「前橋しきしま倫理法人会」で講話
令和6年4月12日(金)早朝6:00より群馬ロイヤルホテルで行われた、「前橋しきしま倫理法人会」モーニングセミナーで講話を行いました。
会場入りは5:30との依頼があり、自宅は4:30出発でした。準備や簡単な打ち合わせの後、講演となりました。
演題は「絹遺産の探検~徳江製糸場のはなし~」とし、上毛かるたの読み札で見る蚕糸絹産業の意義を「富岡製糸場と絹産業遺産群」の価値とともに関連づけて伝え、地域で忘れられた絹産業の歩みについて徳江製糸場を事例に紐解き、地域の発展に寄与した先人の姿を伝える内容としました。
最後に、倫理法人会は経営者の集まりであることから、会場の前橋は「県都前橋生糸の街」なので多くの優れた先人がいたことやその功績を振り返ることも今後の経営に役立つことであろうとのメッセージ付け加え、約45分の講話を終えました。
参加者から頂いたメッセージには「上毛カルタを覚えるのと知るのは大違い。群馬県における絹蚕業の歴史の奥深さ、技術革新その地道な取組み姿勢、多難な道のり・・・etc。私達こそちゃんと理解しなくては」や「“繭と生糸は日本一”には優秀な経営者の皆様がたくさんかかわっていたのだと改めて思いました」など経営者の視点から講話を受け止めて頂いたことがわかります。
セミナー終了後は朝食会で意見交換となり、予定を全て終えたのが7:30。帰宅は通勤ラッシュと重なりましたが、すでに一仕事を終えた身には長い一日が待っていましたが「早起きは三文の徳」の言葉を実感しました。(K原 実)