富岡製糸場世界遺産伝道師協会 世界遺産情報

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は日本で初めての近代産業遺産として2014年6月25日付でユネスコ世界遺産に登録されました。

第9回『国内観光活性化フォーラム』で世界遺産の広報活動(前橋市グリーンドーム)

2013年01月25日 19時52分18秒 | 世界遺産伝道師協会

第9回『国内観光活性化フォーラム』で世界遺産の広報活動

 

1月23日(水)10:30~17:00、グリーンドーム前橋を会場に「第9回国内観光活性化フォーラム」が“ぐんまちゃん”や“くまもん”、“お富ちゃん”、“ゆもみちゃん”など各地の人気のゆるキャラも大集合し開催されました。

2階の正面右手は観光PRエリア、左手は実演販売エリア、三階は物産販売エリアに区分され、10時30分受付開始と同時に国内の旅行業協会の関係者に加え、一般市民がどっと入場してきて、各エリアをあっという間に埋め尽くすほどの盛況でした。入場者は予定の4000名を超えたようです。

「富岡製糸場世界遺産伝道師協会」の活動スペースは観光PRエリアの入り口の群馬県の隣のブースという絶好の場所をいただいての活動でした。群馬県内各市町村や観光協会が出展し、交流を深めながら懸命なPR活動を展開しました。

 

展示スペースはパネル一枚分のスペースで長机一脚(約1.8M)と限られましたので参加の伝道師は4名(近藤会長、中嶋弘副会長、町田睦企画部長、日下部)と世界遺産推進課から高橋補佐、金谷主任の6名で分担しながら活動しました。

一般市民の皆様にはメインパンフレットと2月9・10日の「シルクカントリーin藤岡」のチラシを、観光関係の皆様にはメインパンフレットとぐんま絹遺産を組み合わせながら配布しました。またPCで「パノラマバーチャルツアー」を活用しPRをしました。

全国から参加された観光関係の皆様から“明日富岡製糸場を見学します”という声も多く聞かれました。本日のフォーラムをきっかけとして4構成資産が「日本の宝」として全国からの見学者が増え、世界遺産としての価値の認識が深まることと、また絹遺産へも足を運んでいただけることを期待するところです。

今回も矢張り“富岡製糸場付近の商店街に観光客の受け入れ態勢ができていないこと、観光客が市内を周遊できる街づくり”を指摘する声がありました。

15時過ぎからメインステージでは草津温泉、伊香保温泉、四万温泉、水上温泉を紹介する<わくわく温泉>、<シルクカントリー>では富岡市の座繰り実演、伊勢崎・桐生の織物紹介、沼田などの<歴旅ぐんま>、尾瀬などの<ときめき大自然>、など群馬県観光プレゼンが行われましたので、伝道師4名全員で見学をしました。

来年の開催地の和歌山県知事が次回開催県挨拶で、朗々と和歌山県の観光紹介をされるのを聞きながら、戦略性も含めて群馬県にある沢山の観光素材はまだまだ十分に生かす余地があると感じたところです。

17時までの活動で観光に携わる皆様、観光に関心を持って情報収集に来られた一般参加の皆様に、「富岡製糸場と絹産業遺産群」のメインパンフレットを1800部配布することができ、当初の目的は十分達成することができたと思います。

活動に参加された伝道師の皆様、大変お疲れ様でした。     

(K.K記)

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