出来るのに、どうしてあんなに高いのだろう?

羅漢寺へ行くなら絶対に買って帰ろうと思っていた巻柿。

巻柿を食べながら45年前のピチピチに戻ろうとしたのに・・・。

デジブックに大きな写真をアップしています。

九州紅葉旅はこれで終了です。

東北紅葉旅は中途半端でほったらかしていますが、明日、丹後木津へカニを
食べに行って来ます。

雪です、暴風雪の予報も・・・。

デジブック 『羅漢寺から青の洞門』


古羅漢探勝道

2012年12月06日 | 旅-九州・沖縄

2012.11.14 羅漢寺へ向かう。

前回、ここを訪れた時は18歳だった。

それから何十年経ったんだろう。

感慨にふけっていると目の前に奇岩が現れた。

羅漢寺の駐車場だと思い車を停めるが、これが間違いだった。

寺の案内などない。

ここを登って羅漢寺へ行くんだろう・・・か?

45年も経ってるんだから、昔来た時の事はすっかり忘れている。

急な道(参詣道というらしいが)を登って行きながら、羅漢寺はこんな道を登って行ったかなぁ・・・???

いつもパワーを出し惜しみする連れが、ぐんぐん登って行く。

天人橋という地点までやって来た。

えぇ~、ハシゴ?

このハシゴ、佐渡金銀山のジオラマで見た、あれだ。

人足が上り下りしてた、あれ!

これを上がるのは危険。

上って行った最高地点は飛来峰と呼び、室町初期に造られたと推定される国東塔があるらしい。

下に降りる道があり、クサリが渡してある。

連れはこれを下ると言うが、私は嫌だ!

晩秋だからヘビは出ないだろうが、気持ち悪くてこんな道歩けない。

私は来た道を引き返す。

眺望の良い天然の空洞に・・・と、案内板にはあるが。

道はこの下をくぐって行く。

数体の石仏や菩薩像が安置されている。

羅漢寺への道ではなく「古羅漢探勝道」だったんだ。

下りて来てこの標識を発見。

連れはこの崖を下りて来た。

岩から金具がはずれ、クサリは用を足さない場所もあったという。

このトンネルの先に羅漢寺の駐車場があった。

そこに停めれば、こんな冒険はしなくて済んだのに。

でも、思い出に残る体験をしたと思えば、それも楽しい。


華まき温泉

2012年12月01日 | 旅-九州・沖縄

話がアチコチに飛んで・・・。

五家荘から人吉へ出ました。

人吉は何度か来て、市内にある温泉もある程度は入っているのですが、
未湯でどうしても入りたい温泉があったのです。

華まき温泉・・・泡がいっぱい付く温泉として有名。

人吉市内から少しはずれ、田畑の広がる田園の中を走る。

分かりやすい標識がポイントに建っている。

内湯のみで露天風呂はない。

先客が一人、湯船からあふれ出た湯で体を洗っておられる。

それほど豪快な掛け流し。

身を沈めるとたちまち細かい泡が体にびっしりと付く。

噂通りだぁ。 

ご主人と話をする事ができ、貸切湯を見せていただいた。

使う度に湯を交換するシステムではないみたいだが、こちらも湯船からどんどこ
湯があふれ出ている。

この時期は加温されているが、夏場は5ケ所のうち3ケ所の貸切風呂は、
加温してない源泉そのままで提供される。

源泉風呂ならもっと泡が付き、さぞ気持ちが良いだろう。

それぞれ畳が敷かれた脱衣所兼休憩所があり1時間1500円で利用できる。

34度ほどのぬるい源泉がドバドバ。

湯船の湯は加温されている。

加温すれば泡は消えてしまうのが私の中では常識だったのに、ここは大量の細かいい泡が付く。

炭酸の粒子が細かいから加温しても泡が消えないと、ご主人からうかがった。

加温して掛け流し・・・燃料費がかさむだろうに、利用者にとっては贅沢な話で嬉しい事。

ここは、近くに来る事があれば、是非、又寄ってみたい。


源泉名:華まき温泉 泉質:ナトリウム・炭酸水素塩泉
温度:34.1度 PH=8.36 
Na=438.1 Cl=68.2 HCO3=886.1 成分総計:1538mg/Kg


 

人吉からは九州自動車道に乗らず、球磨川沿いに国道219号線で熊本を目指す。

国道219号線は八代まで球磨川とJR肥薩線に沿って走る道で、きっと眺めは良いだろう。

残念ながら日が暮れてしまい、景色は何も見えなく、時間だけかかってしまった。


 熊本城の天守閣はライトアップされていた。

明日の早朝熊本城へ行こう。

一夜明け、熊本城へ。

泊まったビジホからは歩いて10分ほど。

しかし、城内には入れない。

どうりで、歩く地元民の姿がなかったはずだ。

たいがいの城、早朝天守閣へは上れないが、城内は自由に散歩できるんだが・・・。

 

これが武者返しの石垣だろうか?


 

話は全然変わりますが、九州入りする前のPAの野良ちゃん達は、元気にしているだろうか?

寄ってみました。

探すまでもなく現れ、エサをもらっていました。

半年前よりも少しはたくましくなっている様子でほっとした。

 


五家荘へ-2

2012年11月27日 | 旅-九州・沖縄

話を九州に戻します。

2012.11.12 五家荘の梅の木轟を見た後、平家の里へ向かう。

こんな快適な道もあるが、平家の里へは国道445号線から県道159号線へ。

この159号線が、またしても離合困難なくねくね山道。

秘境、隠れ里・・・。

菅原道真の子や平家の落人が追われて追われて逃げ込み、安住の地となった
五家荘はそんな言葉で語られるが、今も正にその言葉通りの場所だと思った。

樅木の吊橋にやって来ました。

だいぶん落ちてしまったドウダンツツジが迎えてくれます。

「あやとり橋」から眺める「しゃくなげ橋」。

吊橋は2本の親子橋。

以前は生活道路としてかずら橋だったらしいが、今もこの橋の対岸に民家はあるのだろうか?

全長72m 高さ35m の あやとり橋。

しゃくなげ橋からあやとり橋を見上げて。

全長59m 高さ17m の しゃくなげ橋。

平家の里の駐車場のドウダンツツジは満開。

大きくて見事です。

五家荘のドウダンツツジは背の高い木が多い。

ここまで育つには何年ぐらいかかるのだろう?

少し登って平家の里への入口。

上にも駐車場があったようだが、この日は車が多くて満車。

入場料金が要ったのにはちょっと驚く。

でも、ここまで五家荘では入場料金というようなお金は払っていない。

財布の口は閉まっていたが、それぐらいのお金は落として当然だろう。

紅葉もぴったり見頃。

茅葺屋根の古民家を移築した食事処もあり、いい雰囲気と思っていたら・・・。

う~ん、渋さはなく、趣味の悪い色合いの能舞台。

せめて黄色はなんとかならないのだろうか。

同じ色合いの建物、資料館に入り展示物を見る。

平家の落人だけだと思っていたが、菅原道真の子供も藤原氏の追っ手から逃げ
五家荘にたどり着き、その子孫がおられる事もここで知った。

今でこそ車で来れるがその昔、連なる山々を越え、逃げて逃げ落ちて来た人々の
苦労に想いをはせ、平和な世の中に暮らしている有難さに感謝。

 昨年の水害被害か道路の修復作業がアチコチで行われていた。

まだまだ見るべき所のある五家荘だが、人吉へ出たいので観光はこれで終了。

見残した左座家(菅原道真の子孫)、緒方家(平家の子孫)、せんだん轟・・・又
見に来る事が出来るだろうか?

この次来る事があっても、二本杉峠から入らずに人吉からアクセスしようと思う。

 参考にさせていただいた五家荘ネット

 大きな写真をアップしています。

デジブック 『五家荘にて』


五家荘へ-1

2012年11月22日 | 旅-九州・沖縄

2012.11.12  九州、だいだいの所は見て回っているが、
まだ行った事がないのは、五木村に椎葉村辺り。

いつか行こうと思いながら、地図を広げて眺めるが、ついでに・・・と、いう訳にはいかない
所なので、ついつい後回しになっていた。

しかし、紅葉の名所でもあるらしいので、今回思い切って五木村五家荘へ行く事に。

霊台橋を見た後、R445へ。

紅葉に出迎えられ、るんるん気分で車を走らせていたが・・・。

すぐに一車線の狭い道路になった。

400番台の国道は酷道が多いが、ここもその一例か?

くねくね曲がる山道、そして霧と雨。

前を走る佐世保ナンバーの車、上手な運転でこの道を走って行く。

付いて行く方が楽なので、遅れてはならじ・・・と。

二本杉峠の展望台に到着。

しかし、霧に包まれ何も見えない。

途中の山々は紅葉していたので、晴れていれば赤や黄色が点在する山容が見えただろうに。

寒い中、待っていてくれたのは「ひまわりグループ」のおばさん達。

のぼりには「大井早地域・・・・」と、あったが、ここへ到着するまで集落はあっただろうか?

もっとも深い霧で見えなかったのかもしれないが・・・。

だご汁300円、ぜんざい200円。

ふ~、あったまった。

大根、しいたけ、こんにゃく、里芋の煮しめは食べ放題のサービス。

食べて、食べて・・・と、ふるまって下さる。

素朴ながらよく味がしみこんだおいしい煮物だった。

延々と続いた酷道ドライブで心身ともに冷えていた身に嬉しいおもてなし。

寒い中、ご苦労様と言いたい気分。

ここが二本杉峠かと思いきや、峠はほんの少し先だった。

二本杉峠に到着。

しかし、やはり濃い霧。

峠から再び酷道へ。

部分的に片側一車線の所はあるが、ほとんどは離合困難な細い道。

少し天気は回復してきたようで、山々の紅葉もはっきり見え出した。

長い吊橋、梅の木轟公園吊橋を渡り、梅の木轟を見に行く。

この辺りでは滝の事を轟(とどろき)と言うらしい。

途中吊橋が2本ほどかかる遊歩道が滝まで続いている。

この遊歩道や吊橋が整備されるまでは山道もなく、人里離れた渓谷で、梅の木轟は
幻の滝と呼ばれていたらしい。

15分ほどで滝に到着。

アップダウンはあるが歩きやすい遊歩道で、多くの人が訪れていた。

デジブックに大きな写真をアップしています。

デジブック 『五家荘梅の木轟』


秋の山吹水源

2012年11月20日 | 旅-九州・沖縄

 池山水源から産山村のもう一つの水源、山吹水源に向かいます。

途中、思わず停めて

車1台が通れるだけの道沿い、小さな畑まで飾る落ち葉。

自然が造り出す光景に見とれてしまう。

ほとんど通る人も居ない小道にひっそりと美しく燃える紅葉。

今回の旅で一番印象に残った紅葉でした。

山吹水源の水汲み場は一箇所だけ。

水を汲む目的なら池山水源でしょう。

 

木枯らしがびゅうびゅう、寒いです。

歩きやすい道だが、水源までは10分ほど歩かなければいけない。

その点、池山水源の方が楽だが、こちらは神秘的で、私は好き。

 

 

 

 

 目をつむれば森の妖精達がダンスしているような錯覚に陥ってしまう。

私達の他、誰も居ない。

こんなステキな光景を独り占めするなんてもったいないなぁ。

半年前に訪れた時は少し人が居たが、今日は時々雨が降るあいにくの天気。
時間が限られた旅行者しか訪れないのかな。

雨と風も強く寒い日でしたが、実に見事な光景に出会えて嬉しかった。

 

 

 

産山村は、ほんとうに標識が整備され迷う事なく目的地へ行ける。

池山水源で、ほとんどタダで水をもらい、美しい山吹水源を楽しませていただいた。

「やまなみ」さんに泊まるから少しはお金を落とすのだけど、なんだか申し訳ない。

産山村の公共施設「花の温泉館」、やまなみさんとは源泉が違うので、
入浴してみたかったが、定休日で入れなかった。

又、季節を変えて産山村へ行こう。

今宵の宿、やまなみさんが見えて来た。

この見えている部屋がお願いしておいた角部屋の「ヒゴタイ」。

駐車場に車を停め、橋を渡り宿へ。

 わぁ~、紅葉に包まれている。

デジブックに大きな写真をアップしています。

同じ写真もありますので、お暇ならどうぞ・・・。

デジブック 『秋の山吹水源』


秋の池山水源

2012年11月19日 | 旅-九州・沖縄

2012.11.13 今日はお気に入りの宿「奥阿蘇の宿 やまなみ」さんで泊まります。

今年の5月にも泊まったので、丁度、半年ぶりの再訪。

チェックインするまでに、近くの池山水源へ。

おぉ~、素晴らしい!紅葉してる~。

手前のどうだんつつじは終わりかけかな?

観光バスが停まり、老人会らしき団体さんも見学に。

駐車場は広いし、歩く距離も短いので、我らお年寄りにも優しい観光スポット。

久住連山からの贈り物は毎分30トン。

産山村の大切な水源で、宿の「やまなみ」さんも、全ての蛇口からこの水が出て
もちろん生で飲用。

新緑の頃とは又違う表情を見せてくれる。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


あぁ~、きれいな眺めだった、と、すっかり満足して戻ると、連れが水汲み中。

手伝ってペットボトルに頂く。
デジブックに大きな写真があります。同じ写真もありますので、お暇でしたらどうぞ・・・。 

デジブック 『秋の池山水源』