富岡製糸場世界遺産伝道師協会 世界遺産情報

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は日本で初めての近代産業遺産として2014年6月25日付でユネスコ世界遺産に登録されました。

渋川市立橘北小学校へ学校キャラバン・富岡製糸場と絹産業遺産群を学ぶ

2013年01月02日 22時13分07秒 | 世界遺産伝道師協会

渋川市立橘北小学校へ学校キャラバン

 

 平成24年12月20日(木)に橘北小学校(3年生42名、2クラス)で富岡製糸場と絹遺産群およびカイコの生態・養蚕についてのお話と座繰りの体験を指導しながら富岡製糸場と絹産業遺産群の世界遺産登録に向けての推進活動を行いました。

  世界遺産推進課の鈴木、山口職員のもと世界遺産伝道師5名、近藤会長、町田(睦)、中島、町田と新たに今年度から伝道師になった冨岡さんが初参加しました。

  午前8時30分に橘北小学校に集合して、30分の準備後に座繰り体験と富岡製糸場と絹産業遺産群並びにカイコについてのお話を別々の教室で行いました。

 富岡製糸場と絹産業遺産群の説明では、小学校3年生ではやや難しい歴史的背景を近藤会長からパワーポイントを用いて分かりやすく説明がなされました。つづいてカイコの生態と養蚕の話を町田が担当しました。カイコの一生の説明では、パネルと生きたカイコ(2齢蚕、5齢蚕)や実物の蛹、蛾、蚕種、マユをみていただきながらお話をさせていただきました。子供達は今年になってから先生と一緒にカイコを育った経験があったためか、カイコの話を理解しているようでした。座繰り体験では中島、冨岡さんが担当しました。座繰り体験は子供達にとって特別な体験ができたようです。とくに、マユから糸を引き出す瞬間には驚きの声を上げていました。また、マユ糸を付け足す様子も体を乗り出して見入っているのが印象的でした。

 

 低学年の子供達にカイコや糸繰りを知っていただくには、実物に触れることや体験を通して理解してもらうと分かりやすいことを再認識させられました。(J.M)

 

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謹賀新年・富岡製糸場世界遺産伝道師協会・2013

2013年01月02日 00時32分52秒 | 世界遺産伝道師協会

明けましておめでとうございます。

読者の皆様の励ましに支えられまして2012年は「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産登録運動は着実に前進し、ここに 輝かしい2013年を迎えました。

 富岡製糸場世界遺産伝道師協会は“「富岡製糸場と絹産業遺産群」を世界遺産へ”の運動を8年間地道に続けてまいりました。2012年は世界遺産登録に向けて、日本国として推薦書をユネスコに提出するという決定を見るまでの進展がありました。

 会員皆様のご奮闘により秋までの活動回数が2011年の一年間の199回を超えました。「富岡製糸場と絹産業遺産群」の4資産の価値や各資産のつながりなどに関する理解も県民をはじめとして日本の各地にまで広がっています。

 今月中には正式の推薦書がユネスコに提出されます。今年は記念物遺跡会議(イコモス)による現地調査があります。特に管理状況等について詳細に調査していくものと考えられます。地元県民がどれだけ世界遺産登録に熱意を持っているか!といったことも大切な事だと思います。地元、群馬県の世界遺産登録に向けての機運をさらに盛り上げていく必要があります。そして、世界遺産登録に向けての熱い思いを内外に示していく必要があると思います。

 現地調査結果と推薦書の内容審査で来年は世界遺産登録に向けた評価が出され、その評価を基本に夏の世界遺産委員会で登録の可否が審議されることになります。

 2014年の世界遺産委員会に向けて今年は極めて大切な年になります。群馬県民をはじめとしてどれだけ広汎な人々の登録への熱意を盛り上げられるかが大きな課題になります。

 登録までもう一歩です、登録後の運動も見通しながら、2012年を上回る活動で「富岡製糸場と絹産業遺産群」の理解の輪を広げていきましょう。・

 伝道師各位は、各自の健康と家庭の平和に留意しつつ、会員相互の親睦を深めて活発な活動展開できる年にして行きましょう。

2013.1,1 

富岡製糸場世界遺産伝道師協会 会長 近藤 功

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