「田園プラザかわば」で伝道活動
10月18日(日)、数年ぶりで「田園プラザかわば」で伝道活動を行いました。
「田園プラザかわば」は、「家族で1日楽しめる道の駅東日本第1位」など「道の駅」での人気は常に上位で多くの人が訪れています。
今回の活動内容は、来客者が多く混雑が予想されることからパネル展示・解説とパンフレット配布を野外で行いました。資材の配置等の準備を始めた8時頃からお客さんが見え始め、他に群馬県商工会連合会主催の「ご当地グルメ大集合」のイベントが開催されていたことから9時過ぎには多数の来客者で賑わいました。
パンフレット配布は、大部分が県外者であるため受け取ってくれる人が多く用意したパンフレットは午前中で無くなりうれしい悲鳴と準備不足を痛感しました。
パネル展示では、富岡製糸場については「行ってきました。」という人も多く世界遺産としての認識の高まりを感じました。それに比べ他の3遺産についての関心は今一つでした。
3遺産はパネルだけでは世界遺産としての価値観が分かりづらいので、蚕のことを交えた解説が大切であることを改めて感じました。また解説中に「蚕の種(たね)」についての質問がありました。専門的なことかなと思いましたが、「蚕の卵」と話せばよかったことが分かりほっとすると同時に、臨機応変の解説方法を学びました。
今回の活動は、「田園プラザかわば」の御理解と御協力により実施できました。活動の終了後、事務局に感謝とお礼の挨拶をして帰路につきました。
途中、M田睦伝道師の案内で沼田市奈良町にある「養蚕神社」を見学しました。この神社は、明治、大正時代にこの地域で活躍した養蚕教師今村満次郎が個人で祭った珍しい神社で、境内には建立の趣旨、鳥居、石段の改修などの石碑があり、養蚕の盛んな往時をしのぶことが出来ました。
参加した伝道師は、M田睦、I上雄、N澤正、U澤祐の4名でした。 (Y.U記)