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串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

二度目の神明温泉すぎ嶋

2015年11月13日 | 宿-東海

2015.11 岐阜の神明温泉湯元すぎ嶋へ2度目の宿泊。

例年、宿の回りの紅葉は、例年11月第一週過ぎが見頃になると大女将から聞いていた。

それには少し早いが、今年はどこも1週間程早く色づいているので、丁度良かったかもしれない。

 

左のモミジは、まるで血染めのモミジのよう。

屋敷門を入り、玄関までのアプローチ。 

 アチコチに吊るされた干し柿、猿が失敬するらしい。

 

チェックイン時、この煙の臭いが館内に充満していたが、嫌な臭いではない。 

 

 右手の階段を上がると2階の客室。

 風呂や食事処に近い1階にも何部屋かあるが、リーズナブルな囲炉裏無しの部屋は2階に2部屋あるのみ。

部屋は前回と同じ部屋。

手前に囲炉裏無しの部屋が一部屋あり、今回はその部屋に泊まりたくて、予約時「椿以外の部屋で・・・。」と、希望を書いておいた。

しかし、椿だった。

手前の部屋は少し大きいようなので、2人ならこちらしか仕方ないのだろう・・・と、諦めたが、隣の部屋にチェックインした客は赤ちゃん連れの夫婦だった。

宿への希望なんて読んでくれてないのだろうか?

部屋へ通された時点で失望し、この失望感はその後も続いた。

前回と同じように、貸切風呂の明神山は夕方の時間帯はすでに予約が入っていた。

そして、これ又前回と同じように、早朝の食事前に入る。 

 

ほんのり硫黄が香る良い湯だ。

香りは、内湯よりもこの露天風呂の方がよく感じる。

 

内湯に何度入っただろうか?

そして、もっぱらこの小さい源泉槽に浸かっていた。

小さい浴槽は35度ほどの源泉掛け流し。

じっと浸かっていると、目で確認出来ないが細かい泡が付いているのだろう。

手でなでると、泡付特有のぬるぬる感があり、泡が湯面に浮く。

大きい浴槽は加温浴槽で、この2つを交互に入るという贅沢な温泉。

しかし、他の客は、温泉といえば温かいものだと思っているのか、このぬるい源泉浴槽に入る人はほとんどいなかった。

源泉の交互入浴が最高だと思うのだが・・・。 

 

 貸切露天へ行く途中に、源泉露天風呂付き、蔵を改造したメゾネットタイプの部屋が2室ある。

貸切露天に入った後、敷地内を散策。

さかなのさと すぎしま

7:00過ぎ、釣り人が訪れていた。

美しい山里だと思う。

春は桜(4/10~4/20頃が見頃)、夏は紫陽花、秋は紅葉、雪に包まれる頃も美しいだろう。

 

 

食事場所は6人程が座れる広い囲炉裏端。

もちろん個室だが、隣の声はよく聞こえる。

そして隣は6人はいただろうか、うるさい!

夫婦で静かに味わいたいのに、どうしてこんな食事場所をあてがったんだろう?

部屋の件といい、不信感がむくむくと・・・。

料理も前回よりは質が落ちているように感じた。

左手前の小鉢は、岩魚のうるか。 

松茸の土瓶蒸し、鮎の塩焼き。

刺身はちょっと変わっていた。

手前の大きな身は、岩魚の湯引き。

さぞかし大きな岩魚だろう。

赤い身は、マスのタタキ、それに刺身こんにゃく、汲み上げ湯葉。

これは別に注文した岩魚の唐揚げ

昼食休憩の食事コースには、この岩魚の唐揚げが入っているのに、宿泊の夕食では定番じゃない。

これ、揚げ物の定番にして欲しい。

おいしく頂いたが、松本市近郊山形村の唐沢蕎麦集落水舎で食べたニジマスの唐揚げには及ばない。

前回、要らないなぁ・・・と、思った豚の角煮は出てこず、お汁の中にたっぷりの豚肉が入り、おいしいお汁だった。

朝食も同じ場所で。

食後のコーヒーはない。

朝食後部屋に戻ると、布団は片づけられていた。

1度目が良かったので、もう一度・・・。

2度目も良かった~と、思う宿は、私にとっては本物。

3度目はないかな。

前回はこちら

 

 


湯元館再訪

2015年11月05日 | 宿-東海

リーズナブルな料金、掛け流しの温泉は露天共に一晩中入浴可能、部屋もきれい、そして何より女将さんが作る料理は大変おいしい。

そんな湯元館にもう一度泊まりたくて、Jのふるさと割りクーポンで10月25日宿泊。 

部屋は前回と同じ203号室。

ひと風呂、いや、夕食までに2度温泉に入り、お待ちかねの夕食。

正座不可なので、椅子を用意してもらう。

前回と少し変わっている前菜。

里いもの上は、ムカゴを味噌で和えたもの。

ナスが米ナスのような大きいものだが、味はしっかりしみていた。

岩魚の塩焼きに添えられた丸いものはさるなしの実の甘煮かな?

そば米をしのばせた山芋蒸し。

かかっているアンもいい味。

 

おしのぎは何だったっけ?

冷たくておいしかったが・・・。

 

 

青菜のおしたし、少し味噌が効いていて、珍しいと思った。

一晩中掛け流し。

残念な事に、湯上りに冷水は用意されていません。

朝の露天風呂。

湯元館は12月~3月はお休み。

4月からの予約も受け付けています。

桜とからめて、早々に泊まりに行きたい宿です。

そうそう、髪のコンディショナー冷水は必携です。

朝食時、布団をあげに来られるので、要注意。


濁河温泉湯元館へ

2015年11月04日 | 宿-東海

2015.10.25 紅葉が見頃の神通川沿いに国道41号線を南下。 

 

湯屋温泉ニコニコ荘の前で温泉を汲む。

まるで間欠泉のように、とまっては、どばぁ~っと出て汲みにくい。

しかし、野菜をゆがくのにこの温泉は欠かせない。

アクが抜け、柔らかく茹であがる。

飛騨小坂から県道437,411を走って濁河温泉を目指す。

紅葉は・・・と、いうと赤く染まる木は少なく、目立つのはカラマツ。

カラマツも葉を落とし、それでなくても狭い道の両端は茶色の葉で埋め尽くされていた。

県道441号線、以前走った時は細い道で油断できないと思ったが、今回、細いながらも待避所は所々にあるし、カーブミラーもよく設置されているほうで、前回程の緊張はない。

御嶽山が見えて来た。

この道路、御嶽パノラマラインという名称が付いているんだ。

 

 

一息つけるのにもってこいの場所で、前を通る車はたいがい停車して、この眺めを満喫している。

 

走る事12キロ程で、以前探したものの見つけられなかった水場があった。

大平峠の湧水というらしい。

もっとも、ここまでは来てなかったが。

ちょろちょろだが、ペットボトルの口に合う丁度良い出方で、1箱分頂く。

生で飲めるかどうかは分からない。

濁河温泉へ行くまでにもう1ケ所水場があり、こちらの水の方がおいしいらしい。

濁河温泉から3.5キロ程の地点で流れ出ている。

雨おんなのハズの私、最近は晴れおんなになったみたいで、めでたい、めでたい。

今宵の宿、湯元館に到着。

Jのふるさとと割りクーポンを使用して2人で10000円引き。

夕焼けがきれい、明日も晴れるだろう。

さぁ、湯元館の女将が作るおいしい夕飯を頂こう。


すぎ嶋の食事

2015年09月06日 | 宿-東海

食事は朝・夕共に食事処で頂く。

囲炉裏がきられた個室だが、隣の声はよく聞こえる。 

予定時間になれば、部屋にお迎えがあり、1階の食事処へ案内されるが、入り組んだ迷路を進むようで、翌朝、同じ場所へ行くのに迷ってしまった。

足が下せるのは嬉しいが、向かいと離れ過ぎで、やりとりするにはうんと手を伸ばさなきゃいけない。

鮎が1匹しかない・・・と、思っていたら灰の中に横たわっていた。

お品書きはなく、仲居さんが簡単に説明してくれるが、あいにく書きとめるモノを忘れ、料理は聞き流すだけになってしまった。

この八寸は山の幸満載で実においしかった。

どの料理だったか、鮎のうるかで和えてあった。

分厚い肉を囲炉裏の炭火で焼くが、手が滑り、一切れがこれまた灰の中に。

落ちた鮎は取り替えてもらったが、この肉は洗って頂いた。

フォアグラ添え。

 

充分焼けているが、炭火の上でちょっと温める。

鮎真薯のお吸い物。

刺身はマス、鮎、岩魚にこんにゃく。

 

おしのぎに出た蕎麦はおいしかった。

豚の角煮だが、これは要らないかなぁ。

天ぷらは河フグ。

河フグとはナマズらしいが、あっさりした白身でおいしい。

鮎をまぶしたご飯だが、普通の白いご飯がいいかな。

デザートも盛りだくさん。

食事の量はたっぷりで、味付けも良いし、地の珍しいものも供され大満足。

食事の途中で牛1頭の大女将が挨拶に来られた。

路線バスの旅で「前もって連絡頂いていたら、牛1頭用意しておきましたのに・・・。」と、ユーモアたっぷりに登場されたのを覚えている。

この大女将、チェックアウトの時も玄関に座り、丁寧に見送って下さった。


 

朝食です。

こちらも盛りだくさん。

囲炉裏で味噌汁を温め、片一方では棒葉味噌を焼く。

炭火ではなくガスコンロだったが・・・。

小鉢に野菜料理がいろいろ。

沢庵の煮物は苦手だわ。

はぁ、いい宿でした。

鄙にしては宿泊料金が高いなぁ・・・と、今まで敬遠していたが、泊まってみると、その料金もうなづける。

途中、清流の板取川を眺めながらの行程も楽しかった。

紅葉は11月第1週過ぎあたりらしい。

あの川浦渓谷の紅葉もみたいし、これは再訪だな。


すぎ嶋の風呂-貸切露天

2015年09月04日 | 宿-東海

すぎ嶋には貸切の露天風呂が2ケ所あり、宿泊者は無料で入れる。

チェックイン時に希望の時間を予約する。

15:00きっかりぐらいにチェックインしたのに、すでに予約が2件入っていた。 

建物の外へ出て、竹林の中を少し歩いた所に露天風呂がある。 

 手前が高賀山、奥に明神山(ちょっと怪しい)・・・と、名前が付けられている。

予約した時間になれば勝手に行き、中から施錠し、札を入浴中と掛け替える。

チェックイン日の夕刻、高賀山の方へ。

緑に囲まれ安らぐ露天風呂。 

 カラン&シャワーがあり、ここでも体が洗える。

こちらは翌朝に入った明神山。

造りは高賀山と変わりない。 

時々、ドバッと注がれる温泉は加温されている。

 

今はグリーンだが秋には紅葉、冬は雪景色・・・違う季節にも訪れたいと思わせる露天風呂だった。

 高賀山と違い前に景色が広がる。

美しい里山が目の前に広がる。

露天風呂はこちらの明神山の方がいいなぁ。 


すぎ嶋の風呂-内湯

2015年09月02日 | 宿-東海

風呂はフロント前から別棟へ。 

紅い暖簾がかかる女性用。

ピカピカの床、涼しげなステンドグラス・・・いい雰囲気。

 廊下の突き当りに男性用の風呂があり、時間によって男女の入れ替えはない。

風呂はAM1:00まで、朝は6:00~。

湯上りお休み処も広くて立派、まるでロビーのよう。

古民家を移築したすぎ嶋、柱や梁も黒光りする立派なものでした。

温泉のイワレが書かれた板がかかり、それによると、平成7年仏様の啓示を受け、200日間祈願し、掘削を始めると地下1000mから毎分180L、温度35度の温泉が噴出。

以来、自噴しているらしい。

湯船には川浦山中に自生していた樹齢400年程の高野槇を使用。

 女性用の脱衣所。

アメニティ、部屋には充実しているが、この風呂場には少ない。

タオル、バスタオルは部屋から持参。



 

高野槇の浴槽は4:1の割合で区切られ、小さい浴槽は源泉槽

大きい方は加温浴槽で、残念ながら循環されているようです。

湯口からは30度ほどの源泉が注がれるのに、源泉槽の温度は35度。

加温浴槽から流れて来るのかと思ったが、仕切りはしっかりしていて流れ込んでいる様子はない。

浴槽内にも温かい湯が出ている訳でもないのに、湯口の湯より温かいのは不思議だった。

この源泉浴槽は実に気持ちが良い。

ほんのりと硫黄臭があり、目では確認出来なかったが、体を手で払うと泡付があるような感触がした。

もう少しこの源泉槽が大きいといいのに、一人が入っていたら、もう入りにくい感じがする。 

カランは5ケ所。

シャワーの勢いは良いが、カランはすぐに止まりストレスを感じる。

シャンプー類はポーラの製品。

貸切露天にもこれらが置いてあり、こちらのカランはストレス無しなので、暖かい季節なら貸切露天で洗う方が良い。

内湯に併設して露天風呂はあるが、なんだか入る気がしない露天風呂だった。

こちらは加温されている。

  • 源泉名:神明温泉(自家源泉) 温度:34.3度 湧出量:117L/M PH=8.9 
  • Na=115.7  HCO3=221.5  成分総計:408.7mg/Kg  アルカリ単純泉
  • 自噴で換水は3日に1度

次は貸切露天風呂。

 


神明温泉 すぎ嶋(館内・部屋)

2015年08月31日 | 宿-東海

ここに泊まるという目的がなければ、一生行く事はなかっただろう奥美濃。

福井との県境も近い。

どっしりした門をくぐると、囲炉裏が切られている広い土間に。

ちょっと仙仁温泉岩の湯を連想させる造り。 

 

2800円~7000円、昼食の案内。

15:00きっかりぐらいにチェックインしたが、立ち寄り入浴客や
食事をする人が、私とは反対にぞろぞろ館内から出て来て驚いた。

この日は日曜日、多くの家族連れが温泉や食事を楽しんだんだろう。

「ここが一番良かった・・・」と、すれ違う客が言った。

何が一番良かったんだろう? 

大阪からは辺鄙な山里へ来たと思ったが、岐阜県や愛知の人には、
お馴染みの行楽地なのかな。

途中の清流板取川で川遊びやバーベキューをする家族連れをたくさん見た。

うって変って翌日の月曜日には釣り人が多かった。

木立の中のアプローチもなかなかいい。

 途中に水飲み場も。

ここが玄関。

玄関を入ると、真っ先にピカピカの床が目に入った。

館内の廊下はどこもピカピカ。

掃除は大変だろう・・・と、要らぬ心配をする。

大浴場はフロント前から別棟へ。

立ち寄り客が宿泊棟へは近づけないような造りになっている。

 右手にフロント。

フロント奥にはロビー。

突き当りの階段を上がり、2階の部屋に案内された。

 囲炉裏が切られたお休み処には熊の毛皮が敷かれていた。

 ロビー。

なかなかいい感じです。

上から眺めると、お土産コーナーが見えます。

 

部屋はリーズナブルな囲炉裏無しの8畳間。

部屋からの眺めは悪い。

5畳ほどの広縁。

クーラーも完備。

入り口の右側にウォシュレットのトイレと洗面所。

アメニティは男性用のもよく揃っている。

化粧落としや洗顔料もあるが、大浴場にはこれらはない。

部屋よりも大浴場に欲しいんだが・・・。

中身が入った冷蔵庫だが、余裕有り。

冷水も用意されている。

館内スリッパはないので足袋が付いている。

お着き菓子は落雁。

抹茶の香りと甘さ控えめで、少々ほろ苦いが、わりとおいしい。

この宿いちおしの土産物のようだ。


岐阜県 神明温泉へ

2015年08月24日 | 宿-東海

岐阜県の神明温泉すぎ嶋に泊まってきました。

日本秘湯を守る会のお宿でもあるすぎ嶋、古民家を移築した館内は、黒光りする堂々たるものでした。

ちょっと足を延ばして川浦(かおれ)渓谷へ。

切り立った崖の間の流れ、覆いかぶさる青モミジ。

紅葉するとどんなにきれいだろうか。

詳しくは後日アップします。

 


湯屋温泉 ニコニコ荘の食事

2015年08月22日 | 宿-東海

今回も下呂温泉にあるかばやで鰻を食べる事に。

前回は土用の丑の日だったので混んでたけど、日曜日の今日はどうだろう・・・?

混んでました。

開店まもない11:00過ぎに入ったのに、既に満席状態。

かろうじてカウンター席が2席空いていて、そこに座る。 

出てくるまでに20分ぐらい待たされた。

今日は鰻まぶし丼。

これでもか!っというぐらい海苔がかかっている。

お茶碗も用意され、お茶漬けにしてもいいんだろうが、お茶漬けは好きじゃないのでこのまま頂いた。

前回の鰻重でご飯が多く持て余したので、ご飯少なめに・・・と、お願いしていたら、丁度良い量だった。

肝吸いの味がとても良い。

前回ついていた海鮮サラダうな重定食にのみつくらしい。

 



 ニコニコ荘の夕食は部屋で頂く。

部屋のテーブルが片づけられ、お膳で登場。

う~ん、このお膳辛い。

煮物、やや甘めでおいしかった。

鰻がのった茶わん蒸しは、もう少し濃いめの味がいいかな。

山菜がたっぷりのった蕎麦が出たが、出しは辛い。

岩魚の造りは脂ものりおいしかった。

ビーフシチューが出たが、これはなくてもいいかも。

岩魚の塩焼き。

シチューや塩焼きは熱々が運ばれた。

つみれの入った吸い物にデザート。

吸い物は昼に食べたかばやの方がおいしかったかな。

でも、わたしではこの味が出せない。

朝食は部屋の向かいの大広間で頂くが、やはりお膳。

宿泊客の中には、お膳の下に足が置かれテーブル状にしてもらってた客もいた。

夕食もこの大広間でよいと思うし、テーブルは無理でもお膳だけはやめて欲しい。

源泉で炊いたお粥が出て、塩味も丁度良い。

塩を加えているのかと思ったが、源泉だけの味らしい。

宿泊料金は@11000円だから、料金にしては部屋も料理もまずまず。

朝食を食べてる間に布団は片づけられていた。

 


湯屋温泉 ニコニコ荘の風呂

2015年08月21日 | 宿-東海

風呂は1階、男女別に内湯と露天風呂があり、時間によって入れ替わる事はなく、夜は24:00まで、朝は5:00から入れる。 

鍵のかかるロッカーはなく、ヘアーブラシ、シャワーキャップ、コットンなどはあるが、化粧品関係は無し。 

換気がよくないのだろうか?浴室は湯気でもやっていた。

加温した浴槽しかなくて、源泉風呂はない。

源泉温度は10度ほど。

源泉そのままなら冷たくて入れないかもしれないが、源泉に浸かりたい。

せっかくの炭酸泉なのに、加温してあるので泡付は全然ない。

加温浴槽の下から源泉がぷくぷく湧き出す泉岳館のあの風呂が楽しかったなぁ。 

男女の仕切りの間から加温した源泉が注がれるが、湯口は風呂の中。

泡付のぬるぬる感はないが、炭酸水素が4350mgと多量に含まれているので、つるつる感は凄くあり、存在感の大きい湯だ。

凄い湯量だと思うが、湯船からあふれる事が少なく、空気が送られているのか?と、思った。

たまに湯船からあふれたが、ほとんどあふれない。

脱衣所に循環ではなく掛け流しだと表示されていたが、このあふれ具合を見ると、果たして掛け流しなんだろうか?と、思ってしまう。

成分総計 11124mg/Kg という濃い源泉なので、湯船の縁や底、中板は温泉成分で覆われコテコテ。

管理・清掃も大変だろう。

  •  源泉名:桃原館4号泉 桃原館とは今はない宿名で、ここが持っていた源泉なんだろう。
  • 温度:10.8度 PH=6.46  湧出量:2 L/M と分析表にはあるが、こんな少量ではないでしょう。
  • Na=1841  K=58.3  Mg=23  Ca=241.3  Fe2=16.4  Cl=1552.5  HCO3=4350.7  CO2=2689.7
  • 含二酸化炭素-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉 

露天風呂は温泉ではなく、山水の沸かしたもの。

少しだがアブが飛び回り、ゆっくり入ってられないし、非温泉なのでほとんど入らなかった。

露天風呂から眺める庭園。

風呂場の横に観音様が祀られた飲泉所があり、ここでもペットボトルに湯を汲んで帰る。

やや塩分が効いた炭酸水で、これでご飯を炊くとおいしい。

源泉は間欠泉のように多量に出たり、ちょろちょろだったり。

 


湯屋温泉 ニコニコ荘

2015年08月18日 | 宿-東海

暑さを逃れての温泉旅第2弾、岐阜県湯屋温泉のニコニコ荘へ。

以前泊まった事のある泉岳館の前を通り過ぎ、湯屋温泉の飲泉場横にニコニコ荘があった。

チェックインには少し早いので、ペットボトルに温泉を頂いていると、地元の常連さんと思しき人が汲みに来られた。

宿はすぐ横だからいつでも汲みに来れる・・・と、早々に引きあげチェックイン。

おいしい炭酸泉がゴボッ、ゴボッと出、ペットボトルはすぐに満杯。

広いロビーで中央奥がフロント。

クーラーの横に階段があり2階の客室へ。

客室は1階にはなく、風呂は1階で、やや急な階段を上り下りしなくちゃいけない。

 朝のチェックアウト時、ここで大勢の人がコーヒーを飲んでいたが、あれは別注文なのか?

朝食後のコーヒーはなかった。

新旧の客室があるようだが、予約したのはスタンダード客室8畳間。

電気ポットもあり、クーラー完備。

夜、冷水は用意されなかった。

広縁には立派な椅子が置かれ、隅には中身の入った(空きスペース有り)冷蔵庫。

中の飲み物はチェックアウト時に自己申告。

窓からは宿自慢のよく手入れされた庭園が見渡せる。

こちらは別角度、宿の飲泉場から見た庭園。

季節ごとに山野草が咲くらしくて、是非見たくて翌朝にと思っていたら、明け方から大雨で散策不可。

部屋に入ると右手に洗面所とウォシュレットのトイレ。

タオル掛けが大小有り、これは便利だった。

 アメニティは手洗い石鹸のみで、ドライヤーは浴室にあるだけ。

 


湯元館の風呂

2015年07月27日 | 宿-東海

 風呂は24時間入浴可能

男女別に内湯と露天があり、時間によって男女入れ替わる事はない。

広過ぎない館内はきれいで、移動も楽。

突き当り右手が女性用、左手男性用の浴室。

浴室への入り口。

ドライヤーは部屋にはなくて、この洗面所にしかない。

湯上り後のアメニティは要らないと思う程並んでいたが、化粧落としやクレンジングがない。

無料のマッサージ機。

床、湯船の石は・・・?

よく出来たタイルでした。

開け放した露天風呂への戸口からアブが侵入。

高所なのでアブはいないだろうと思っていたが、アブの数は少ないもののやはりいた。

 源泉は、濁河温泉の町営泉源で、この時期は加水されているかもしれないが源泉掛け流し

かすかな硫黄臭と鉄臭がし、つるつる感ありの良い湯です。

ちょっと熱いかな?と、思うぐらいの温度。

アメニティはこれだけ。

シャンプー後、髪がごわごわすると思ったら、リンスインシャンプーではなかった。

コンディショナーを持参しなくちゃいけない。

 

同じ源泉なのに、露天風呂の方は笹濁り色をしている。

内湯よりは湯温が低く、長湯してられる。

 秋には紅葉露天が楽しめるのだろうか?

高地なので、トウヒなどの針葉樹が多いこの辺り、果たして紅葉は?

露天の湯船は鉄平石との事。

どんどこ入る湯は・・・。

惜しげもなく流れ出て行く。

こちらは男性用内湯で、造りは女性用と同じ。

  •  源泉名:濁河温泉町営泉源
  • 温度:52.8度 湧出量:600L/M  成分総計:2527.6mg/Kg  泉質:Na・Ca・Mg-硫酸塩・炭酸水素塩泉
  • Na=329.5  Mg=75.4  Ca=156.4  Cl=153.6  SO4=635.2  HCO3=738.3


男性用の露天風呂の向うは2階の客室。

仁王立ちでもしようものなら、廊下から上半身は丸見え。

廊下の窓を網戸にし、部屋の戸を開けておくと、上品な硫黄臭が部屋に漂ってきた。

 

 男性用化粧品もさまざま置かれていた。

宿泊料金は@12420(税込)+150(入湯税)で12500円程とリーズナブル。

食事はおいしく、温泉もよく、部屋や館内もきれいで申し分ない宿だった。

欲を言えば、夜の冷水が用意されてないし、コンディショナーも置いて欲しい。

朝食時に布団をあげに来られるので、要注意。

そして、車にはうっすら火山灰が被っていた

こう暑い毎日が続いていると、すぐにでも行きたくなる衝動にかられて困ってしまう宿でした。

 


湯元館の食事

2015年07月26日 | 宿-東海

湯元館の風呂も良いが、おいしかった食事から。

調理は女将さんが作っておられるが、その繊細な仕上がりと上手な味付けに大満足。

夕食は18:00と18:30から選べる。

昼の鰻で満腹だったので、いつもより少し遅らせ18:30~。

2階の広間が食事場所。

衝立で仕切られ、足は下ろせない畳なので私には少々辛い。

お品書きはない。

お嬢さんが運んで来て、簡単に料理の説明をされる。

前菜は鴨ロース、筍湯葉巻の揚げ物、ぜんまいの煮つけ、イカの酢の物、それに小芋。

どれも味が良くておいしい。

 

分厚いお肉、私はよく焼くので少々固くなってしまった。

煮物も薄味でおいしい。

刺身は甘エビ、イカ、それに牛たたき。

大根のケンは、せん切りではなく5ミリほどの輪切りで、みずみずしくてこれもいいなぁ。

よもぎうどん

岩魚の塩焼き。

内臓はきれいに掃除され、身はふっくらで身離れ良く、あまり好きではない私でも、これはおいしい。

夏野菜の天ぷら。

具たくさんの茶わん蒸しも薄味で、宿で食べた茶わん蒸しの中でも一番おいしいのでは・・・と、思った。

デザートの抹茶ババロアも丁度良い甘味でおいしいと思った。



朝食は7:30、8:00~で、いつも一番早い時間に頂く。

ナスの揚げ浸し、抜群。モロッコ豆の味噌和えもしつこくなくおいしい。

鮎の一夜干しは、ほんのり甘いみりん干し。

棒葉味噌は2人前。

味噌が塩辛くなくて、ご飯がすすむ。

出し巻と卵焼きの中間かな?おいしくてパクパク頂く。

残念ながら食後のコーヒーはない。

料理は実においしかった。

私でも同じようなモノは作れるが、残念ながらこんなに見栄え良く、おいしく出来ない。

料理もセンスと持って生まれた天性に拠るものだと痛感。

季節を変えて又食べに行きたい。

 


濁河温泉 湯元館

2015年07月26日 | 宿-東海

暑い毎日が続いています。

隠岐はちょっと休憩して、避暑にもってこいかもしれない濁河温泉湯元館を。

7月24日、下呂温泉側から濁河温泉へアクセスするので、下呂温泉で蕎麦の昼食をと考えていた。

しかし、蕎麦屋の開店まで30分も待たなくてはいけない。

待てない大阪人、途中で駐車場に車が何台も停まっている和食店発見。

そうだった!今日は土用の丑の日

迷わず車を駐車場へ入れ店内へ。

うな重@3100を注文。

二段重の下段にはたっぷりのご飯。たっぷり過ぎて持て余したが。

上段には一匹半の鰻。

ランチという事で海鮮サラダも付き、肝吸いもいい味をしていた。

鰻、そう好きではないので、土用の丑でなかったら、きっと食べてはいないと思う。

下呂温泉側からのアクセスは厳しい。

狭いクネクネ道が延々と続き、「よく酔わなかったね」と、宿の人に言われるぐらいの山道だった。

以前にも一度走ってるハズなのに、覚えていなかった。

宿は温泉街の最奥に位置し、少し行くと御嶽山の飛騨側の登山口がある。

翌朝、宿越しに御嶽山の一部が見えた。

フロントとロビーは2階。

左手に2階の部屋が4部屋、フロントから右へ曲がると風呂と食堂。

2階の客室なら階段は全く使用しないので移動は楽ちん。

この奥に部屋が4室。

1階にも同じような部屋が4室、3階は5部屋かな。

10畳間の部屋で、入り口を入ると右手にウォシュレットのトイレと洗面所がある。

 

使いやすくまとめられ、テレビはBSも受信可能。

広縁の奥に空の冷蔵庫がある。

網戸にし、入り口の戸も開けっ放しておくと涼しい風が通る。

広縁から眺めた夕空。

たくさんの星が見えるのでは・・・と、期待したが、あいにくの曇り空でそれは叶わなかった。

こちらは明け方の眺め。

広縁側から入り口方面を撮った写真で、右中央に見える空調は暖房のみ。

標高1800mに位置する濁河温泉、クーラーは不要との事で設備はない。

夜、寒ければ毛布を・・・と、言われたが、結構暑くて窓を網戸にして寝た。

お迎え菓子のとちの実饅頭、結構おいしかった。

部屋におんたけクーポンが4枚置かれていて、頂いて帰る。

う~ん、残念!下呂市でしか使えない。

明日、下って行く長野県側ではこれは使えない。

旅館御嶽では使えるという事なので、翌日、御嶽でそう欲しくもないお土産を買った。

 


濁河温泉 湯元館

2015年07月25日 | 宿-東海

隠岐は、一番のハイライト国賀海岸にさしかかりましたが、ちょっとお休みで、避暑を兼ねて濁河温泉へ行って来ました。

以前、旅館 御嶽に泊まった事がありましたが、今回は湯元館

評価が良いのもさることながら、この内湯のたたずまいに魅せられて、この宿に泊まりたかった。

露天風呂も良かった~。

詳しくは後日アップしますが、御嶽山の6合目、標高1800mに位置する濁河温泉、涼しかったです。

用事がなければもう1泊したいと思った程、湯良し、味良し、コスパ良し、申し分ない宿でした。